コミックDAYSの定期購読サービス
コミックDAYSで、講談社のコミック13誌の定期購読サービスが始まった。
comic-days.com
毎月Kindle版を購入しているアフタヌーンの他、週マガやモーニングといった連載を追ってる漫画の掲載誌や、月マガとかシリウスとかコミックスで読む機会のある漫画の掲載誌も対象なので、まずは初月無料を試してみることにした。
で、アプリだと大きな画面で読める環境がないので、PCのブラウザ上で漫画を読んでいる。使い始めてからまだ10日くらいしか経っていないのだけど、ここまでの感想について触れてみたい。
- PCのディスプレイに22インチくらいのものを使っているんだけど、全画面表示で見開き状態で読むととても快適だ。Kindleで購入した漫画はいつもKindle Paperwhiteで読むのだけど、PC上で読むのも悪くないなと思った*1。
- ブラウザ上で読むと、ページをめくるたびにデータのダウンロードが走るんだけど、自宅のネット環境ではさくさくダウンロードされるので、ページの表示が遅くてイライラするようなことは発生してない。
- 全画面表示でも目次へのアクセスはすぐにできるので、読みたい漫画だけつまみ食いするのも手軽にできて良い感じ。ただ、いつも読む漫画は決まっているので、その漫画をお気に入り登録できるようにして、直接アクセスできるような機能があると嬉しいなぁ…とも思ってる。
- アフタヌーンにお気に入りの漫画が多いのは、購読することで新連載漫画もとりあえず読んでみる、ということが習慣化しているのがでかいと思っている。で、他の雑誌については、連載を追っているものは立ち読みだけ、コミックスしか読んでいない場合は同じ掲載誌で他にどんな連載漫画があるのかも把握してないので、新しい出会いに繋がりにくい。それが、この定期購読サービスによって解消されると思われるので、講談社系の漫画で読み逃しが減るのでは…と期待している。
- 個人的には、グッドアフタヌーンも対象に含まれると嬉しいんだけどなー。
- アーカイブ期間は2ヶ月程度。これを短いとみるか、十分とみるかは個人差ありそう。自分の経験上、アフタヌーンをKindle版で購読しはじめたのが2014年1月号からなのだけど、発売日に読んだあと読み返したことは一度もないので、アーカイブ期間が短くても問題にはならないという判断。
無料期間が今日いっぱい(まもなく終わる)なので、このまま使い続けるかどうかの結論もここらで出す必要があるのだけど、上述のとおりおおよそメリットだらけで今の所デメリットが特にないので、今後もしばらく利用しようかなぁと思っている。
ただし、誰もがそう思っているかというとそうではないようで、当然ネガティブな意見もあるので、気になっている人はそういう意見も参考にしてみたほうが良いとも思う。
anond.hatelabo.jp
ま、初月無料なので、興味があるならまずは一度試してみるのがよいのではなかろうか。
しかしあれだなー、個人的にサブスクリプションモデルというのはあまり好きじゃないんだけど、気がつけば自分の日常において月額が定額制のサービスがどんどん侵食してきた感があるなぁ…。冷静に振り返ると、なんとなく支払い続けてはいるものの、さほど活用してないサービスもあるので、取捨選択をしっかりせねばなぁ。
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あたりのキッチン!完結
アフタヌーン誌には好きな漫画が多いのだけど、その中でひっそりと気に入っていた*1「あたりのキッチン!」が完結してしまった。つい先日発売されたコミックス4巻が最終巻ですね。
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アフタヌーンでの連載中、まさか最終回だとは思わずに読んでたら、唐突に終わってしまった感があって、もしや打ち切りか??とも思ったのだけど、コミックスであらためて読んでみると、その前の回で伏線というほどではないけどずっと引っ張ってきた話にもちゃんと決着をつけていたし、流れとしてはそこまで唐突ではなかった*2。なんとなく、連載がまだ続くと思っていたからか、ふいをつかれて唐突に感じてしまったんだろうなぁ。
ところで、俺はなぜこの漫画のことを気に入っていたんだろう。料理漫画というジャンルには、それほど思い入れがあるわけではない。自分で料理をつくらいないし、食に対するこだわりもあまりないし。なので、料理に対する薀蓄とかが面白くても、へーそうなんだー、程度の気持ちにしかならない。
あたりのキッチン!の舞台が街の定食屋で、作中ででてくる料理もメンチカツやナポリタンといった定食屋でおなじみのメニューばかりだ。奇をてらったものは全然でてこない。調理シーンなんかも実に丁寧で、自分で料理をするような人にはおなじみの話だったり、場合によっては役に立つことも多いのかもしれない。けど、上述のとおりそこに惹かれてこの漫画を読んでいたわけではない。描写される料理は美味しそうだったんだけどね!
