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自分の趣味について書き散らかす雑記ブログ。

○巻以内で完結するおすすめの漫画

anond.hatelabo.jp
を読んで、自分も5年くらい前に
shaw.hatenablog.com
を書いたことを思い出した。

で、今同じようなことを書こうと思ったら、5巻だとスピリットサークルや吾輩の部屋であるが入らないので、6巻以内~でおすすめ漫画をチョイスしそうに思った。のだが、6巻だと1518!が入らないし…とか考え始めて、ちょうどよい塩梅がわからなくなって結局お蔵入りになりそうにも思った。

5巻以内という条件を変えなくても、今だったら作品のチョイスがちょっと変わりそうな気もするな。

最近読んで面白かった漫画(2020年夏)

3ヶ月ごと更新の面白かった漫画まとめ。この3ヶ月間もあいかわらず在宅勤務で、買い物や外食以外でほとんど外にでていないせいか、家で仕事するかゲームするか漫画を読むかネットをみてるかしかやってない気がする。そのおかげか、ずいぶん漫画の新規開拓がはかどったし、新刊も順調に消化できたし、過去作の読み返しなんかもけっこうしてた気がする。前回の更新では、最近ゲームばかりやってると書いたけど、今回は漫画に時間を割きすぎた気がしなくもない。もっとこう、生活にバランスを…とも思うのだけど、今の状況だとなかなかうまくいかないんだよなぁ。

新しく読み始め

いろいろ読んだ。ミステリと言う勿れはマンガ大賞とかでも高評価だったのでそのうち読もうと思って1巻だけ積んでいたのだけど、いざ読んでみるとやっぱり面白かった。巻き込まれ系ミステリーとでもいうのだうか。主人公の博識が事件と関係無いようで実は関係がある、みたいな読み物としての面白さが良い。空電ノイズの姫君は定番のバンドもの。なぜか冬目景の漫画を読んだことがなかったのだけど、ぐいぐい引き込まれる面白さだったので、いずれ他の漫画もチェックしてみたい。その他にインパクトが大きかったのは無能の鷹、対ありでした、推しの子あたり。あとは、個人的に「なんとなく好き」な漫画家の一人、叶恭弘の新作、きるる KILL MEがなかなか良かった。最近イマイチぱっとしない漫画が続いてた印象があるけど、今作はどうなるかな。

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ビワハヤヒデ死去

起床してTwitterを眺めてたら、ビワハヤヒデが死んだというお知らせが。

どうやら老衰らしい。もう30歳だったわけだし、大往生というやつだろう。一年くらい前に、このツイートでウイニングチケットビワハヤヒデナリタタイシンの三強がそろって存命だと知ってたいそう驚いたのだけど。

さすがに寿命には勝てないのである。自分が競馬を始めたばかりの頃の実力馬たちも、ほとんどが鬼門に入ってしまったなぁ…。

ところで、ビワハヤヒデの名前を久々に目にするたびに、自分は秋の天皇賞当日のことを思い出す。

ちょうど自分が競馬をみるようになったのがナリタブライアンが三冠を達成した年の秋競馬から。そう、ビワハヤヒデが一番強かったこの年の春シーズンはまだ競馬に興味を持っていなくて*1、リアルタイムでレースを観戦したのはオールカマー秋の天皇賞だけなのである。ナリタブライアンが三冠を達成できるのか、そして兄弟対決ではどちらが強いのか、という話題で盛り上がっていたことを覚えている。

秋の天皇賞当日、自分は高校の修学旅行中(最終日)で、東京で一日自由行動という、競馬場でのライブ観戦デビューにはなんともおあつらえ向きなスケジュールだった。しかし、同じクラスには競馬好きはおらず、単独行動もNGで、さらには競馬場に行ったとしても中に入れるのかどうかもわからない状況で、府中まで行くことはできなかった。

それでも15時頃になって、どうしても競馬が気になって気になってしかたなかったので、一緒に行動していたクラスメイトに無理を言って、最寄りのウインズ*2まで足を運んだ。私服ではあったけれど、修学旅行中の高校生が堂々と馬券を買えるはずもなく、テレビに映し出されるレース映像を眺めただけだった。もちろん、ビワハヤヒデが負けるとは思っていなかったし、それまで続いていた連対記録も途切れることになるとは想像すらしていなかった。クラスメイトが待っている中で、しばし呆然とテレビを見つめていたように思う。

