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はてなダイアリーから引っ越しました。

ひゃくはち

土曜日、オリンピック・野球の3位決定戦、日本×アメリカをぼけーっと観ながら、「今日は何の映画みっかなー…」と映画サイトを物色していたところ。高校野球を題材にした「ひゃくはち」がとても面白そうだったので上映時間をチェックしてみると…。今から家を出るとちょうどよさげな時間だったのと、TVを観るとまさにその瞬間にGG佐藤が落球エラーして、これ以上まともにみてらんない!という理由とが重なり、急遽家を出発することにした。あとで振り返ると、とてもいい判断だったな。

さて、ワタシはスポ根青春映画が大好きなこともあって、この映画が面白くないわけがない!という自信がかなりあったのだけど、いやぁ、もう素晴らしいの一言に尽きましたねー。直球ど真ん中もいいところのストーリーだけど、テンポといい、演出といい、オチのつけ方といい、個人的には非の打ち所がない映画でした。

ともにレギュラーを目指し、苦楽を共にし、ライバルにもなり、でもお互いを気遣う友情。そんなスポ根映画ならではのコテコテな部分が話の軸ではあるけど、例えばタバコを吸いながら「喫煙を問題にしたら半分の高校が出場停止っすよね」なんてことを記者に嘯く主人公だったり、裏金問題を仄めかすような、野球部監督とプロ野球チームのスカウトとの接待シーンだったり、今の高校野球が抱えてる問題点も皮肉っていたりして、ついついニヤリとしてしまったり。

あと、野球をテーマにした作り話って、弱小だったチームが主人公を中心に強くなっていく様を描くことが多いと思うけど、この作品の場合は甲子園出場が当たり前な強豪校で、ベンチ入りできるかどうかぎりぎりな実力を持つ主人公、という設定が斬新だったし、それがストーリーに対するリアリティを持たせていて、とても面白かった。

しかし、これだけ大笑いしながら大泣きした作品は久々かもなー。今年は個人的に邦画の当たり年なんだけども、またもいい映画にめぐり合えたな。満足、マンゾク。