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甲子園決勝

今大会の締めくくりとなる決勝戦、駒大苫小牧×早実の試合は、何が起こるかわからない今大会を象徴するような「延長15回引き分けによる再試合」という37年ぶりの事態になりました。今大会を代表するエース投手2人が力と意地をぶつけ合う投手戦、延長に入ってからも両チーム共にチャンスで加点ができない展開となり、15回ドローとなりました。乱打戦の多かった中で、決勝がここまで引き締まったものになるとは、私には予想できませんでしたねー…。

それにしても、早実斎藤、ザワ田中2人とも凄まじかった。お互い1歩も譲らず。連投の疲れを、今日の試合では感じさせませんでした。どちらかというと早実寄りの展開だったようにも思いますが、8回表の出会い頭の1発でザワが先制、その裏に早実が犠牲フライで追いついた*1後は、膠着状態に入ってしまいました。延長に入るまでは、ザワはホームラン以外はほぼ完全に斎藤に抑えられていたんで、あの1発は運が良かったとも取れるし、あの1点だけで試合が決まっていたら早実としては悔しい負けになっていたでしょうし。

延長に入ってからは、ザワのスクイズ失敗、早実の2死満塁(2死三塁からの満塁策)での内野ゴロと、ピンチをしのぎつつ最終回に突入。15回2死で斎藤が見せた147キロの直球勝負*2にスタンドがどよめいたのを見て私も興奮したし、その裏に気迫を表に出しつつも自分を崩さずに淡々と打者を打ち取った田中も素晴らしかった。9回以降の8イニングは、ザワにとっては常にサヨナラが付きまとうわけで、それでも最後まで集中力を切らさなかった田中は、本当に精神的にタフだと思いました。

地元が苫小牧ということもあって、これまでずっとザワの応援をしてきましたが、今日の熱い試合を見るとどっちが勝ってもいいやという心境だったりもします。

でも、引き分け再試合(しかも翌日に)というシステムについてはどうかなぁと思う。準々決勝以降のスケジュールが強行過ぎて、タダでさえ投手については厳しい日程なのに、再試合だともう1試合投げなきゃいけないわけでしょう。甲子園は面白いけど、将来性のある選手がこの大会のために壊れてしまっているという現実も実際にあるわけで、この辺の議論はそろそろ真剣に行うべきなのではないでしょうかね。

明日の試合も期待しているけど、選手たち*3がこの試合のせいで体を壊さないかどうかが心配でなりません…。

試合結果

*1:その後のことを考えると、あの中継プレーミスは本当に痛かった…

*2:あまり感情を表に出さないこともあって、このパフォーマンスは正直かなり驚いた。当然、そのスタミナはどこに残っているんだ、という気持ちもありますけどね。「早実のエースは化け物か」

*3:とくに投手。斎藤は明日も投げるなら4日連日だぜ…