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自分の趣味について書き散らかす雑記ブログ。

秋華賞ほか

昨日の競馬は、個人的に実に見どころが多かったので、簡単に振り返ってみたい。

一口出資馬の活躍

自分が出資している馬が1日に2勝した。こんなことがあってもいいものなのか…。

まずは京都2R。ブルヴェルソンがダート替わりで一変。

2017/10/15 京都2R 2歳未勝利【ブルヴェルソン】

新馬戦は府中芝のマイル戦で切れ負け。現地に応援しに行っての惨敗だったからもちろんがっくり来たのだけど、血統的にダートでも活路はありそうだよなーなんて思っていたら、想像以上に手応えのある勝ちっぷり。次はもちの木賞か、樅の木賞か。パドックではちょっと太めに見えた割に余裕のある勝ち方だったし、次も楽しみにしたい。

そして新潟最終レースのトゥザクラウン。震えたぜよ…。

2017/10/15 新潟12R 寺泊特別(500万下)【トゥザクラウン】

ローカルの最終レースのわりに(?)なんだか随分と骨っぽい相手だったし、期待半分不安半分でのレース観戦だったのだが…。直線入って大外から手応えよく伸びてきたのを見て、これは勝ったなと。そのわりにけっこうギリギリだったけどw 喉のこともあってマイルしか使えないっぽいのだけど、今回の勝ちっぷりをみると、上のクラスもすぐに勝てるんじゃないかなーとか甘いことを考えている。

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プリンセス・プリンシパルを観た

ニコ動にて、期間限定でプリンセス・プリンシパルの全話無料配信をやっている、とのことで、試しに1話を観てみたら面白かったのでそのまま最終話まで観た。

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これがまたクオリティの高い、素晴らしいアニメだったわけですよ。自分でチェックしていた夏アニメではよう実が一番面白かった*1けれど、今作も同じくらいの面白さだったように思う。一気に観た分印象に残っているってのもあるんだろうけど。

で、何がどう面白かったか、すばらしかったかは、このブログで言いたいことをすべて代弁してくれていた。
wasasula.hatenablog.com

ニコ動での無料配信は10日までやっているようなので、少しでも興味を持ったなら、ぜひともまず1話を観てみてほしいなー、と思いながらこの文章を書いている。

*1:原作ラノベの3巻までをうまい具合でアニメ化してくれたと思う。二期もあればいいなぁ…。

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帰省した

特別夏期休暇と有休を消化して帰省した。この時期に夏休みをとるのは久々な気がする。地元の友人と会うわけでもなく、帰省するたびルーティーンで過ごすような連休といった感じで、特段新しい何かをするわけでもなく。ほんと、親に顔を見せるためだけの帰省になっているが、美味しい食べ物をたらふく食すことができるので、この過ごし方も嫌いではない。ただ、体重増だけが気になるところではあるけど…。

  • 帰省した初日に霜が降りる*1。その影響で、夜がめちゃくちゃ寒かった。0度近くまで下がったらしい。体調を崩さずに済んで良かったよ…。
  • 旭山動物園に行ってみようと企んでいたのだけど、予定していた日が悪天候で諦める。車で移動すると、高速道路を使わないと片道3時間以上かかるっぽく、それなりに条件が揃わなければなかなか遠出は厳しい。
  • その悪天候だった日、家でゴロゴロしながらプリンセス・プリンシパルを観始めたら、面白さのあまり全話観てしまった。俺は北海道で何をしているんだ…。

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  • 前回帰省時に食べ損なった味の一平で、野菜味噌ラーメンを食べる。いつ食べても美味い。この味、東京でも食べられると幸せなんだがなー…。

