Kindle版が出てたので読んだ。
東京レイヴンズEX4 twelve shamans<東京レイヴンズ> (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: あざの耕平
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 富士見書房
- 発売日: 2016/09/20
- メディア: Kindle版
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今回は本編ではなくて番外編ですね。本編14巻で盛り上げるだけ盛り上げて、続きも早く!と思っていたところで結構待たされたあげく番外編ときたものだから、読み始めた時点でのテンションはかなり下がっていたんだけど、読んでみるとこれまたとても面白いときたもんだ。
今回は、作中で活躍する脇役たちの中でも特に存在感が光る十二神将全員のエピソード。数ページで終わってしまう人たちもいるのだけど、本編でも主役級の活躍をみせる大友先生と鈴鹿の話は、読み応えもあって非常に良かった。というかね、物語にアクセントをつけるために、猫や犬を活躍させるのはずるいと思うんですよ…。
ちょうど本編14巻でも、十二神将それぞれに見せ場があったことを考えると、このタイミングでこういう話を挟むのは納得なんだけど、それでもやっぱり本編の続きをですね、早く読みたいんですよ!ただなぁ。あとがきを読む限りじゃ、続きが読めるまでまたちょっと間があきそうな予感がひしひしと。とは言え、ラストも見えてきた段階で、完結を急ぐあまり中途半端な内容になっても困るし、ここは作者さんにとっても納得の行く出来になるまで心して待ちたい次第。いつになるかなー…。