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オジュウチョウサンの障害飛越

普段、競馬のレースは一期一会なものだと思ってる。なので、都合が許す限りリアルタイムで観戦するし、終わったレースをあとで見直すということはあまりしない。それこそブログを書く時、そして書いたブログを読み返す時に、このレースってどんなだっけな?と思い返すのに動画を再生する程度だったりする。

でも、先日の中山大障害は、幾度となく繰り返し再生している。序盤にアップトゥデイトが主導権を握るところ、オジュウチョウサンが飛越で何度かバランスを崩すところ、いつまでも縮まらないアップトゥデイトオジュウチョウサンの差、それでも最終コーナーに向けて一気に差が縮まってくるところ、そして最後の直線勝負。どれも最高にしびれる展開である。いや、ほんと名勝負だと思う。

さて、昨日一つ前のエントリーを書いたあと、こんなネタを目にした。

keiba.blog.jp

ほほぅ、そんな話題になった飛越なんてあったのか。どれどれ…。そして目を疑う。飛越してないじゃん!このGIF画像を観たあと、改めて動画を再生してみると。どうやら2度目の大障害コースで7号障害をこえたあと、スタンド側に戻ってきた最初の障害での出来事らしい。よーくみてみると、たしかに飛越ではなく、障害を突っ切っている。こんなことってあるものなんだろうか。

レースの状況を考えると、中盤の山場である7号障害を終え、あとはぐるりと1周したらゴールだ。その終盤に差し掛かった時点でも、オジュウチョウサンからすると前との差はかなり残っている。さすがにジョッキーも焦り始めている頃合いだろう。そして、問題の障害。飛越のタイミングが合わなかったのだろうか。ここで飛越に合わせて走りを調整すると、スピードが落ちるはずだ。ただでさえ前を捕まえられるかきわどい差になりつつあるのに、ここでスピードを落とすのは致命的だ…、と思ったのかどうかはわからない。しかし、実際ここで見せた障害飛越は、飛越とよべるものではなかったのは事実だ。ジョッキーが意図的に選んだことなのか、それともとっさの出来事だったのか。とても気になるところだ。

自分も日頃から障害レースをそこまで気合い入れて観ているわけじゃないので、今回オジュウチョウサンが見せたような障害の越え方が、これまでも起きていたものなのかはわからない。例のGIF画像を繰り返ししてみると、最初の一歩なんて障害の斜面にめり込んでるようにみえるし、おそらく普通にできることではないと思うんだけど…。できればこの障害飛越の瞬間何が起きていたのか、当事者である石神騎手から話を伺えるといいんだけどなぁ。

これだけの名勝負で、物語性もあるレースだったので、いずれ優駿なり競馬ブックなり他の競馬媒体なりで、このレースを振り返るような企画も生まれるだろうし、そこで当事者たち目線でレース中のことを聞けることもあるかもしれない。その時は、ぜひともこの時のオジュウチョウサンの障害飛越に対して、深掘りして話を聞いてみて欲しいし、あわよくばそういう読み物が世に出た際に、逃さずに目にしたいもんです。