主人公設定がコミュ障女性で、しょっちゅう挙動不審になりながらも少しずつ成長していくという物語も、そんなに珍しいものではないのだけど…、登場人物がみんな良い人たちで、描かれるエピソードもほっこりするものが多い。料理同様、奇をてらったエピソードというのは皆無で、読んでいて安心感がある。そう、俺はこの安心感とか物語のあたたかさを気に入って、この漫画を読み続けていたのかもしれない。
主人公にはすでに両親がいなくて、そして本人がコミュ障であるにもかかわらず、対人描写や物語自体にへんな緊張感がないのも読みやすさにつながっている、気がする。だからといってだらだら間延びしているわけでもないんだよね。ストーリーの構成がしっかりしているというか。なのでマンネリ感もなく、だからこそもっと連載が続くんじゃないかなーと俺は思っていたんだな、たぶん。
全体を通して、物語に起伏があるわけじゃないので、人によっては物足りなさが残る可能性もある。でもさ、もともと料理漫画というジャンルに派手さを求める人ってそんなに多くないのでは?という気もするし、こういう作風が料理漫画というジャンルにはマッチしているんじゃなかろうか。
というわけで、地味だけど良作だった「あたりのキッチン!」。4巻完結とさっくり読めるボリュームなので、安心感があってほっこりしたお話を求める人にはぜひともおすすめしたい。
続きを読むちょっとした出来事
昼飯を食べ終え、オフィスに戻る途中のエレベーターで。
移動先は7階。3階*1で止まる。同僚というには微妙に距離感のある知り合いが二人乗る。移動先は自分と同じ7階。そのエレベータ上昇中のわずかな間。
Aさん「急に知り合いの結婚式が多くなった時期ってあった?」
Bさん「…わたし友達が少なくて。」
Aさん「あ、俺もそうだから!」
みないなやり取りがあって、一瞬ぎょっとしながらも思わず笑ってしまって、「ふふふ、なんの話をしてるんですかw」と突っ込んでしまった。内心、それは俺も同じだけどな!と思ってたので、あそこで笑ってしまったのは今振り返るとかなり失礼だった。でも我慢できなかったんだよ!
そのBさんとは全然話をしたことがないのだけど、人当たりは良さそうだし、自分なんかとはちがってコミュニケーション能力が低そうにも思えなかったからか、えらいギャップを受けた。でも、たとえ謙遜でも、こういうやりとりでわざわざ友達が少ないなんて嘘はつかない気もするし、案外本当のことなのかもしれない。本人、言った直後に恥ずかしそうな表情をみせていた、ような、気もしなくもないが…その辺はわからない。
そしてそのギャップに萌えを感じてしまったのか、ちょっとズキューンときてしまった。なんて言葉にすると、キモいですね、はい。でもさ、この文章を書きながらその時のやり取りを思い出してるだけでも、なんだかニマニマしちゃうんだよね…、勝手な同族意識の仕業なんだろうか。まー、だからなんだって話でしかないんだけどさ。
*1:同じグループの別会社。というか、自分の出向元の会社である。
菊花賞
昨シーズンのPOGでお世話になったジェネラーレウーノ、秋緒戦のセントライト記念の勝ちっぷりから、菊花賞でもそこそこやれるんでないかな?と期待していたんだが…。キタサンブラックと不思議なほど一致してた戦績もその期待に一役買っていたのかもしれない。で、逃げ宣言どおり主導権を握ったまでは良かったけれど、ペースを落として末脚勝負になって完敗。今までのレースをみても、スローペースじゃなくて、イーブンペースでラップを刻んでこその馬だと思っていただけに、ちょっとあのスローペースは不可解だった。
同じことを思っていた人は多かったようで、中には馬主が同じエタリオウのためのラピットだったんじゃね?という意見もちらほら。気持ちはわかる。まぁ、調教師曰く「流れも考えていたより遅くなりました。」とのことなので、深読みしすぎなんだろうけどw
田辺は結構好きなジョッキーの一人なのだけど、現状では中山以外じゃ信用できねーなぁ…とも。ジェネラーレウーノが中山専用機なのか、ジョッキーが中山マイスターで結果を残しているのか、現状いまいちわからんのだけど、もし有馬記念に出走できるようであれば複勝馬券はちょっと買ってみたいなーとは思った。ただ、古馬相手に先行できるの?と言われると、今はそこまで実力があるようにも思えないんだけどさ…。でも、そう思わせておいて中山適性の高い馬が穴を開けてきたレースでもあるんだし、ちょっと夢をみてみたいじゃないですか。
