物持ちが良すぎる問題
古いデータを探すため、自宅のデスクトップPCに眠っているファイルを発掘していたところ、2008年に撮った動画ファイルが見つかった。野郎4人でキャンプ場に行き、そこでくつろぎながら飯の準備をしてる様子とか、酔っ払いながら焼肉を食べてる姿とか、まったくもってどうでもいい内容がおさめられていた。8年前の動画に懐かしさを覚えつつ、そこに写っていた自分の姿をみてふと気がついた。この時に着ていたTシャツ、今もまだ現役では…?
似たようなTシャツの可能性も否定できないのだけど、あのカーキ色のTシャツを繰り返し購入した記憶もないし、おそらく8年間ずっと現役を通してきたに違い。どれだけ気に入ってるんだよ!というよりも、いくらなんでも物持ちが良すぎるのでは?俺…と思った。
自分の服装に関しては、そもそも普通のファッション感覚を持ち合わせていないので、新しい服を購入する頻度がとても低い。穴が空いたとか生地が伸びたとか、明らかに劣化したと思うまで捨てることが出来ないことも自覚しているのだけど、いくらなんでも劣化しやすいシャツという製品を8年間も使い続けているのはどうなんだろう…。というか、例のTシャツはすでにひどくくたびれているので、それがまだ現役なのがあきらかにおかしい。
なんというか…。長く使い続けたものって、かえって捨てるに捨てられなくなっていくんだよね。今まで苦楽を共に過ごしてきた戦友を見捨てられないというか。つまり断捨離が出来ないタイプなのです。
思えば自分の部屋には変化が少ない。上京してすぐに購入した家電で今も現役な物(洗濯機や冷蔵庫など)はすでに15年選手だし、腕時計もずっと同じものを使い続けている。電子レンジや炊飯器にいたっては大学の頃から使い続けているので、なんと18年選手だ*1。本やゲーム、DVDとかも捨てることができないので、増えることはあっても減ることは滅多にない。服なんかは劣化することがある分、我が家の中では若干流動性があるほうではあるのだけど、常人と比較するとはるかに代わり映えがしないし…。
正直、今の部屋だと収納キャパの上限に達している*2ので、新しいものを増やすことが難しいのだけど、逆にそのことが常に念頭にあるから、場所をとるアイテムを衝動買いせずに済んでいるという側面も否定できない。できればもっとゆとりのある広い部屋に引っ越したい気持ちもあるんだけどさ、引っ越しする手間を考えると億劫すぎてその気になれない段階に突入している。
おそらく、いざ引っ越しをしようと思ったら、さすがに思い切った断捨離が実行できそうな気もするんだが…、今住んでいる場所に不満がないこともあって、なかなかその気にならないんだよなぁ。今年の秋に契約更新もしちゃったしな。せめて、日頃からもうちょっと断捨離できるようにならねば。今年の大掃除はこころを鬼にして挑みたい。
↑で少し触れた腕時計。大学卒業時にいただいたものを毎日使い続けている。一度修理にだしていて、今もまだ活躍中なり。
10年くらい使い続けてきた振り子式の腕時計の調子が最近すこぶる悪くて、油断してると針が止まってる。そろそろ寿命かなぁ。修理に出せるのかどうかもよくわからないし…。
— shaw (@hashimukai) 2011年9月26日
調子の悪い腕時計をビッグカメラの時計修理コーナーに持っていってみてもらったら、修理に13000円と言われ、そのまま退散してきた。どうすっかなー。普通の腕時計だけど、長年使ってきた分愛着があるから、判断になやむ…。
— shaw (@hashimukai) 2011年11月5日
ようやく腕時計を修理に出した。戻ってくるのは一ヶ月後らしい。左手首が落ち着かないな。
— shaw (@hashimukai) 2012年1月7日
比較的最近の出来事だった印象があるもあるのだが、もう5年前なんだよなぁ。5年後くらいにまた故障したとして、その時に修理に出せるものなのかどうか…。たぶん、これが修理できなくなったら腕時計から卒業する日になるかも、という予感もする。