七王国の玉座
先日勢いで購入した、氷と炎の歌シリーズの「七王国の玉座」第1巻を読了。今年に入ってからずいぶんファンタジー好きになった私ですが、これも海外ファンタジーの翻訳本です。帯に書かれていた「時代小説ファンにもぜひ薦めたい」という紹介文に惹かれて購入したんですが、読んでみると確かになるほどと思う。
中世ヨーロッパを想像させるファンタジー設定。ドラゴンが生きていた(絶滅したらしい?)世界観はファンタジーのそれなんですけど、冒頭からずっと舞台が冬の雪国ということもあって、華やかさとは程遠い出だし。さらに、海外小説の例にもれず、しばらくの間登場人物の関連や舞台となる土地の名称が全然把握できず、読書のペースがなかなかあがらなかったんですが、その山を超えると少しずつ面白くなってきますねー。王に召抱えられる北の領主。その奥さんに子供たち。敵対する(だろう)勢力とか、滅ぼされた旧家の人とか。第1巻を読んだ印象は、これからいろんな運命に巻き込まれるだろう中心人物の背景を描いていただけで、まだ大きな出来事は起きていないので、物語が盛り上がっていくかどうかは続きを読まないとまだまだ判断つかない感じですが。
でも、結構好みの展開の仕方をしていきそうな予感があるんで、続きも読んでいこうと思いますです。