ゲームオブザイヤー2015は「ウィッチャー3 ワイルドハント」が受賞したそうですね。海外のゲーム賞には興味がないので、どの作品が有力候補だったのかも知らないんだけども、ウィッチャー3が受賞したと聞くと少し興味をひかれるのです。
私はPS4を持っていないのでウィッチャー3も当然遊んでいないわけだけど、仮にPS4を持ってたら間違いないなく購入してはまってたと思う。海外のオープンワールドRPGの素晴らしさは、過去エルダースクロールズシリーズで経験してるしね。
で、このウィッチャーシリーズ、ハヤカワファンやファンタジー小説好きならご存知の方も多いと思うけど、もとは小説なんですね。翻訳版が「エルフの血脈」というタイトルで早川書房から出ている。
- 作者: アンドレイ・サプコフスキ,吉岡愛理,川野靖子,天沼春樹
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/05/30
- メディア: 文庫
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私も過去に読んでいて、感想も書いている。その締めに「続きはいつ読めるだろうか」と期待にあふれることを書いているんだけども、2015年12月現在、残念ながら続きは翻訳されていない。
実は今年の5月、ウィッチャー3が日本で発売されるタイミングで、ハヤカワのSFアカウントがこんなことをつぶやいていて、ダメ元でこんなやりとりをさせていただいた。
@hykw_SF ずっと「エルフの血脈」の続編の翻訳を待っていたりするファンですが、もう予定はないのでしょうか…?
@hashimukai 今後はわからないのですが、現時点では予定はありません。申し訳ありません(そのうえ、とても遅い返事になり申し訳ありません……)
2015-05-29 14:08:42 via TweetDeck to @hashimukai
…やっぱり無理だよね。とは言えですよ!ゲームがこれだけ有名になって、日本人でもシリーズのファンは増えたはずなのです。さらに一部の人は、原作小説があるらしいと知って、エルフの血脈も読んでると思うんだよね。つまり、原作小説の人気が、少なくとも2011年当時よりは出てきてるのではないだろうか?実際、amazonのレビューも、この半年の間についたものが意外と多い。
上記ツイートでもさ、「今後はわからないのですが」と前置きされているので、このまま原作小説にもファンが増えれば、続編の翻訳だって可能性はゼロではないのではなかろうか!いや、そう思いたい。
まぁ、実現の可能性は低いとは思うんだけど…。ハヤカワさんだって、シリーズ打ち切りだけじゃなくて逆に復活というパターンを実現させて、ファンを唸らせてくれてもいいと思うんだ。ちょっとくらいお値段が高くなってでも、続きを読みたいと思っているファンもいるんだということを、ここでは声を大にして主張したい次第。
あ、できればKindle化もお願いします。って図々しいな、おい。