マラザン斃れし者の書・碧空の城砦
ちょっと迷った挙句、結局続きの2巻目に手を出してみた。そこまで乗り気じゃなかったのに、気がつけばどっぷり。1巻目より、はるかにストーリーの吸引力が高くなってますね。かなり面白くなってきた。1巻では、唐突に増えていく新キャラにぜんぜん馴染めなかったけど、2巻では主要キャラが固定化してきて、話の進行がわかりやすくなったのが大きいんだと思う。でも、伏線だったり、よくわからない世界設定が多々混ざってるので、読み進めるのはじっくりと…って感じではあるんだけど。
実は2巻も読むかどうか判断するにあたって、続きのレビューを漁っている間に、主要人物の1人がどうなっちゃうか知っちゃって、それがちょいと残念だったりするんだけども、それでも話の続きが気になるようになってきたので、この先も楽しんで読めそうだ。
繰り返しになるけど、この話の面白さに対して、「氷と炎の歌」を引き合いにだすのは間違ってると思う。
- 作者: スティーヴン・エリクスン,佐伯経多&新間大悟,Steven Erikson,中原尚哉
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/08/10
- メディア: 文庫
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