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甲子園決勝 つづき

昨日の延長15回引き分けの再試合が予定通りに行われました。ちょっと今日は仕事の余裕があまりなくて、試合開始からTVの前にかじりつく、ということができませんでしたが、終盤はしっかり観戦。気がつくと1-4で早実のリード、9回の攻撃で頼りになる中沢のツーランホームランで1点差まで追いついたけど、反撃もここまで。ザワのラストバッターは、奇しくもこの2日間投げ合った田中という、あまりにも出来すぎたシチュエーションも、力勝負で斎藤に軍配。最後も三振で打ち取り、ザワの夏の大会3連覇を阻むと同時に、早実にとっては初の夏の大会優勝となり、大会の幕を閉じたのでした。

ザワは最後の最後まで斎藤を打ち崩せませんでしたね。2試合での得点はホームランのみ。得意の連打を出すことができませんでした。それにしても斎藤は化け物じみてましたね。4日連続の連投なのに力強いストレートとキレの鋭いスライダーで、ザワの打線相手に今日も三振の山を築きました。さすがに今日は打ち崩せるのでは、と期待してたんだが…。投手の疲労ほどじゃないにせよ、野手も炎天下での試合がこれだけ続くと、コンディションや集中力を保つのは難しいということなのかな、やっぱり。

田中も良く投げたけど、今日はスライダーが甘めに入るシーンが多かったようだし、さすがに最後はバテましたね(というか、バテないほうがおかしいよ)。緒戦でのドタバタぶりに、決勝まで勝ち進むのは厳しいかなぁと私は思っていましたが、その後は調整がうまく出来たのか、試合を重ねるごとに調子を上げ、智弁和歌山戦や昨日の試合の投球は見事でした。おいしいところはすべて早実と斎藤に持っていかれた感はありますが、3連覇へのプレッシャーがかかる中、よくぞここまで闘い抜いたよな、と心から思いますよね。

地元民としては、ザワの負けはやっぱり残念ではあるけど、昨日の試合の終盤から感じていた「ここまできたらどっちが勝ってもいいよな」という気持ちが強いです。本当に熱い試合を見せてもらって感動しました。

昨日も書いたように、大会終盤のスケジュールについてはいい加減どうにかすべきだと思いますが、こういうきつい条件だからこそ感動する人が多いのも事実なんだよな…。

決勝戦(再試合)の試合結果駒大苫小牧×早実