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伝説は永遠に―ファンタジイの殿堂〈2〉

届いたばかりの、ファンタジー短編集を早速読んでみた。お目当ては当然氷と炎の歌の外伝小説。本編と違って、まだ世界が平和な頃、ターガリエン王朝はゆるぎなく、中世ヨーロッパ風騎士道的世界がのんびり堪能できる時代設定で、とある馬上槍試合が話の舞台。

氷と炎の歌」ならではの時代設定というには、ちょっと物足りなさもあるかもしれないけど、のんびりと時代小説っぽいファンタジーを気軽に味わうにはちょうど良いかもしれませんね。でも、本編の雰囲気を味わいたくてこの本に手を出す、というのは、多分本編の刺激の強さを考えるとあまり正しい読み進め方ではないかもしれないw

本編を読んだ上で、ターガリエン王朝が滅びる前の平和な頃の七王国を味わってみたい、とか、もっとこの世界観を知り尽くしたい、といった、本編の魅力をさらに味わいたい人向けですかね。

あと、他に海外ファンタジー小説シリーズの短編が2つ掲載されてますが、こちらはイマイチ読む気にならなかったのでほとんどスルー。いずれ読むものがなくなったら、ですね…。

伝説は永遠に―ファンタジイの殿堂〈2〉 (ハヤカワ文庫FT)

>> 1月18日追加

久々にハヤカワの「氷と炎の歌」サイトを覗いてみたら、この短編も紹介されてました。ストーリー紹介もあるので、少しでも興味のある方は、こちらを読んでみるといいかも

ファンなら読んでおきたい一篇「放浪の騎士」