天冥の標
Twitterでハヤカワのアカウント(@Hayakawashobo)がちょくちょくツイートしてて気になっていた「天冥の標」に手を出してみた。SF小説は、これまでも何度も何度も果敢にチャレンジする割にヒット率が低いジャンルなんだけど、今回は当たりを引いた気がする!
天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)
- 作者: 小川一水
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/09/30
- メディア: 文庫
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まだ読み始めたばかりなんだけど、SF小説にありがちな頭でっかちな世界観説明が多くないからか、冒頭でくじけることなく、すんなりと物語に没頭し始めている自分がいる。今のところ正体が不明なイサリという化け物だったり、仲間同士意識を共有するらしいメイスンという生物だったり、人間以外の描きかたが、妙にツボにくるんだよね。
amazonのストーリー紹介を読んだだけでは、この先どういうふうに話が膨らんでいくのかさっぱりわからないんで、先に進むにつれてどんどん面白くなっていくのか、はたまた興味を失っていくのか、まだ自分でも判断つかない段階ではあるけど、今は続きを読むのが楽しみっす。