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自分の趣味について書き散らかす雑記ブログ。

生徒会探偵キリカ コミック版

ちょうど↑エントリーで名前がでた生徒会探偵キリカ。杉井光&ぽんかん⑧という、個人的に相当卑怯なコンビによるラノベで、1巻が出たころから楽しみにしながら読んでいたりする。で、コミカライズも結構早い時期から行われていて、こちらもほいほいと手を出しているわけだけども。

このコミック版、原作のコミカライズとして私は非常に高く評価してるんだけど、一つだけ残念でたまらない点が。理由は知らないんだけど、紙質が妙に分厚いのです。

紙質が厚い分、コミック1冊あたりの総ページ数が少ない、ということにケチをつけたいわけじゃないのです、私は。同じ価格帯のコミックで、本自体が薄いってこともよくあることだし、毎月大量に漫画を買っている身とすれば、いまさらこんなことでケチになる理由はありません。

ただね、紙質が厚いと本が読みにくいのですよ…。電子書籍で読んでたら紙質のことで苦情を言ったりはしない*1んだけど、1巻を購入した頃はまだKindleがなかったし…。

今となると、紙の本で読むメリットって個人的にはそんなになくて、それでも1つ挙げると、それは読むときの手触り感だと思うんです。小説「舟を編む」でも、紙のぬめり感にものすごくこだわっていたじゃないですか。あれは、辞書という性質上、普通の本とはこだわりの持ち方が違うのは当然だろうし、それを比較の対象とするのは正しくないとは思うんだけど、それでも漫画だって手触り感というか読みやすい柔らかさって重要なことじゃないですか。

まぁ、読みやすい本の柔らかさなんて個人差もあるとは思うんだけど、キリカのコミックほど紙質が分厚くて読みにくさを感じることって全然記憶にないんだよなー…。

シリウスKCってあまり馴染みのないコミック誌だけども、コミックを集めてる将国のアルタイル獣の奏者ではこんなこと感じたことないし、別に出版社都合ってわけでもなさそうだし。

いやほんと、どういう理由であの紙質を選んだのか、不思議でたまらん。

生徒会探偵キリカ(6) (シリウスKC)

生徒会探偵キリカ(6) (シリウスKC)

生徒会探偵キリカ6 (講談社ラノベ文庫)

生徒会探偵キリカ6 (講談社ラノベ文庫)

*1:かわりに、ページの解像度で苦情がでるケースもあるわけだが…