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自分の趣味について書き散らかす雑記ブログ。

最近購入したゲームサントラ

この1年間、ゲームのサントラをほとんど購入してなかったのだけど、ここにきて立て続けにサントラを購入している。しかもお気に入りばかりなので、どれを優先して聴くかちょっと悩んでいる。なんて贅沢な悩みなんでしょう…。

というわけで、最近購入したゲームサントラについて語ってみる。

イース8

shaw.hatenablog.com
で触れたように、イース8をクリアした直後にiTSでサントラを購入。フィールド曲が軽快で、何度聴いても飽きることがない。バトル曲やイベント曲にも良曲が多く、サントラとしての聴き応えも十分。まぁ、日本ファルコム的すぎるというか、若干刺激は弱め、かもしれない。

モンハンワールド

モンワンワールドをクリアした後に、こんな感想を書いていて、BGMについては

全般的にBGMはさほど印象に残らなかった。テオ戦の時に、おぉ…これぞモンハンだ!と思った以外では、バゼルギウスが乱入してくる時に切り替わる曲が印象的なくらい*2で、過去作ほどモンスターを連想できる曲はなかったかな?

みたいにまとめている。そんなこともあってサントラに手を出すつもりもなかったのだけど…。たまたまamazonをさまよっていた時にモンハンワールドのサントラCDを見つけて、その評価の高さにつられて購入しちゃった。そしたらねー…、これがまたサントラとして聴き応えたっぷりなのですよ。なんだろう、ゲーム中はBGMの出力が弱めでそれほど耳に入ってこなかったのだけど、BGMを聴くつもりで正面から向き合ってみると印象ががらりと変わったというか。過去作ほどモンスター固有曲が多くないってのが、自分にとって印象を弱くしていたのかもしれない。

モンスターハンター:ワールド オリジナル・サウンドトラック

モンスターハンター:ワールド オリジナル・サウンドトラック

ヘラクレスの栄光

Twitterたまたまこのシリーズの集大成といえるサントラの存在を知って、すぐさまポチったのだけど、それから発売まで若干間があいたこともあって、発送通知が届くまでこのサントラの存在を忘れていた。そもそもヘラクレスの栄光シリーズって、1作目しかクリアはしていなくて、その他の作品についてはWiiUバーチャルコンソールで3作目と4作目を購入したものの、途中までしか遊べていない。というわけで、それほど思い入れがあって購入したわけでもないんだけどさ、おそらくすぐに購入しないと入手が難しくなりそうじゃないですか、この手の全部入りサントラって。

さて、1番のお目当ては、もうどんな曲だったのかほとんど忘れていた1作目の曲だったわけだけど、再生してみると記憶が掘り起こされてきて、なんとも懐かしい気持ちに。洞窟の曲とか、このメロディーはヘラクレスの栄光だったっけか…!などと、新鮮な気持ちになったり。遊んだことのない2作目は未聴、3作目と4作目は数回だけ視聴。4作目のサントラを聴きながら、無性にゲームのほうを遊びたくなってきたんだけど、そのためにWiiUを起動するのはけっこう面倒なので、できれば3DSかスイッチでも遊べると嬉しいのだが…。

ヘラクレスの栄光 サウンドクロニクル

ヘラクレスの栄光 サウンドクロニクル

オクトパストラベラー

絶賛プレイ中のオクトパストラベラー。ゲームも面白いし、グラフィックも良い味だしてるし、BGMも最高だしで、今の所ケチをつける要素がほとんどない。素晴らしい。

さて、これだけBGMが良曲だらけとなると、サントラが発売されたら即座に購入しよう!と思っていたら。


なんとゲームと同時発売ときてるじゃないですか。相当手応えがあったんだろうね、開発側からしてみても。というわけで早速購入。部屋が無音状態になったら、このサントラをメインにかけてます。

フィールド曲も良いし、バトル曲も良いし、イベント曲も良いし…ってイース8のときと同じこと言ってるな。素晴らしいサントラに対して、素晴らしいサントラなんです!って意思表明したいときの語彙が不足していて本当に困る。

OCTOPATH TRAVELER Original Soundtrack

OCTOPATH TRAVELER Original Soundtrack

ニーア・オートマタ

いつかゲーム本体をクリアしてからサントラも聴こう!と思っていたんだけど、iTSで新曲チェックをしているうちに、なぜかニーア・オートマタのサントラが無性に聴きたくなってしまって即購入。どうも7月はいろんなセールで財布の紐がゆるくなってしまって、金銭感覚が麻痺してしまったらしい。

