Shaw's Home Page(本館)

はてなダイアリーから引っ越しました。

夜の来訪者

本が薄く、さくっと読めそうだったので、早速通勤時間に手を出してみた。とある一家の団欒に訪れた一人の男。その男が語る、一人の女性の自殺にかかわる謎とは…、というのが大雑把なストーリー。なんだかつい最近観た「キサラギ」を思わせる話だけど、たぶんその「キサラギ」もこの話から何かしら影響を受けてたんじゃないですかね。

やっぱりプロットの完成度の高さに読み応えがありますね。短編といってしまってもいいくらいのボリュームなんですが、その短さの中に演劇としての面白さが凝縮されている感じ。ラストの一コマがいいですねー。

活字で読んでも自分の想像で舞台を思い描けて面白いですが、こうもプロットがしっかりしてるとやっぱり演劇の舞台でも観てみたかったかなぁとも思った。「キサラギ」とか「サマータイムマシン・ブルース」を劇場で見たときも思ったけど、多分演劇が好きなんだろうな、俺。今度生舞台を観に行ってみたくなってきました。

夜の来訪者 (岩波文庫 赤294-1)

夜の来訪者 (岩波文庫 赤294-1)