レース直後に岡部が馬から降りたところまで、その場で目にしたのだったかどうか…。ただ、屈腱炎でそのまま引退することになること、ナリタブライアンとの兄弟対決が夢で終わったことを知ったのは翌日になってからだった気がする。

あの年、ビワハヤヒデナリタブライアンの兄弟対決が実現していたらどうなっていたかなぁ…。ナリタブライアンは、直後の菊花賞で圧倒的な着差で三冠を達成して、同年有馬記念でも古馬を蹴散らしたところまでは最強馬という感じだったけれど、その後は故障もあって古馬になってからはぱっとした成績は残せなかった。まさか高松宮杯が引退レースになるとも思わなかったしな。

兄弟ともに、種牡馬としても結果は残せなかった。ナリタブライアンはすぐに死んでしまったせいでもあるんだけど…。一世を風靡したパシフィカスの血統も先細っていくばかりで、競馬の無情さを感じてしまうのであった。

まぁなんだ、競馬を始めたばかりのころに凄く強い馬がいたけど、その強さを実感する前にターフを去っていった馬というのが自分のとってのビワハヤヒデという存在だったんだよなー…なんてことを懐かしみながら、いつものようにダラダラと駄文を残すのであった。合掌。

www.nikkansports.com

*1:ちょうどダビスタで競馬を覚えはじめた頃である

*2:今思うと、それが新宿ウインズだったんだけどw

定期のない生活

コロナ禍が広まってきた3月上旬、自分の勤め先も在宅勤務推奨になった。2週間程度の準備・お試し期間を経て、3月の3連休明け後からはまったく出社しない生活に突入した。4月以降は不要不急の外出はしないように!ということで、自宅から外にでる時間も激減した。もちろん電車に乗ることもなくなった。

そんなこともあって、4月以降通勤手当が出なくなった。まぁ、出社してないどころか電車に乗る機会が全くないわけで、定期自体が不要なので当然の流れだろう。

6月になって緊急事態宣言が解けた後も、勤め先の方針としては原則在宅勤務、どうしても出社の必要がある場合のみ申請を経ること、という状況なので、自分の生活はほとんど変わっていない。在宅勤務になってから今日まで、電車に乗った回数はたったの3回である。もちろん定期は不要のままだ。

それで何が変わったかというと…。まず読書時間が圧倒的に減った。この事態になって明確になってしまったのだけど、自分は通勤時間に本を読むことでそれなりの読書量を確保していたらしい。通勤で電車に乗る時間は、往復でも1時間弱といったところで、そこまで長時間ではないのだけど、通勤時間とお昼休みを中心に読書の時間を確保し、読みかけの本の続きが気になるときだけ家でも読書する、みたいな習慣が根付いていたので、ずっと家にいると「読みかけの本の続きが気になる」という状況にならない。それでも積読本は増えていくので、寝る前とか休日とかに少しずつ本を読むようにはしているんだけど、たいして読書がはかどらない。結果、読書量が激減している。

あと、映画館に行こうという意識がなくなってしまった。緊急事態宣言中のように、そもそも映画館が開いていない間はもちろんとして、その後劇場営業が再開してからも映画館まで足を運んで映画を鑑賞しようという気持ちになっていない。観たい映画はすでに何本か公開されている。でも映画館に意識が向いていないのは、もちろんまだコロナのリスクを大きくみていることがあるわけだけど、それ以外に映画館に行くのに定期が使えない点も結構響いている気がしている。普段、新宿で映画を見ることが多いのは、自宅から結構近くて定期で移動できる場所だからなのである。最近は、仕事帰りの途中で新宿で一度降りて、映画を観てから帰宅するということも多かったけど、それができなくなってしまった。定期券がなくても、往復で300円ちょっとなんだし、そんなのケチケチすんなよ!とも思うんだけど、節約うんぬんという問題でもないんだよな。

なんていうんだろう、もともと自分の行動範囲は狭かったのだけど、コロナ禍によって行動範囲がもっと狭くなってしまった、ということが根底にある気がする。この3ヶ月の間に電車に乗ったのが3回だけということは、つまり地元からほとんど外に出ていないということなのだけど、それでさほど困ってもいないんだよね。