で、聴いてみると、各所で大絶賛されているだけあって本当に美しいBGMになっている。このブログでゲームサントラについて触れると、ボーカルやコーラス入りのゲーム曲が好みではないってことを度々表明しているんだけど、時々それが気にならない突き抜けた名盤が現れるんだよなw このサントラとはこれからも長いことお付き合い出来そうに思っている。

ラジアータ・ストーリーズ

なぜこのタイミングでこのサントラ…?と思うかもしれない。このサントラ、もう何年もamazonのカートでくすぶっていたんだけど、先日のプライムデーで1割引きになっていたのを見てついに購入することを決断した。こういうタイミングでもないと、自分が死ぬか、amazonが倒産するかしないとずっとカートで埋もれていそうだったので。しかしあれだな、このゲームも遊んでから15年くらい経過していて、BGMもすっかり忘れていたのだけど、いったんサントラを再生してみると、覚えている曲は覚えているもんですね。ただまー、岩垂さんが手がけたゲーム音楽全般的に、個人的には地味というか、好みの曲とそうでない曲の差が大きいというか…、サントラとしての出来は及第点みないな印象に落ち着いてしまう。

ラジアータ・ストーリーズ オリジナルサウンドトラック

ラジアータ・ストーリーズ オリジナルサウンドトラック

ゼルダの伝説BotW

このサントラもカートに入れたままだったのだけど、プライムデーで1割引きになったので、ラジアータストーリーズのサントラと一緒に衝動買い。しかし、このボリュームなので、いまだCDからデジタルデータへのエンコードすら行うことができていない。というか、聴きたいサントラが多すぎて、ゼルダのサントラまで聴く時間が確保できないw まぁ、このサントラは、上記であげたサントラに冷めてきてから、改めてじっくりと聴こうと思っている。

というわけで、この3ヶ月間に7タイトルのサントラを購入、そのほとんどが当たりという贅沢を味わっている。味わっているのだけど、それぞれのサントラを堪能できているとはとてもじゃないけど言えない状況に、ちょっとばかり自分の計画性のなさを反省する羽目になっている。でも仕方ないじゃないか…。

とりあえず、1年分のストックを一気に蓄えたとも言えるので、もったいない消費の仕方はしないよう、気をつけたい所存。

アパートの契約更新

今のアパートに引っ越してからかれこれ10年が経過した。また契約更新の時期である。今月に入って更新用の書類が手元に届いたので、さてどうしたものかとちょっと考える。実家を出てから、同じ場所にこれだけ長く住んだのは初めてだし、そろそろ心機一転住む場所を変えてみるのもありかもしれない。なんてことは、前々回の契約更新の頃から思っているのだが…、こう、引っ越しの面倒臭さを考えると重い腰が上がらない。

とはいえ、引っ越すことのメリットとデメリットを比較してみることで、断然引っ越すべき理由が見つかるかもしれない。なので、面倒臭がらずにもうちょっとしっかり考えてみよう。

まず、引っ越すことのメリット。

  • 引越し作業の過程で思い切った断捨離ができる。
  • 自宅のネットワーク環境を一新するチャンスが生まれる。
  • アンテナ都合でTOKYO MXが受信できない問題が解消される(可能性が高い)。
  • 住む場所や部屋が変わることで、新たな刺激が生まれる(かもしれない)。
  • 今よりももっと広い部屋に住むことができる(かもしれない)。
  • 今の部屋はロフトがついているものの、このロフトを有効活用するには年に2回模様替えが必要*1で、その労力から開放される(かもしれない)。
  • 今の部屋は自炊することを諦めた間取りなのだけど、キッチンのある部屋に引っ越すことで自炊をするようになる(かもしれないけど、可能性は低い)。
  • 信頼できる駐輪所がないので自転車を部屋の中に置いていて、ただでさえ狭い部屋がさらにせまくなっている現状から開放される(かもしれないけど、可能性は低い)。

次に、引っ越すことのデメリット。

  • 今住んでいる場所を気に入っているので、離れがたい。
  • 最寄り駅から徒歩3分、新宿までかなり近いという素晴らしい立地条件を捨てることになる。
  • 陶芸教室や通院している病院、お気に入りの飲食店など、新天地で代わりを見つける必要がある。
  • 新築物件で害虫も発生したことがなかったのが、引越し先ではどうなるかわからない。
  • 引っ越しの荷造りがめちゃくちゃ面倒くさい。たぶんリアル倉庫番を体験することになる。
  • 引っ越しにまつわる手続きもろもろが面倒くさい。
  • そもそも引っ越し先物件を探すことからして面倒くさい。
  • 契約が切れるのが9月末日で、そのタイミングで引っ越し作業を行う余裕がなさげ(仕事都合で)。
  • テレビ周辺の複雑な配線を再度やりなおす自信がない。
  • 想定される引っ越し要件をすべて満たそうとすると、今よりも賃貸料が高くなりそう。もちろん引っ越し自体にも諸費用が発生する。

