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自分の趣味について書き散らかす雑記ブログ。

エリザベス女王杯

連チャンで競馬ネタ。

今日のメインレースは、牝馬によるG1、エリザベス女王杯。といっても、ダイワスカーレットウオッカという2強が出走していないので、メンバー的には手薄な印象。

個人的には、3レースでのリーチザクラウンの勝ちっぷりや、超良血馬が集まった5レースの新馬戦、アラシヲヨブオトコが出走した9レースの黄菊賞と、メインレース前ですでにおなかいっぱいな一日だったのだけど、もののついでくらいの気持ちで実況を観ていると…それは起こった。

第33回エリザベス女王杯

スタート直後に、3番人気に推されていたポルトフィーノ落馬!武も今日はいろんな意味で大変な一日だったなー…と思いながらもレースを観ていると。ジョッキーが落ちたポルトフィーノは空馬の状態でハナをきってるじゃないですかw

たまにジョッキーを落とした空馬がそのまま走り続ける姿はみるけど、これはG1ですよ。他の馬に影響がでないといいけどな。と思っていたら、そのままレースも終盤。四角まわったところでポルトフィーノの姿が見えなくなった?からコーナーを曲がりきれなかったかと思ったのだけども…。カメラが直線の攻防に切り替わった直後、画面右下に映る、大外を駆ける馬の姿が。なんと、まだ元気に走っとるw

しかも…。あれだけ大外を走っていたのに、自分の判断(本能?)で内側に馬体を寄せに行き、先頭の馬と併せ馬のような状況を作りだし、そのまま抜き去っていくという、普通では信じられない芸当を見せてしまった!

実況が「リトルアマポーラリトルアマポーラ先頭!」と叫ぶ中、その前にもう一頭別の馬が走っているという、なんともシュールな光景。お、面白すぎる。一人、部屋の中で声をたてて笑っちゃいました。

秋の天皇賞のような、極限状態での真剣勝負をみて鳥肌たてるのも一興ですが、こういうトンデモなことも起こりうるから楽しいですねー。しかし、過去G1級のレースで、空馬が最初にゴールしたケースって例があるのだろうか。