そこからさらに話を飛躍させると、自分のことを考えるとそもそも東京で生活を続ける意義すらあまりなくなってしまった。この3ヶ月の在宅勤務期間で得た知見として、実は出社しなくても仕事はそれなりに回るということがわかったこと、それは自分だけじゃなくて勤め先自体もそういう方針になりつつある。先日の全体ミーティング*1で、コロナ禍が続く限り原則在宅勤務の方針を解く予定はないし、もしコロナ禍が終息したとしても引き続き在宅勤務前提のつもりで考えている、という話があった。そうなると…、東京から離れることも具体的に検討してみるべきなのではないだろうか、という気がしてくる。ん?そういえば今のアパートの契約が切れるのは9月末だよな。どうしょう。

とはいえ、最近になってまたコロナ感染者が増えてきて、今のままだと東京から地方に移動するのは無理っぽいので、9月までにいざ引っ越しを!みたいな話はまぁ無理な話ではあるだろう。ただなー、せっかくの在宅勤務継続話だし、自分にとっての最善のあり方はなんなのか、もうちょっと考えてみる必要はあるんだろうな。こういう話はついつい考えるのが面倒になってそのまま放置してしまいがちではあるけど、今回はしっかり考慮していきたいところ。

…みないなことを、このブコメを眺めながら考えたのだった。
b.hatena.ne.jp

*1:もちろんオンラインである

セレクトセール

せっかくの在宅勤務中なんだし…、という甘言が頭の中で囁かれた結果、セレクトレースの中継をついつい観てしまった。

グリーンチャンネルに加入して、かれこれ10年以上経過するのだけど、セレクトセールの中継を一度も観たことがなかった。気にはなるけど、会社を休んでまで観ようというコンテンツではないという判断だったわけだけど。これがねー、いざ中継を観始めるとさ、面白いのなんのってw 非日常を垣間見る瞬間というか…。ほんの数分で億円ものお金が競り上がっていくさまは実に圧巻であった。

もともと、仕事のBGM程度のつもりでいたのだけど、おなじみの良血馬が登場したり、億越えの競りになったりするとついつい様子が気になってしまって仕事が手につかなくなるから、さすがに途中で観るのは切り上げた。というか、セリの司会者がサンゼンマーン、サンゼンマーン、サンゼンマーン…と唱え続けるのをBGMにしようとするのが、そもそも無理があるしな。

で、個人的に特に興味深かったのはこんなところだろうか。

  • セリの司会者が複数人いて、だいたい40分くらいで交代するっぽいのだけど、同じようなことをやっているはずなのにところどころ個性がにじみ出てくるのが面白かった。特に、名物司会として名を馳せる?中尾さんは、初めて声を聞いた瞬間、あ、この人が噂の人では?とすぐにわかるくらい印象的だった。語り口の旨さもそうだけど、間のとり方も絶妙な感じ。
  • 時々煽りで飛び出す名言たち。

「荒ぶる魂ドゥラメンテ」はちょうど自分がテレビをつけてた最中に聞こえてきたけど、妙に心に残る煽りであったw

  • デアリングタクトの全妹が思ったほど値上がりしないで落札されたように思ったのだけど、このツイートを見て印象が変わった。上場価格が絶妙だったとも言える。

  • 2日目の当歳セッション、ディープ・キンカメ産駒が1頭もいないことで、どのくらい売上が落ちるかなぁ…と思っていて、もちろん去年と比較すると大幅に売上は落ちたのだけど、それでも当歳セッションとしては歴代3番目の売上だったらしい。ディープに集まってた良血がハーツクライに流れたのか、ハーツクライ産駒が大人気という結果に。

news.sp.netkeiba.com

  • 2歳戦で苦戦中のモーリスとドゥラメンテはかなり明暗を分けた印象。ドゥラメンテ産駒はあまり評価を下げていない感じでしたね。モーリスは…この先なかなか厳しそう。早いとこ重賞で勝ち負けできそうな馬が出てきてほしいところだけどなぁ。今週末のゾディアックサインが強いレースを魅せてくれると(POG的にも)嬉しいんだけどな。

そんなこんなで、ほんの一部を観ただけではあるのだけどとても面白かったので、来年はできることなら休みをとってもっとしっかり堪能したいですね!