デメリットのほうがいろいろ思いつくのだけど、そのうちの一部はデメリットというか、面倒なだけという説もあるなぁ…。若かりし日は、引っ越しを面倒だと思ってはいても、物件探しや空っぽの部屋のレイアウトを考えるのにワクワクしたはずだけど、今はもうそういうトキメキがない*2。正直なところ、ライフスタイルを大きく変更しようとしない限り、引っ越しで生じるメリットがあまり感じられない、という結論に落ち着いてしまう。もともとアクティブな人間じゃないし、刺激を求めて新天地をめざす!みたいな気持ちが希薄なのが原因なんだろうなぁ…。

そういうわけで、結局今回もそのまま契約延長することに決めた。2年後の契約更新時こそは、もっと自分を納得させるようなメリットをひねり出して、引っ越しを前向きに検討したいね!なんて思いつつ、たしか2年前も4年前も契約更新時に同じことを考えていたはずなんだよなぁ…なんてことを思い返すと、俺は東京を離れる決心をするまでこのアパートで暮らし続けるではなかろうか、という気もしてしまう。それでいいのか、俺。

*1:可能な限りロフトを寝床に使いたいけど、夏は暑すぎてロフトで寝ることができないため

*2:PCの買い替えなんかも同じで、昔は新しいPCのスペックをみてワクワクしたけど、今はもうそういう気持ちがわかなくなってしまった…。

競馬に興味なかった頃の競馬に対する印象

keiba.blog.jp
このまとめ記事を読みながら、自分の場合はダイナガリバーのダービー制覇の記憶がそれに該当するかもなー…なんてことをつらつら考えている。

今では、週末になるたびにだらだらとグリーンチャンネルを観ちゃう程度には競馬が好きなわけだけど、そんな自分が競馬に興味を持ったのは、高校生だった頃にダビスタに出会ってからだ。ただ、ダビスタに出会う前から競馬が比較的身近な存在だったのは、実家が社台グループのお膝元の隣接地帯にあるからだ。小学3年まで、父親が社台ファームの従業員だった同級生がいたので、なおさらサラブレッドは身近な存在だった。

で、自分が小学3年生の時に、社台グループにとって念願だったダービーを制覇したのがダイナガリバーだ。時期的に、まもなく運動会が控えていて、なんとなく浮足立っていた季節だった記憶がある。ダービーウィークが明けて学校に登校すると、同級生の兄ちゃん*1が幸せそうにはしゃいでいたのがとにかく印象的で。普段から陽気でひょうきんな人だったけど、その時のはしゃぎっぷりはとにかくすごかった、気がする。まぁ、もう30年以上昔のことなんで、もやもやした記憶でしかないんだけどw

もちろん、当時競馬のことはさっぱりわからなかった自分からすると、なんでこの人はこんなにはしゃいでるんだろう?という気持ちだったはずだ。同級生だった弟のほうはもっと冷静だった気もする。おそらくはしゃいでいた当人にしたって、ダービーを勝つことがどれほどのことかそこまで理解していなかったのかもしれない。でも、おそらくダービーを勝った瞬間、周りの大人達の喜びようはものすごかったのだろうし、その雰囲気にあてられたってことは十分考えられる。自分でそこまで考え及ぶようになったのは、高校生になって、自分が競馬を好きになってからだったのだけど…。

ダイナガリバーは特徴的な鼻白といい、幼心にも覚えやすかった名前の響きといい、そして上記のような思い出もあり、今も自分の記憶の根底に残っている一頭であり続けている。

*1:姉の同級生

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最近読んで面白かった漫画(2018年夏)

3ヶ月ごとの定期更新、面白かった漫画まとめ。前回まとめた時が豊作すぎたので、今回はその反動がくるかなー…と覚悟していたのだけど、意外なことに新規開拓が良い感じにすすんだのであった。

新しく読み始め

サマータイムレンダ 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

サマータイムレンダ 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

化物語」は原作ラノベもアニメもお気に入りなので、いまさらコミカライズしたところでなぁ…なんて思っていたのだけど、作画のレベルがめちゃくちゃ高くてびっくりした。第1話を読んだ時に、この水準で連載できるのか?と半信半疑だったんだけど、週刊連載が続いてるんだから、ほんとすごいと思う。個人的な掘り出し物は「おやすみシェヘラザード」に「ハコヅメ」。あとは、水上先生がアニメのためにネームを起こした「プラネット・ウィズ」のコミカライズ版も面白かった。やっぱり水上先生の絵はアニメ映えするんだと思う。

