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Shaw's Home Page(本館)

はてなダイアリーから引っ越しました。

ジロ・デ・イタリア閉幕

中盤で総合リーダーにたったクルイスウィックが、山岳で安定した走りを続けていたので、このまま優勝するかな?と思いきや、最後の超級山岳2コースでニバリの大逆転劇が待っていたとさ。さすがに出来過ぎじゃないの?ニバリのことはそんな嫌いな選手ではなかったのだが、どうしてもアスタナというチームが好きになれなさ過ぎて、逆転が決まった瞬間もいまいち喜べず。ニバリはとっととアスタナから出て行くべき。そうしたらもっと素直に応援できるはずw

もともと今大会は個人総合争いにはそこまで興味がなかったので*1、ライブ中継をみていてもいまいち緊張感がもてず、たびたび寝落ちしちゃったりもしたけど、そんな中、贔屓チームであるクイックステップ勢が大活躍してくれたので、終わってみれば見どころの多い大会だった。ステージ4勝にマリアローザを数日間保持して、新人賞を獲得って、チームとしては大成功だよね。キッテルのスプリント勝利は予定通りだっただろうけど、ブランビッラとトレンティンのイタリア人コンビの活躍は本当に素晴らしかった。特に18ステージの勝利は最高でしたね!


Giro d'Italia - Stage 18 - Highlights

そしてユンゲルスの躍進。TTが速いのはわかっていたけど、山岳でも最後までしぶとく粘って、それほどタイムを失わずに個人総合6位フィニッシュ。まさかここまで走れるとは思ってなかった。グランツールをこなせるオールラウンダーってのはこのチームではめずらしい脚質になるわけだけど、この先どうするのかなぁ…。ピュアクライマーが全然いないので、グランツールで上位を目指そうとなるとやっぱり山岳アシストが足りないんだよな。ダニエル・マーティンやアラフィリップ次第になるのかな。

あと、個人的に一番興味深かったのは、グランツール初参戦となった山本元喜選手のブログ。自転車レースに関する読み物を漁るのはこの競技の楽しみの一つなんだけど、現役選手のレースレポートでここまで面白いものを日本語で読めるってのは本当にありがたかったし、なにより読み物としてとにかく面白い。逃げに乗るとはどういうことか、グルペットができるまでの様子、どういう状況になると選手は苦しくなるのか、走りながらどういうことを考えているのか、などなど…臨場感満載の内容で、トップカテゴリーのレースで走るとはどういうことなのか、素人目線でも身近に感じることができる。そして「キッテルが風を切ってる」「グライペット」に代表される、不意にとびだすユーモア。これ、自転車ファンだけじゃなくて、スポーツが好きな人だったり、面白いレポート記事が好きな人だったら誰が読んでも楽しめると思う。こういう視点でレースが楽しめるって実に贅沢だと思う。その山本元喜選手、無事完走できて本当に良かった。レース、ブログ記事ともども、お疲れ様でした。

さて、次のお楽しみは1ヶ月後のツール・ド・フランスクイックステップはどういうメンバー編成で挑むのだろうか。キッテル、マルティン、アラフィリップにダニエル・マーティンあたりはほぼ当確かな?と思ってるけど、問題はどのくらいキッテルシフトを組むのかだろう。おそらくドーフィネとスイスで、どちらかはキッテル用のスプリントトレイン重視、もう一方でマーティン、アラフィリップを中心とした総合狙いオーダーを試してみて、その結果次第で最終メンバーを決定、といった感じかな?いろんなタレントが揃っているから、誰を選ぶのか決める方は相当大変そうだけど…。まぁ、そのセレクションの過程をみてるのもファンとしては楽しいので、まずは6月の前哨戦がどうなるのか、じっくり見守っていきたいところ。

*1:フルームもコンタドールもキンタナもいないグランツールは、やっぱり興味が薄れちゃうよね…