ナカトミビルとか

eiga.com

このコラムを読んで、そういえば俺もLA旅行に行ったことがあったんだっけと、昔のことを思い出す。スター・ウォーズのエピソード3が公開された時だったので、どうやら2005年のことらしい。もう15年前か…。

2005年といえば、すでに自分のブログを持っていたはずだし、探せばなにか文章が残っている気がする。旧ブログを発掘してみると、こんなページが見つかった。

社員旅行
ナカトミビル
LAに着いた(18日16:00現在)
LA滞在記

おぉ、現地でブログを更新しているよ、俺w しかし本当に懐かしいな。すっかり思い出すこともなくなっていたけれど、ユニバーサルスタジオでそんなに美味しくないスペアリブを食べたこととか、FOX本社に行ってミーティングに参加したこと、ドジャースタジアムで野球観戦したことなんかを思い出す。こうやって文章に残していると、記憶から失われかけていた出来事を思い出すのに役立つもんですね。

ついでに写真も残ってないかな?と思って自分のPCを探してみるも、ちょうど2005年~2006年にかけての約2年分のデータが残っていなかった。上述のブログには1枚だけだけど写真がアップロードされているので、何かしら写真は撮っていたはずなのだが…。PCを新調してデータを移行する際に取りこぼしてしまったのだろうか。ちょっと残念な気もする。

さすがに10年とか20年も時間が経過すると、当時のことはどんどん記憶から薄れていく。昔の思い出を頻繁に思い出すような性格でもないしな。それでも、たまーに自分が残した古い文章を読み直してみると、それはそれで楽しいものである。まぁ、旧ブログの頃の文体は、今読み返すと自分でもむずかゆい気持ちにさせられるんだけどな…w

漫画のリコメンド

つい先日、アルがこんなサービスを始めていた。
alu.jp

3ヶ月に一度、最近読んで面白かった漫画をまとめる程度には漫画が好きな人間としては、どんな検索精度なのか気になってしまう。なので、自分のお気に入り漫画を片っ端に検索してみた。

機械学習の元データがTwitterハッシュタグらしいので、ある程度予想できたとおり検索される漫画はメジャーな作品が多くて、それほど目新しさというか新鮮さは感じない。でも、近い漫画として返ってくる結果自体は、自分にとってはかなり納得感が高い。自分が好んで読むジャンルだと、すでに読んだことのある漫画が多くなるので、そういう意味では新開開拓用のリコメンドとしては使いにくかなー…なんて思っていたのだけども。

いろんな漫画を使って検索しながら、なるほどなるほど…とうなずいていた中で。「波よ聞いてくれ」に近い漫画として挙げられた漫画が、個人的にはもうドンピシャで、これはすごいなーと感心していたのだけど、その中に1冊だけ未読のものが混ざっていた。石黒先生の「ネムルバカ」。それ町や外天楼はとても好きな漫画なのだけど、それ以外の漫画、特に短編ものにはほとんど手を出したことがなかったなぁ…と思い、試しに読んでみたらこれが実に面白い。あれ、ちゃんと新規開拓として機能してるじゃないかw

さすがにここまでうまく機能したのは、ちょっと幸運だった気がしなくもないけど、リコメンドとしての精度がそれなりに高いこと、うまく利用すれば新規発掘にも使えることがわかったのは嬉しい限り。まぁ、amazonで商品を購入後にリコメンドされる漫画の精度も個人的には結構満足してたりするので、今回のアルの新検索をいつまで意識的に利用できるかはなんとも言えないところではあるが。そもそもアルというWEBサービスを全く使ったことないしな、俺。

しかし、やっぱりリコメンド機能ってのは夢があるよなぁ。今の仕事でも、精度の高いリコメンドエンジンの実装をやってみたいなぁ…とずっと思っているのだけど、自分の知識とか技術力とか提案力とかもろもろ足りないばかりに、今の所まったく実現しそうにないのがなー…。

ネムルバカ (RYU COMICS)

ネムルバカ (RYU COMICS)