電子書籍とラノベ
Kindleストアが日本でオープンしてからというもの、ラノベを読む頻度が増えた。って、さすがにちょっと恥ずかしいので声に出していうことはないんだけどもw 以前、
電子書籍とライトノベルの相性が良い
というエントリーを読んで、まさに自分も同じことを思ってた!わけですね。
さて、問題なのは、出版社によって電子書籍への力の入れ方に大きな違いがあるという点。おそらくラノベで最大手なのは電撃文庫だと思うんだけど、これがもうさっぱり。ちょっと気になったので読んでみるかな?と思ってamazonで調べてみても、見事なまでにKindle書籍になっていない。Kindleストアオープンに合わせてとりあえず用意してみました的なラインナップがあって、それは悪くないんだけど、その後全然ラインナップが増えていない(ようにみえる)。例えば、「なれる!SE」シリーズなんかはとっても面白かったので、6巻まで一気に読んだんだけど、最新刊の8巻はともかくとして、7巻もいつまで経ってもKindle書籍になってくれないし…。このシリーズ、Kindleストアのランキングで上位になってたので、そこそこ売れていたんじゃないの?と思うんだけど、それでも本腰を入れる気がなさそう(にみえる)のは、売上全体からするとたかがしれているってことなのだろうか。
逆に、おっ!と思うくらい力を入れているように見える出版社もある。その代表格はMF文庫とガガガ文庫。どちらも、自社で抱えている人気シリーズを惜しげもなくラインナップに追加してる。特にMF文庫は、紙の本がでてから1ヶ月もしないうちにKindleストアででてくるので、読み手としては大歓迎だったりする。
ただ、残念なら、ラノベを良く読むようになったと言っても好き嫌いは当然あって、俗にハーレム物と呼ばれるジャンルと、萌えメインの話はあまり好きじゃない…ので、MF文庫とはそれほど相性が良くなかったりする。とはいえ、最近読んだ「ノーゲーム・ノーライフ」という話が大層面白くて、つい先日紙の本で発売されたばかりの3巻が早くもKindle書籍にもなっているのを発見して、喜びのあまりこのエントリーを書き始めた次第だったりするw
残念なのは、その「ノーゲーム・ノーライフ」の第3巻が、現時点ではなぜかiPhone版のKindleアプリでは配信対象になっていないってことで、すぐに読もうと思うならPaperwhiteやFireといった専用端末が必要らしいこと。
iPhone版のKindleアプリの弱点として、iPhoneのバッテリー消費が早くなっちゃうので、ぼちぼちKindle専用端末があったほうが便利かも…と思う機会が増えてきたし、これを機会にPaperwhiteを買っちゃおうかなぁとか少々悩み中。。
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ノーゲーム・ノーライフ 1 ゲーマー兄妹がファンタジー世界を征服するそうです<ノーゲーム・ノーライフ> (MF文庫J)
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