あ、勝ったフィエールマンは強かったです、はい。今年の1月に、北海道にUターンするという後輩の送別会的な飲み会でPOGの話になって、その後輩がフィエールマンを指名してたので、週末デビューするのにすごいやつがいるらしいじゃないか、なんて話をした記憶が残っているんだけど、まさかこの臨戦過程で菊を勝ってしまうとは思わなんだ。なんというか、体質が弱い馬がこのレースを勝ってもそのあと大成しない印象があるんだけど、この馬はどうなるだろうか。
あと、いつのまにかそのフィエールマンの後ろをくっついてきて3着を確保したユーキャンスマイル。これぞ京都の長距離戦を任せたら現役ジョッキー随一といえる、武豊の面目躍如といったところか。ジェネラーレウーノに武豊が乗っていたらどんなレースになっていたかなぁ。
藤田菜七子ジョッキー
競馬のレースをそれなりにみてると、出馬表を確認してなくても、レースの映像だけでジョッキーがだれかわかったりすることがある。自分の場合、たいして観察眼はないのでそれほどでもないけど、それでも武豊や岩田、あとは以前だったら相談役もなんとなく分かった。
最近だと、やっぱりルメールはわかりやすい。騎乗がとても綺麗だし、上半身がまったくぶれないし、あぁこれだけ綺麗な乗り方してるってことはルメールかな?と思ったら大抵あたっている、気がする。
で、今日も昼間からグリーンチャンネルを観ていて、府中の5R(新馬戦)をぼーっと観ていたところ、藤田菜七子もわかりやすいのでは…?とふと思った。その新馬戦のレース実況で黒い勝負服が映った瞬間、あれ?これは藤田菜かな?という気がして画面を注視してみたところ、背中に長い髪がみえた気がした。とはいえはっきり見えたわけでもないので、なんとなくそうかも、という程度。そのすぐ後ろに一番人気のブーザーがつけていたこともあって、なんとなく気になりながらレースの行方を見守る。
四角では、その藤田菜かもしれないジョッキーが乗るゴールデンゾーンは大外をぶん回しで雑な感じ。後ろのブーザーはその内側をするどく回ってくる。で、四角を過ぎたあとの攻防が見応えあった。
2018/10/06(土) 2歳新馬戦まとめ
※ 4:00過ぎくらいから。
ゴールデンゾーンの内側からやや強引に間を割ろうと試みるブーザーに対して、まったく進路をゆずらず、結果としてブーザーの蓋をするような形で末脚を伸ばし始めるゴールデンゾーン。それなりに前との差はあったけれど、このままの脚色であれば前を捉えそうな勢い。対して、一度進路を失ったブーザーは、そこから体勢を立て直して、外に出してから猛烈な末脚をくりだしはじめた。見ごたえのある末脚勝負は、大外から全てを差し切ったブーザーに軍配があがった。
この騎乗っぷりをみて、あぁ俺が藤田菜かもしれないと思ったジョッキーは別人だったかと思い直していたんだけど、レース結果で2着に藤田菜の名前が出ていて、それはもう驚いたわけです。最近巧くなってきたなぁという印象は持っていたけれど、こういう競馬もできるんだなぁって、見直すしかないじゃないですか。しかも今日張り合ったブーザーに乗っていたのは、世界のモレイラですよ!いやー、ビックリシタナモー…。
いまの府中の新馬戦、モレイラ騎乗のブーザーが人気通りの勝利だったのだけど、2着のゴールデンゾーンも惜しかった。藤田菜七子、四角回ったあとで、内からモレイラが間を割ってこようとしたところをしっかりブロックして、自身もしっかり伸びてきたからな。惜しかった分、負けてくやしいだろうなぁ。
— shaw (@hashimukai) October 6, 2018
デビューしたばかりのころは、JRAにとって久々の女性騎手ということでマスコミがやたらともてはやしていたのにちょっとうんざりしていたのだけど、こうやって着実に実力を磨いて、ときどき、おぉ今のレースは巧かったなぁと思うことが目につくようになってきた。不思議とレース中に藤田菜が騎乗してる馬が気になったりするんだよな。これはもう、俗にいうファンというやつなのでは…?