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  • 実家でとれたミニトマトを使った果汁100パーセントのトマトジュース。砂糖も何も入っていないので、トマトの味しかしないのだけど、これが妙に病みつきになる味だった。
  • 気まぐれで訪れたGEOで、FF15が中古で2,500円くらいで売っていたので衝動買い。東京で現住居の最寄りブックオフだと、比較的最近確認した時に4,000円以上だったような記憶があって、思ったほど安くなってねーなぁ…と思った印象が残っていたんだが、俺の記憶違いなのか、お店による相場の違いなのか、地域差なのかははっきりしない。ただ、さらに待てばもっと安くなりそうな気もしているし、今すぐ遊び始めるつもりもないので、購入をちと焦った感も。
  • 姪っ子がポケモン好きになっていた。去年の暮れまで遊んでいたポケモンGOの図鑑を見せてあげると喜んでいた。でも、俺が知っているポケモンは初代とせいぜい2作目までで、姪っ子が覚えてるポケモンは最近のものが多めなので、おじさんも話題についていくのが大変だょ…。
  • 毎年10月になると解禁されるししゃも。ちょうどタイミングが合ったので食べてきた。富川の西陣でししゃも御膳。寿司、刺し身、天ぷら、焼き魚に佃煮と、ししゃも三昧でとにかく絶品だった。ししゃもって味があっさりしているからか、いくらでも食べられそうな気分になるんだよな。また食べたい。

あとはなんかあったかなー…。せっかくの北海道だし、もっとアクティブに過ごさないともったいなくね?と思わないでもないけど、年に1~2回帰省してると、北海道に新鮮味がなくなってくるってのもあるんだよな。あ、帰りの飛行機に乗ってから、先日読んだラノベに登場していた空港グルメのことを思い出して、確認するのを忘れてたことをちょっと後悔した。

*1:例年より2週間くらい早かったらしい

FF14のオーケストラコンサート

FF14は、新生編のオープンベータに参加して以来の付き合いになっている。途中何度か休止しているし、一度は完全に卒業したつもりだったのだけど、いつの間にか復帰して今に至っている。

このゲーム、自分にはエンドコンテンツは難しすぎるし、かと言ってMMO特有のユーザー間のコミュニケーションやロールプレイに積極的に参加しているわけでもないしで、俺はいったいこのゲームの何を楽しんでいるんだろう…?なんて思うこともあるのだけど、なぜかしら辞めることができないでいる*1

改めてFF14の良さってなんだろうなぁ…と考え始めて、真っ先に思いつくのは曲の良さだ。FFシリーズの作曲といえば植松さんが有名だけど、ここ最近のFFのナンバリングタイトルは、メインコンポーザーがいつも違う。FF14は、新生するにあたってメインコンポーザーが祖堅さんになった。

個人的に、祖堅さんってFF14を遊ぶまで知らない方だったのだけど、余程制作チームとの相性が良かったのか、FF14は名曲揃いですっかりファンになってしまった。PLLやTwitterでみせる気さくでユーモアのあるところも好印象だよね。俺、FF14のサントラがBDで発売されると知ったときに、Twitterでそのことにケチつけてたら、本人から直接レスをもらったことがってさ。

音源に対する妥協のなさと真摯なやりとりに、そりゃぁ好感度もあがるってものですよ。

さて、そんなFF14の楽曲をつかったオーケストラコンサートが開催されるとの正式発表があったのは、GW頃のPLLだったろうか。もちろん、すぐさま予約しましたよ!抽選とのことだったけれど、5000人規模のキャパを誇る国際フォーラムで合計4回の公演、つまり2万人の動員ということもあって、無事当選したのだった。

そして先週末、いよいよ公演当日。土曜日夜の公演に参加したんだけど、いやー、人の多さにびっくりしましたね。ゲーム音楽の演奏会やオーケストラコンサートには過去に何度も足を運んでいるのだけれど、ここまで大規模なものはさすがに初めてだ。人の多さに比例するように、会場の熱気もすごい。できれば物販コーナーを冷やかしたかったけれど、人が多すぎたので諦めた。

さて、そのコンサートはというと。

以下、個人的な雑感をつらつら書いてみる。

*1:最近になってスクリーンショットを撮る楽しさに目覚めたので、久々に新鮮な気持ちで遊べていたりはするんだけど。

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映画.comのPROレビュアーのクロスレビューを作った

新作映画を観ようと思った時に、どの映画を観るかを選ぶ基準は人それぞれだと思う。キャストやスタッフであったり、予告編だったり、口コミだったり。公式サイトや映画サイトに掲載されているレビューを参考にする人もいるだろう。

