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自分の趣味について書き散らかす雑記ブログ。

5巻以内完結のおすすめ漫画20選

かれこれ2ヶ月くらい前にこんな漫画紹介のエントリーを読んだ。

anond.hatelabo.jp

最近おすすめ漫画のまとめネタをよく見かける。自分も未読のおもしろい漫画を常に探していることもあってついつい目を通しちゃうんだけど、その内容が特にテーマもなく、単に本人が好きな漫画の50選とか100選だとかだとうんざりしてしまう。量が多いと、紹介されてる漫画がどのくらい面白いかの判断がつかなくていまいち参考にならないし、そもそもにして途中で飽きちゃうんだよね、読むのに。だけども、上記エントリーのようにテーマを決めたうえ、紹介される作品数もそれなりに絞りこまれていると、どれを読んでみるか自分なりに吟味してみる気になるし、参考になることも多い。

で、そういう良エントリーを見かけると、自分でもなにかしらまとめてみたくなるのが漫画好きとしての性でしょう。元ネタは3巻以内で完結(1巻完結も含む)だけど、それだと自分の持ちネタが頼りないので、以下の条件でリストアップしてみた。

  • 2巻以上5巻以内で完結している
  • 自分で所有している

青春もの、ラブコメが多めのチョイスになってます。偏りがあるのは自分でも認識してるんだけども、そういうジャンルが好きなんだから仕方ないよね。

あと、タイトルによってすでに知名度が高いもの/低いものの差もあると思うので、各シリーズ1巻のamazonでのレビュー数(2015/11/1時点)によってカテゴリ分けしてみました。それぞれ並び順は50音順で、個人的なイチ押し度は反映してませぬ。1巻のレビュー数が少なめ≒知名度低めと言えると思うので、その辺も参考にしていただければと。

マイナーな漫画(amazon1巻のレビュー数10件未満)

AURA 魔竜院光牙最後の闘い(全4巻/レビュー数: 1件)

AURAアウラ魔竜院光牙最後の闘い 1 (少年サンデーコミックススペシャル)

AURAアウラ魔竜院光牙最後の闘い 1 (少年サンデーコミックススペシャル)

元は同名ラノベで、アニメ映画にもなったので好きな人も多いかも。このブログでも度々名前を出してたりする。ただ漫画版は知名度低いらしく、amazonのレビュー数も少なめ。ラノベをそのまま忠実に漫画にするとこうなるよというお手本みたいな出来で私は気に入ってます。話の内容は好き嫌いありそうだけども、俺ガイルに代表されるスクールカーストものが好きなら是非。

サクリファイス(全3巻/レビュー数: 4件)

サクリファイス 1 (ヤングチャンピオンコミックス)

サクリファイス 1 (ヤングチャンピオンコミックス)

元は同名小説。サイクルロードレースを題材にしたミステリドラマ。という説明じゃどんな内容か想像つきにくいかもしれないですねw 冒頭、一人の選手が血まみれで死亡していて、いったい何が起きたのか…を過去に遡って語っていくストーリー。サイクルロードレースがどういう競技なのかを知っているとよりにやりとできるけど、そうでなくても興味深く読める内容だと思います。

思春期シンドローム(全3巻/レビュー数: 7件)

今年になって完結した高校生あるある(?)漫画。この漫画についても過去このブログで何度か名前を挙げているくらいお気に入り。現役高校生視点の話も面白いんだけど、おっさんである自分からすると、教師視点の話により共感しちゃったりするんだよなぁ。

ハックス!(全4巻/レビュー数: 5件)

高校生がアニメの自主映画製作に驀進するお話し。好きなことのために目標をたてて目指していく話ってついつい共感しながら読んじゃうんだよね。

ピーチ・オン・ザ・ビーチ(全2巻/レビュー数: 2件)

たまたま出会った凄腕サーファーが、自分と同年代の美少女だった…ところから始まるボーイ・ミーツ・ガールもの。そこまで奥行きのある話でもないけど、小気味よいテンポで気軽に読めるのが気に入ってます。なにより、原鮎美という漫画家さんの描くキャラが好きなのです。

ぼくらのよあけ(全2巻/レビュー数: 7件)

上述「ハックス!」と同じ今井哲也氏によるSF漫画。主人公少年が出会った人工知能は、じつはトラブルによって地球に降下してしまい、宇宙に帰るためのお手伝いを主人公にお願いするのだけど…。この漫画の魅力を文章で表現できないのがもどかしいけど、2巻完結でさっくり読めるので、ぜひとも手にとってみてほしい。

夢かもしんない(全5巻/レビュー数: 6件)

