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なれる!SE

なれる!SE」というシリーズ物のラノベを読んでみた。これが思いのほか面白くて、Kindleで購入できる6巻まで一気読み。ラノベってどこからこういう掘り出し物がでてくるかわからないから、本当に侮れないと思う。

ただ…面白かったという感想を言うのは簡単なんだけど、一応は自分もSEという職種なので、まがりなりにも感じることが。自分の場合はゆるーい職場で自分のできる範囲内の仕事をこなしてきて今があるんで、本書で描かれるような修羅場をくぐり抜けてきたという経験もそんなにはなくて、だからこそ軽い気持ちで読めているという側面は否定できないな、とか。もちろん、自分の経験を重ねあわせてうなずいちゃうエピソードもあるし、俺、いままでこんな基本的なことを理解してなかったのか!?という発見なんかもあったりするくらいなんだけどw

でも、読んでてしみじみ思うのは、主人公たちへの同調という気持ちよりも、むしろ自分への焦燥というか、SEとしての覚悟の足りなさみたいなものだったりする。フィクションにそんな真剣になってどうするの!という意見もあるだろうし、そもそもワーカホリックに憧れているわけでも無いんだけど、それでもSEとしての今の自分の姿を振り返ると、自分に対する限界だとか、自分を成長させるための努力だとかに、物足りなさというは感じてしまうよね。やっぱり仕事に対する覚悟が欠けているとしか思えない。

ま、そんな自分に対する焦りなんかは置いておくとして、読み物として私は素直に面白いと思いました。自分にとってネットワークエンジニアの世界がそれほど身近じゃない分、ちょっとした勉強にもなったというのもあるしね。最低限ITの知識があれば理解出来ない内容でもないので、SEってどういうことやってるか興味があるような人には是非とも一読してみることを勧めます。

なれる!SE 2週間でわかる?SE入門 (電撃文庫)

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