自分の場合、昔から映画.comを参考にすることが多い。

eiga.com

特に映画評。映画評の本文内容もそうだけど、映画評に取り上げられたという時点で、一つのステータスというか、自分の中での期待値が上がるくらいに影響力があったりする。なので、更新日である毎週火曜日は、今週はどの作品がチョイスされたかなーと楽しみにしている。

対して、一般ユーザーによる映画レビューは、なかなか参考にするのが難しい*1。レビュアーの好みがばらばらであること、レビュー内容も玉石混交であること、そもそも評価基準にも一貫性がないので、平均評価すら当てにしづらい。ただ、映画.comの場合、PROレビュアー*2によるレビューは参考にする価値があると思っている。

つい先日、ワンダーウーマンを観に行くかどうか迷っていて、試しにPROレビュアーのレビューを確認してみたところ…。5人のレビューが揃っている!!自分が把握している限り、本日時点でPROレビュアー認定されている方は5人なので、全員がレビューを寄せていることになる。これはなかなかに珍しい気がする。

そこでふと思った。PROレビュアーだけのレビューが簡単に確認できれば便利なのではないだろうか?それもクロスレビュー形式だと良さげな気がする。必要な情報をスクレイピングで引っ張ってくるのはさほど難しくなさそうだし…、と考えた結果、こんなページを作成するに至った。

web.s-hashi.net

以下、このページについての補足を。

*1:これは映画.comに限った話ではなくて、Yahoo映画やFilmarksなどでも同様。

*2:補足書きによると、「映画の専門家として、映画.comの記事を多く執筆している方です。」とのこと。

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FF12をクリアした

PS4本体と一緒に購入したFF12のHDリマスター版をクリアした。

所要時間は70時間程度。感想を一言でまとめるとこんな感じ。まぁ、身もふたもないんだが…。

ガンビットというバトルシステムは実に快適だった。俺、いまでもRPGによく手を出すんだけど、実はバトルというものがそんなに好きじゃないんだな、きっと。だから自動化ですいすい遊べるこのシステムが本当に心地よかった。FFシリーズでガンビット的なシステムを導入するのはこれが最初で最後だと思われるし、他のゲームでも類似したシステムって見かけたことがないんだけど、あまり評判良くなかったのだろうか。それとも俺がそういうゲームを知らないだけなのだろうか。単に実装であったりバランス調整が大変で真似がしづらいって可能性もあるかもしれない。

正直、シナリオはいまいちだった。そもそもFFにシナリオなんて期待するな、という声もあるかもしれない。でもさ、途中で降板したとはいえ、松野さんの名前が原案としてクレジットに残っている通り、おそらくシナリオを考案したのは松野さんだと推測するならば、ちょっと期待はずれだった。松野さんのゲームで、特にシナリオが評価されているのはタクティクスオウガとFFタクティクスかなぁと思うのだけれど、世界観と物語の調和であったり、クリアした時のそうきたかぁ…と思わせる捻りとかが特になくて残念だったのかもしれない。

せめて主人公たちにもっと魅力があれば、また違った感想になったのかも…とも思った。なんというか、どのキャラにも感情移入できるものがなかったんだよなー。これは10年前に一度、中盤まで遊んだときも同じことを思った記憶があるので、年を取ったから感情移入できなくなったとかそういう理由でもなさそうだ。空賊に憧れる主人公とか言っても、その空賊の魅力もゲーム中にそんなに描かれないし…。あ、でもヴィエラ族は正義だと思いました。

ジョブシステムはあれだな、どのキャラにどのジョブを割りあてるのが良いか、自分で判断できるようになるには、一周遊んでみなければわからないよなー、これ。最初にジョブを決める時、迷いすぎて自分では決められなかったので、オフィシャル公認らしい組み合わせで進めてみたけれど、中盤でちょっとしっくりこなくなった。もし二周目を遊ぶなら、今度は自分なりに考えた組み合わせにしてみたい。とはいえ、クリアにかかる時間を考えると、もう一度最初から遊ぶ気にはなれないけれど…。

