2006-07-17 風神の門 本 司馬遼太郎の初期作品の一つ、風神の門を読み始めた。こりゃぁ面白い。私、梟の城が大好きだったりするんですが、主人公が葛篭重蔵というなじみの無い伊賀忍者だったのに対して、本書は霧隠才蔵が主人公。それに猿飛佐助や真田幸村といったおなじみの登場人物たちも大活躍します。そして、才蔵を好きなる女性たち。梟の城を何度も読み返している私にはまんま同じ構成にも思えるんですが、そんなこと抜きにして面白いものは面白いのです。まだ下巻まで読了はしていないんですが、これは一気に読み切っちゃいそうだなー。