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クソ高い椅子を購入した

8年ほど前に購入した椅子が、いよいよ使い続けるのが厳しくなってきた。ずっと使っていた椅子はこれ*1。シートの大部分が剥がれてからだいぶ経つんだけど、それでも座り心地自体が悪くなったわけじゃなかったので、特に気にしていなかったのだけど…、最近になってキャスターもへたってきて、プラスチック部品が崩壊しはじめた。これはもう限界だ。

というわけで、新しい椅子を購入することを決意する。若い頃は、椅子に大金をはたく意味がいまいちわからなかったのだけど、長いこと座り仕事を続けてきて、会社で椅子の違いも味わってきた結果、今では良い椅子にはそれだけの価値があることは理解している。なので今回は、金に糸目をつけず、気に入った椅子を購入することにしたい。2年以上前から軽い腰痛に悩まされていることもあるし…。

もちろん、座り心地を確認せずに高い買い物をすることはできない。なので、試座することはマストだ。どこで椅子の試座ができるのか探してみる。近場だと、新宿の大塚家具が良いらしい。大塚家具といえば、お家騒動で業績悪化なんて話題を目にしたばかりだけど…、そこは気にしないことにする。

さて、椅子の試座ができる場所へ行ってみると、確かにいろんな種類のオフィスチェアが置いてある。すでに試座中のお客さんもちらほら。どの椅子が良いのか下調べを全然していなかったので、先入観なしでひたすら試座してみることにした。20~30個くらいの椅子に座ってみたんじゃなかろうか。で、わかったことは、座り心地の良い椅子は、やっぱり高いということだ。当たり前なんだけどw

過去の経験上、

  • 椅子はメッシュ素材が良い。
  • ヘッドレストはやっぱりほしい。
  • リクライニングはマストじゃないけど、長時間ゲームを遊ぶときにはあったほうが良い。
  • 腰痛持ちにやさしいフィット感?は、たぶん短時間の試座ではわからないものの、座ったときの感触は信じたい。

といった点を気にしながら試座を続けて、その結果3つの椅子に絞り込んだ。

1つ目は8万円ちょっと。メーカーや型番を控えなかったので、すでにどの椅子だったかわからないけど、背中の接する部分が2つのパーツに割れているのが特徴的だった。それに慣れるかどうかは、試座では判断つかず。

2つ目は25万円くらい。これもメーカーや型番を控えなかったのですでにどの椅子かわからず。ただ、めちゃくちゃ座り心地が良かったので、ここまで高くなければ最後まで購入候補として悩んだかもしれない。

そして3つ目が16万円。これ。

当初予算は10万円を目処に考えていたんだけど、試座した瞬間に気に入ってしまったので、予算を大幅にオーバーすることには目をつぶることにした。とはいえ、即決するには勇気のいる買い物なのだが、自分のQOLを向上させる効率の良い投資になるはずだと納得させて、その場で購入することを決めた。

納品まで1ヶ月かかるとのことで、手元に届くのはまだ先のことなんだけど、自分にとって良い買い物になったなら良いなぁ…。

*1:amazonの購入履歴に残っていた

ネタバレ無しという一言

3週間ほど前に会社の飲み会に参加した際、「カメラを止めるな!」の話題がでた。ちょうど自分の耳にも「低予算映画だけどすごく面白い映画らしい」という噂が入ってきたタイミングだったので、どうでした?面白かったですか?と聞いてみたら、ぜひ鑑賞することをおすすめすると言われた。相手も自分の映画の好みを把握したうえでの反応なので、これはきっと良い映画なんだろうと思ったわけです。どうやら相手の雰囲気から、くわしい話は聞かないほうが楽しめそうなこと、そもそも最近は、映画鑑賞前に予告編以上の情報は仕入れないことを是としているので、この映画に関する情報はシャットアウトしたうえで、タイミングがあえば映画館に行こう!と思っていたのだけど。気がつけば3週間経過してしまった。拡大公開も始まって、その気になればいつでも観に行ける状況になっていたにもかかわらずね。

で、なかなか映画館に行くことができないでいるうちに、TwitterのTLでもこの映画の話題を目にする機会が増えてきた。そんな中気になっていることが1つ。それはこのエントリーのタイトルのことだ。

