仕事柄、毎年オスカーの授賞式は職場のTVでライブ鑑賞できるのが嬉しい*1。例年、自分なりの予想をBLOGで公開してたんですが、今年はそれすらやらんかったなぁ。こういうところにも、自分の映画熱のさめ具合が見えてしまうのがちょっと悲しい…。
まぁ、そんなことは置いておいて、今年もアカデミー賞が終わってしまいました。結果はこの辺を参考に。
一言で言うなら、スコセッシの年だった、ということでしょーか。個人的に、ディパーテッドの出来にはがっかりしたクチなので、この映画が作品賞獲るのはいかがなものか、という気持ちが強いんですが、アカデミー賞は作品(だったり演技だったり)の出来以外の部分に大きく左右される賞でもあるんで、今年の場合はこうなってしまうのも仕方ないのかなぁとも思う。
でも、監督賞はともかくとして、作品賞の結果が発表された瞬間のスコセッシの表情は、あれはどう見てもスコセッシ本人が一番驚いていたように見えたんだけどw
助演男優賞が、大本命だったエディ・マーフィーじゃなくて、アラン・アーキンだったこと*2、オリジナル歌曲賞で3曲もノミネートされながら(おそらく票割れが原因で)受賞を逃した「ドリームガールズ」、映画を観た人がみんな口をそろえてほめていた「トゥモロー・ワールド」が撮影賞を逃したことあたりが意外だった結果ですかね。
あとは、ディパーテッドが4部門受賞ってところが、やっぱり個人的には腑に落ちないところかなぁ。ディパーテッドについては、しっかりと評価している人も多い(らしい?)映画ではあるし、おそらくオリジナル版がそれほど鑑賞されていないであろうアメリカではより評価されやすかったのかもしれませんね。