時々ライトノベル小説にも手を出すんだけど、最近では「狼と香辛料」が実に面白かった。ファンタジーなのにテーマは交易で、その目の付け所が斬新だったのが楽しかったのかもしれない。というわけで、1年半くらい前に手を出してから、新刊を追っていたんだけども、先日発売された16巻が本編の完結編ってことで、少し寂しく思いながら読んでみた。
- 作者: 支倉凍砂,文倉十
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2011/02/10
- メディア: 文庫
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金儲けに繋がりそうだけど危険も伴うイベントが発生して、うまくいきそうなところで危機がやってきて、でもうまく乗り切っちゃうというパターンはいつもどおりなんだけども、さすがに完結編ってことで、物語に一つの決着がつきました。これだけ長編になったのに、落とし所はとっても良かったんじゃないかな?ちょっと呆気無い感じもしたけど、そこはどうやら後日談エピソードをまとめた本がまた出るらしいので、最後の楽しみは取っておきましょう。
ライトノベル小説ってついつい軽視しちゃうし、本を買うのも少しはずかしかったりするんだけども、掘り出し物があるのでバカには出来ないよなぁ…と思っていたりする。
- 作者: 支倉凍砂,文倉十
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/02
- メディア: 文庫
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