面白かった!とかぜひ観に行くべき!みたいな一言ツイートはなにも問題ない。公開されてからそれなりに時間が経過してきたので、この映画に関する考察が増えるのもよいことだ。まぁ、こちらはまだ鑑賞していないから、もちろんそういう深い話は読まないわけだけど。そのほか、今回のサクセスストーリーにまつわる話題なんかも増えてきた。例えば、監督の父親によるこんな話

初めてこのページのことを知ったのはたぶんはてブだ。その時は、どんな内容がわからなかったので、「あとで読む」タグだけつけてスルーした。その後で、今度はTwitterのTLにこのページのシェアが流れてきた。そこでは、丁寧に「ネタバレ無し」という一言が添えられていたので、映画を観る前に読んでも差し支えの内容だと判断して目を通した。とても良い話だった。ありがとう、シェアしてくれた人。

ただね…、その後もSNS上でこの映画の話題がシェアされることが増えてくるわけですよ。そして外部のページに誘導されるたびに添えられる「ネタバレ無し」という一言。これは…つまりネタバレが強調されるような映画だということなのでは…?つまり、「ネタバレ無し」と表明されることで、ネタバレ要素が含まれた作品であることを察してしまう問題である。

ところで。このブログで、2年くらい前にこんな文章を書いたことがあってさ。
shaw.hatenablog.com

久々に読み返してみると、俺いいこと書いてんじゃん!とか思ってしまうわけだけどw この中で、

どうせならどんでん返し系の作品は素直に騙されて、騙されたことに感動を得たいよ派だったりする。

と書いたとおり、心の底から騙されるような物語を渇望しているところがあって。ただ、これって本当に難しことなんだよね。予備知識で少しでも騙しの要素があることがわかっていると、作中のちょっとしたことでもうがった見方を始めちゃうからね。困ったことに。

話はもどして「カメラを止めるな!」。この映画にも、おそらく何かしらのネタバレ要素があるってことは、これまでの雰囲気で察してしまった。ただ、ネタバレ要素といっても、それがどんでん返しによるものとは限らないので、ひょっとすると予想外の方向から「おぉぉ、そういうことだったのか!」みたいなカタルシスが生まれるのかもしれない。そうなったら本当に嬉しいのだけど。

自分でもちょっとネタバレに関しては敏感すぎるよなぁとも思うし、今回もこんな些細なことをぐだぐだ考えた挙げ句、こんな文章を書いているのもどうかと思っている。デリケートに思うくらいなら、自分のアンテナに引っかかった時点でさっさと映画をみるべきだったんだよな、本当なら。これは今後の課題としたい。

さて、ようやく映画のチケットを予約したことだし、明日は無心になって映画を楽しんでこようと思う。重要なのは過剰な期待はしないことだぞと、自分に言い聞かせながら。

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ツール・ド・フランス雑感(2018年)

年々ロードレース観戦熱が冷めていく自覚があるなか、なんだかんだツールは連日ライブ中継を観てしまったのであった。2週目のアルプス越えが想像以上にハードで、結果有力スプリンターが軒並み脱落*1してしまったせいで、個人的な楽しみ*2が大きく減ってしまったのが残念だった。

とはいえ、初日に完璧なクイックステップトレインを堪能できたこと、ガビリアによるスプリント2勝とアラフィリップによる山岳コースでの2勝、個人総合で11位フィニッシュになったユンゲルスなどなど、贔屓チームメンバーの頑張りは、応援のしがいがあって楽しめた。春先から絶好調だったチームが、グランツールでも失速することなく勝利を量産できるって、ちょっと出来過ぎというか、よくもここまでチーム運営を回せたなぁという印象。ただ、また主力がごっそり抜けるようなことにならないといいんだけどな…という心配も。

個人総合は、今回も相変わらずスカイ勢のチーム力が他を圧倒していた。それでも、ジロで極限まで力を使ったと思われるフルームの調子がどうなのか…?という心配をよそに、セカンドエースだったGトーマスが絶好調で、3週目でちょっとくずれたフルームのかわりに総合優勝を果たすというサプライズ。Gは過去のグランツールで、序盤調子が良くても落車で姿を消すパターンを繰り返し観てきたので、最後まで崩れなかったのには驚いた。Gとフルームって、スカイ以前からのチームメイトで、かれこれ10年も同じチームで走ってるんだってね。グランツールでフルームの天下が続く中、よくぞここまでチャンスを待ち続けたなぁ…と感心しきりである。

その他、細かい雑感もないではないが、ブログで書き残したいってほどでもないので省略。

www.procyclingstats.com

*1:比喩でもなんでもなく、タイムオーバーでのリタイア

*2:クイックステップトレインによるスプリント勝利を応援すること

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