2010年面白かった漫画ランキング

はてブで人気になっていた、「マンガがあればいーのだ」さんのこのエントリーに触発されて自分も2010年限定のランキングをつくってみたくなった。

今、前に進むパワーを与えてくれる漫画５０選 (2010年ベスト)

当然、リンク先のブログ主さんほどいろんな漫画を読んでいない、とか、好きなジャンルの偏りだったりってのもあって、そこまで充実したランキングにはなってないのだけども。言い訳はおいておいて、さっそくランキング発表。どーん！

1. ラストイニング
2. ベイビーステップ
3. SKET DANCE
4. GIANT KILLING
5. capeta
6. 3月のライオン
7. 今日のあすかショー
8. 乙嫁語り
9. ふうらい姉妹
10. とろける鉄工所
11. 失恋ショコラティエ
12. BUTTER！！！
13. 将国のアルタイル
14. 日々ロック
15. ツール！

なんだかスポ根漫画ばっかりですが気にしない。

ラストイニング

去年1年間通して一番熱い漫画だったんじゃないでしょーか！？県予選決勝戦の試合展開は、見事な構成力だったと思います。高校野球漫画には面白いものが多いけど、今イチオシは？と質問されたら、間違いなくこの漫画を推します。ま、甲子園編まで続けなくても良かったんじゃないかなぁ…ともちょっと思ってたりするんですけどね。引き続き面白いからいいんだけどさ。

ラストイニング 28 (ビッグコミックス)

ベイビーステップ

いやー、テニスというスポーツをここまで面白い漫画に昇華したのは素晴らしいと思います。試合展開もマンネリすることなく、主人公の成長表現にもなかなかの説得力を持たせながら、負けるときは負けながらくじけずにひたむきに前にすすむ姿は、ついつい惹きつけられちゃいますね。なっちゃんかわいいよなっちゃん。

ベイビーステップ(15) (講談社コミックス)

SKET DANCE

比較的最近になってはじめて読んだ漫画なんだけど、久々に声をあげて笑いました。この手のギャグに弱いんだなぁ、俺。ギャグだけじゃなくて、シリアスな話だったり、推理ものだったり、エピソードにメリハリがうまくついてるのもいいね。さすがにこれだけ連載が長くなると、ネタ切れが心配になってきたけど、ここまではほんとに面白かった！

SKET DANCE 17 (ジャンプコミックス)

GIANT KILLING

地に足の着いたサッカー漫画として、相変わらず高クオリティの連載が続いてますね。サッカーに対して興味がないのに、毎週の連載を追うのが楽しみです。

GIANT KILLING(18) (モーニング KC)

capeta

つい先日発売されたばかりの最新刊も相変わらずの高テンション！曽田先生の描く漫画は、一度スイッチが入るとひたすら突き進むのが凄いです。モータースポーツにまったく興味ないのに、ついついこのパワーに魅せられちゃうんだよなー。ただ、新しい女性キャラ出すんだったら、秦さんをもう再度話に絡ませてほしいなー。

capeta(24) (KCデラックス 月刊少年マガジン)

3月のライオン

天才少年、というキャラクター設定に惹かれるんです、私。で、その主人公がいろいろ悩みながらも成長していく物語と、将棋というプロの世界の組み合わせがいい感じで面白さを醸し出してる。物語が進んで、プロの頂点グループの人たちも出てきて、よりこれからの展開にも期待が膨らみますねー。

3月のライオン 5 (ジェッツコミックス)

今日のあすかショー

去年の掘り出し物漫画その1。ちょっと感覚のずれた女子高生主人公がたまらなくプリティーな、そしてそこから生み出される笑いも楽しい。このクオリティがどこまで続くかはなんとも言えないけど、読んだことない人にはひっそりとオススメしたい。

今日のあすかショー 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

乙嫁語り

「エマ」の森先生が描く、中央ユーラシアを舞台にした浪漫あふれる物語。ストーリーも悪くないけど、それ以上に、圧倒的な画力で描かれる世界観がたまらなく好きなんです。連載誌のfellows!が隔月連載誌ってことで、コミックスのでるペースも遅いけど、隔月誌だから可能になるクオリティもあるんだと自分を納得させながら新刊でるの待ってますｗ

乙嫁語り 2巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)

ふうらい姉妹

つい最近、2chのまとめサイトで取り上げられて、少し世間への認知度があがったかな？ちょっと残念な美人姉妹によって繰り広げられるシュールな笑いの世界。合う人と合わない人がくっきり分かれそうな気もするけど、私は好きです。

ふうらい姉妹 第1巻 (ビームコミックス)

とろける鉄工所

今、ほのぼの系日常漫画といえば、「よつばと！」とこの漫画が個人的に双璧かなぁと思ってます。ま、鉄工所漫画ってニッチなジャンルを日常系とくくっていいのかわからないけどｗ 独特な絵のタッチが、漫画の中の世界と絶妙にマッチしてるんですよね。この漫画を読んでから、自分も鉄鋼製品の溶接が綺麗かどうか、少し気になるようになりました。

とろける鉄工所(5) (イブニングKC)

失恋ショコラティエ

たまに手を出してしまう少女漫画。なんでこの漫画を読もうと思ったのかきっかけを忘れてしまいましたが、読んでみたら大変おもしろうございました。チョコがたまらなく食べたくなる。ってのと、薫子さん萌え〜な自分と。ま、どうでもいいんだけど。

失恋ショコラティエ 3 (フラワーコミックスアルファ)

BUTTER！！！

ここにきて一気にブレイクしたヤマシタトモコ女史。「ドントクライ、ガール」がマンガ大賞か何かにノミネートされてた気がするけど、個人的にはこっちが好き。高校生ものの青春要素と社交ダンス部という目新しい組み合わせが、単なる目新しさで終わらずに、いい相乗効果を生んでると思う。物語自体の目新しさはそれほどないかもしれないけど、面白いんです！

BUTTER!!!(2) (アフタヌーンKC)

将国のアルタイル

個人的に好きなジャンルの一つ、歴史風英雄物語。舞台は日本でも西洋でも中国でもなく、中世の中東風ってのが新鮮。そして、単なる戦争物ってわけじゃなくて、争いの焦点がいろいろな切り口から描かれていてこれがまた面白い。つい最近まで全然知らない漫画だったけど、こういう漫画もまだまだあるんだなーと思いました。

将国のアルタイル(8) (シリウスKC)

日々ロック

面白いというかなんというか…。説明が難しいんだけども、けっこう衝撃を受ける漫画、じゃないでしょうか。あのむさ苦しさは、好き嫌いがはっきりわかれそうだけどな。

日々ロック 1 (ヤングジャンプコミックス)

ツール！

こちらは、連載が始まってもあえてスルーしてた漫画。連載当初のストーリー紹介を読んで、そんな面白くなるように思ってなかったのが理由なんだけど、その後WEB上で読めるようになったのを機会に試し読みしてみたところ大層面白い漫画になってました。読まず嫌いってのはダメですね、という自戒をこめて。サイクルロードファンとして、日本人がヨーロッパで活躍する姿をみるのはたまらなく嬉しいので、漫画でも同じくこの先の展開に期待してます。

ツール! 4 (少年サンデーコミックス)

上記、順位については思いつきのまま書いてるので、そこまでこだわりはないです。面白ければいいのです！あと、「ワンピース」や「宇宙兄弟」、「ちはやふる」など他にも新刊を楽しみにしてる漫画は沢山あるけど、今回のラインキングは「2010年に連載があった漫画の中で、盛り上がりっぷりと新鮮さに重きを置いた」ものです。あしからず。