その他、モブ討滅は一応Sランクまではだいたいこなしたけれど、Hランクから先はやっていない。装備や召喚獣も入手してないのが結構残ってるっぽいし、クリア後のコンテンツはまだまだあるようなのだけど、他に遊びたいゲームも多いのでそのへんは積み残したままになりそうだ。

そんなこんなで、クリアした感想は、冒頭のツイート通り。グラフィックはHD対応で綺麗になったし、BGMもグレードアップしてたし、ガンビットは楽しかったしで、楽しめる要素は多かったけど、遊んでいてワクワク感とかドキドキ感とか、そういうものが欠けていたのが残念だった。10年前のゲームのリマスターにそこを期待しても…ということなのかもしれないけどさ。とは言え、面白くなかったらクリアする前に遊ぶのをやめているはずなので、決して面白くなかったわけでもないんだよな。こう、なにかもったいない感というか、消化不良感というか…。

まぁ、PS2の無印版をクリアし損ねてずっと心に引っかかっていたゲームのエンディングを見届けることができた、という点だけでも、自分には結構ありがたいゲームであった。

トゥザクラウン、未勝利脱出!

2年連続で、スーパー未勝利戦で一喜一憂する羽目になるとは思いませんでしたよ…。1年前にこんな文章を書いていてですね。

shaw.hatenablog.com

去年のスピアザゴールドは、勝てそうで勝てないまま、ずるずるとスーパー未勝利戦に出走することになった。なんというか、崖っぷち感が半端なかった。対して、今年のトゥザクラウンには、すでに諦めの気持ちが強かった。

shaw.hatenablog.com

近年、ノド鳴りを克服する馬が増えてきている。特に、トゥザクラウンと同期であるアドミラブルは、新馬戦の後すぐにノド鳴りの手術に踏み切った。3月にレースに復帰してからの快進撃は周知の通りだろう。

こういう例を目にすると、トゥザクラウンだって立ち直るかもしれない、という希望が湧いてくるじゃないですか。だけどトゥザクラウンは、ノド鳴りが重度だったのか、3度にわたる手術を経ることになった。そして復帰初戦の惨敗。調教は動いていたので、これはいけるかも…!という期待を持ってしまったがゆえに、この負け方にはこたえるものがあった。レース後のジョッキーのコメントで、「直線の坂の手前で息遣いが苦しくなってしまいました。」なんて言われると、結局ノド鳴りを克服できなかったのか…と落胆してしまうじゃないですか。

なので、復帰2戦目となる、そしてスーパー未勝利戦でもあった週末の未勝利戦には期待を抱いていなかった。これが最後のレースかもなぁ…と思っていたくらいだ。ところがだ。

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つ、強いじゃないの…!秋競馬の開幕週なので、勝ちタイムをそのまま鵜呑みにするわけにもいかないけれど、直線に入ってからの、力強くするどく伸びた末脚をみると、上のクラスでも通用するのでは!?という期待を抱きたくなるくらいだ。

マイルが向いているのかはわからない。でも、2000メートルで惨敗した後、マイル戦で復活したという結果が残ったことになる。これが距離適性によるものなのか、それともノド鳴りの影響で長い距離が持たないからなのか、レースを観ただけでは判断することはできなかった。ただ、キャロットの公式レポートによると、

「思っていたよりも後ろの位置取りになってしまいましたが、マイルという距離も合っていたのか道中は自分のペースでリラックスして走れていました。直線で追い出した時の反応も良く、最後までしっかりと伸びてくれましたね。ノドのことも聞いてはいたものの、競馬では特に気になりませんでした。それだけ馬の状態が良かったのでしょうし、いい時に乗せていただいてありがとうございました」(北村友騎手)

だそうだ。今はこれを信じて、次のレースでも実力をみせて欲しいな。さすがに、重賞も勝てるに違いない!なんてことまで望むわけではないけどさ、どうかこの先もうちょっと夢を見させて欲しいわけですよ、ファンとして。そして一出資者として。

まずは、この先も現役を続けられる結果を残してくれたトゥザクラウンと、ノド鳴り克服に向けて、おそらく尋常ではない苦労をされた関係者の皆さんに、ありがとうと言いたいですね!