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ロードス島戦記&ロードス島伝説

ドラゴンズドグマの予約特典で水野良の名前を久々に目にして、急にロードス島戦記を読み返したくなったのが今年の2月。その後で、amazonで予約した場合に水野良書き下ろしの特典が付かないということを知って、ドラゴンズドグマの予約は取り消しちゃったんだけど、それとは別にロードス島戦記をひっそりと読み始めたのでした。その延長線で、読んだことのなかったロードス島伝説もまとめで読破。

まず、ロードス島戦記。おそらく最後に読んだのは高校の頃のはずなので、17〜18年ぶりくらいに読んだことになる計算なんだけど、思ったほど思い出補正が強くなくて、今読んでもなかなか面白かった。さすがに物語に対する深みは、国内/国外の超一級品ファンタジーには及ばないんだけど、20年前にこういう小説が日本にもあったこと、そしてそれを当時読んでいたことはなかなか得難い経験だったんだよな…と思うわけで。2巻のナルディアとフェニックスのくだりとか、読んでて目頭が熱くなっちゃったしな。あと、外伝のディードリットの話もこの機会に読んでみたけど、これもなかなか。人間以外の種族にスポットをあてた話って、ロードス島の世界観で読んだ記憶がなかったからよけい新鮮に思えたのかもしれないね。

ロードス島伝説も、ロードス島戦記の物語からさかのぼること30年前の話を、実に巧みな設定付けによって、ぐいぐい読ませる内容になってました。まぁ、ナルシェの超人っぷり描写がちょっと…と思わないでもなかったけど、ヒロイックファンタジーとして捉えるとそんな違和感ないかな?あとは、ウォートとニースの組み合わせがしっくりこない、とか細かいところでえー?と思いこそすれ、全体的には本編にもそれほど劣らないストーリー展開になってた思います。とはいえ、やっぱりロードス島ではパーンが活躍しないと、という思いがあるので、過去の偉人たちの奮闘っぷりをみてもそこまで感情移入はできなかった気もするけど。

またこのシリーズを読み返す気になるかはなんとも言えないけど、たまにはこういう読書も悪くはないですね。