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ジェシー・ジェームズの暗殺

アメリカでは伝説的人物(?)のジェシー・ジェームズが暗殺されるところに焦点をあてた西部劇。演出は終始押さえながらも、ジェシー演じるブラッド・ピットと暗殺者ロバート・フォード演じるケイシー・アフレックの演じあいが最大の見所。という触れ込みに興味を持って鑑賞してきた。

触れ込みどおりの作品でしたね。演出に関しては良くも悪くも押さえ気味。それが中盤の冗長な展開を生み出しちゃったかなぁ。雰囲気はとても堪能できるけど、さすがに少々退屈に感じてしまいました。ただ、その退屈さを吹き飛ばしてくれるのが俳優たちの演技。噂どおり、ブラッド・ピットもケイシー・アフレックもそのほかの役者さんたちもいい演技してました。ケイシー・アフレックは、こんなに兄ちゃんに似てたっけ、とか思いながらも、ところどころに見せる若さゆえの不敵さを巧く演じてましたね。ワタシは、いつまで経っても日本公開が決まらない「ゴーン・ベイビー・ゴーン」の方が気になっているんですが、今回の好演を見ると期待しちゃってもいいのかな、とも思いました。

個人的には、もうちょっと引き締まった作品だったらもっと高評価だったんだけどなぁ…と思ったけども、長尺だからこそ出る雰囲気というのもあるんでしょう。きっと。