曇天・プリズム・ソーラーカー
新刊コーナーに並んでた「曇天・プリズム・ソーラーカー」という漫画をジャケ買い。これがなかなかに面白い。ストーリーは実に定番というか、ありふれた展開のしかたなんで目新しさはないけど、逆にそれが読んでて安心できるというか。
- 作者: 村田雄介,太田垣康男
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/06/03
- メディア: コミック
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子供の頃に交通事故で父親を亡くした青年が主人公。大学進学を夢見つつも、父親がいない家庭環境の影響で、早くに就職して働きつつ、それでもコツコツお金を貯めつつ大学に入ることを諦めていない。そこに、ソーラーカー開発を進めてる大学生4人が、主人公の近くに現れて…というのがおおざっぱなあらすじ。
1巻を読み終えたところで、残された伏線だったり、複雑な人間関係とかは特にないので、たぶん次巻で完結するのかなぁ?と思うけど、その続きが早くに読みたいっす。これだけ王道でどストレートなお話なので、まさかのどんでん返しが起こるとは思わないし、そういう意味では先も読めるってのはあるけど、それでも魅せる内容になってるんじゃないかな?…と思います。
ちなみに、漫画家さんはアイシールド21の村田雄介先生。アイシールドはずっとジャンプで読んでた漫画*1で、絵の見せ方が巧い人だなぁと思っていたけど、こういう落ち着いた話でも上手い人なんですね。
*1:というわりに、最後どういう風に終わったのか知らないんだけど…w