まー、今はまだ減量の恩恵もあるわけだけど、ガッツは相当ありそうだし、これからもまだまだ力をつけてくるかもしれないなぁと思っているところ。今後はもっと注目していきたい。
スイッチ版のEVE burst error R
が発売されるみたいですね。
PS Vitaで発売されたゲームがスイッチにも移植されるという流れができつつあるなーという印象。このゲームはPS Vita版を購入して遊んでいるし、そもそもSS移植版を初めてとして過去に4回も購入している身としては、さすがに今回は購入見送り対象かなー。でも、PS Vitaは来年で生産終了するみたいだし、すぐにメモリーカードがイカれてセーブデータが飛んじゃうし*1で、アーカイブとして手元に残すにはいまいち信用ができないので、そのうちスイッチ版も購入しちゃうかもしれない。
なんか5年くらいの周期で、無性に遊びたくなるんだよな、このゲーム。前回遊んだ時に、さすがにシナリオに古臭さは感じたけれど、それでも一度遊び始めるとエンディングまで続きを読みたくなるくらい、ストーリーそのものを気に入ってるのだった。これだけ繰り返しリメイク作が発売される程度に需要があるってことは、俺みたいなリピーターも結構いるんでないだろうか。
- 出版社/メーカー: El Dia
- 発売日: 2016/04/28
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クイックステップのチーム勝利数
ブエルタが終わり、気がつけば世界選手権ウィークに突入。今年もやっぱりJスポでのライブ中継はないようなので、レース観戦は見送り。
さて、ここ数年世界選手権の最初の種目だったチームTTだけど、どうやら今年で最後らしい。チームTTという種目が個人的に結構好きだったので、これはちょっと残念である。その最後のチームTTを勝利で締めくくったのはクイックステップ。
7年間で4勝と、この種目とは抜群の相性の良さだ。世界選手権でチームTTを行うようになった2012年にトニ・マルティンがこのチームに加入したのも最高のタイミングだったな。で、この4勝で、すべてメンバーに含まれていたニキ・テルプストラが来年からチームを離れるというのも、なんだかんだと一つの節目を感じてしまうのである。
それにしても、今年のクイックステップの好調さはいったいどうなっているんだろう。ということを考えるのも、これで何度目かわからないのだけどw この日の勝利で、年間のチーム勝利数が69勝に達したらしい。で、ルフェーヴル爺さんのチームにとって、過去最多勝は、マペイ時代の71勝とのことで、その記録の更新も目前になっている。まぁ、今年のレースも残り少ないから、更新できるかどうかはまだわからない。
そんな話を耳にすると、一つ疑問に思うことがある。それは、過去の全チームにおいての年間最多勝はどのくらいなんだろうか?ということだ。ロードレースも歴史が長い競技だし、過去100年に渡っての記録までは把握するのは難しいのかもしれない*1。けれど、どうやら2000年代に入ってからの記録は、2009年のチームコロンビアHTCが達成した85勝らしい。
今年のクイックステップの勝利数でも十分化け物じみていると思うのだけど、そのさらに上をいく85勝という数字。2009年といえば、自分がロードレースを観戦するようになった年だったこともあって、この年のコロンビアHTCについても結構覚えている。その中でも、ツールでの6勝については、映画「チェイシング・レジェンド」で映像になっているとおりだ。
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チームの快進撃はツールだけでなく、他のグランツールやステージレース、ワンデーレースでも沢山の勝利を挙げている。まぁ、全盛期のカヴェンディッシュだけでなく、グライペルやボアッソンハーゲンも同じチームにいたんだから、他のチームからするとスプリントで太刀打ちできるわけないんだよねw
ちなみに、その85勝のうち、83勝についてはここで確認できる*2。
コロンビアHTCはこの年だけでなく、チームが解散した2011年までスプリントで敵なしの状態がつづいた。で、2012年以降、そのスプリントによる勝利量産路線を引き継いだのがクイックステップだった。それまでは、クラシック特化チーム(=ボーネンのためのチーム)だったのに対し、旧コロンビアHTCの選手やスタッフを受け入れることで、勝てる手段が一気に増えた。特に、ロルフ・アルダグとブライアン・ホルムという、スプリントを知り尽くした二人の監督の加入がチームに与えた影響は計り知れなかったと思われる。
クイックステップで勝利を量産するエーススプリンターは幾度となく変わっていったけれど、チームとしてスプリントをものにするためのノウハウがしっかり根付いていたんだろうね。去年キッテルとトレンティンが抜けた穴をヴィヴィアーニがここまで埋めてくれるとは、少なくとも自分は思ってなかったけど、こういう選手の入れ替わりがあってもびくともしない*3のは、本当に凄いことだと思う。
まぁ、この快進撃が来年も続くかはわからないけれど…、来年もクイックステップというチームの応援を楽しみたいなぁと思っている。とりあえず、はやくメインスポンサーが決まってほしいんだけどな…。俺、クイックステップが解散する事態になったら、ロードレース観戦をやめてしまう自信があるからね!