いろいろ漫画を読んでいると、新刊がでるたびに読んでしまうお気に入り漫画家さんが何人かできると思うんだけど、私にとってそんなお気に入り漫画家さんの一人が星里もちる氏。過去作をほとんど読んでる気がするんだけどもその中でもお気に入りなのがこの作品。ヒロインが幽霊ということでファンタジーに属するんだろうけど、読んでるとついついほろりとしちゃう。

漫画好きなら読んでそうな漫画(amazon1巻のレビュー数10件以上20件未満)

海獣の子供(全5巻/レビュー数: 14件)

文化庁メディア芸術祭のマンガ部門受賞作。とにかく絵が抜群に巧い。世界観や物語がいまいち好きになれなくても、芸術の域に達している絵を眺めるだけでも価値はあると思う。私はその世界観とビジュアルの美しさに魅入られてしまったあまり、原画集まで買っちゃったもんなぁ…w

彼女のひとりぐらし(全3巻/レビュー数: 17件)

玉置勉強という漫画家さんの描くエロ可愛い女性キャラがとても好きなのですw完結してないけど「ちゃりこちんぷい」なんかも大好きです。

今日のユイコさん(全5巻/レビュー数: 12件)

今日のユイコさん(1) (アフタヌーンコミックス)

今日のユイコさん(1) (アフタヌーンコミックス)

今年完結しちゃって寂しく思った漫画の一つ。不器用なヒロインと主人公のあまずっぱいやり取りが実に卑怯なのだが、だがそれがいい

ケンガイ(全3巻/レビュー数: 12件)

ケンガイ(1) (ビッグコミックス)

ケンガイ(1) (ビッグコミックス)

元ネタでも挙がってるタイトルですね。映画にしか興味のないヒロインは、現実だったらたぶんお近づきになれそうもないタイプなんだけど、この漫画だとなんとも不思議な魅力を持っていてねぇ…。映画が好きな人や、人付き合いよりも趣味を優先する人にはいろいろ共感するものがあるお話でもある。

午前3時の無法地帯(全3巻/レビュー数: 14件)

ブラックな仕事環境で、仕事と恋に頑張る主人公、という設定にそこまでの目新しさはないのだけども。ねむようこ氏の漫画って、話はそれほど印象に残らなくても絵のタッチが好みで、気がつけば読みたくなっちゃうことが多い。

茄子(全3巻/レビュー数: 16件)

はい、黒田硫黄先生の代表作の一つですね。収録作「アンダルシアの夏」は私が自転車好きになった要因の一つだったりして、リアルに及ぼした影響力が甚大な漫画なのです。ストーリーの魅力もさることながら、やっぱり氏の漫画にもっとも惹かれるのは墨絵の魅力なんだよな。ちなみに、ビジュアルのインパクトは「セクシーボイスアンドロボ」のほうが大きいのだけど、こちらはまだ未完だと思ってるので今回のリストからは外しました。

バカ姉弟(全5巻/レビュー数: 14件)

登場キャラの愛くるしさは、今回紹介した漫画のなかでも随一と言えるでしょう。日常系漫画の傑作といえば、「よつばと!」「ばらかもん」あたりの名前があがると思うけど、個人的には同レベルのクオリティだと思ってる。

路地恋花(全4巻/レビュー数: 18件)

時々、ストーリーの面白さ以上に、作品の空気感にやられる漫画に出くわすのだけども、この漫画もその一つ。京都に住んでみたくなる、というのは言い過ぎかもしれないけど、京都に行ってみたくはなるはず?

メジャーな漫画(amazon1巻のレビュー数20件以上)

今日のあすかショー(全4巻/レビュー数: 24件)

素直にヒロインあすかに萌えましょう。

クロス・マネジ(全5巻/レビュー数: 48件)

ラクロスというマイナースポーツを舞台に、マネージャーとしてチームの成長を支える主人公のお話。設定の目のつけどころが新鮮で、連載中ずっと読んでた。ちょっと尻つぼみな印象を感じはじめたタイミングで連載も終わってしまって、なにかもったいなかった漫画でもある。というか、amazonのレビュー数にびっくりしたよ。好きな人多かったんだなぁ…。

ピンポン(全5巻/レビュー数: 31件)

ピンポン(1) (ビッグコミックス)

ピンポン(1) (ビッグコミックス)

スポ根漫画の傑作中の傑作で、5巻で綺麗に終わるのも素晴らしい。名言、名シーン多し。松本大洋の漫画はそこまで合わないことが多いのだけども、この作品は別。ついでに言うと、漫画だけでなく実写映画もアニメも好きです。

プラネテス(全4巻/レビュー数: 80件)

プラネテス(1) (モーニングコミックス)

プラネテス(1) (モーニングコミックス)

幸村誠先生の作品だと「ヴィンランド・サガ」のほうが好きだったりするのだけども、今回の条件ではプラネテスが外せない。現実味のあるリアルなSFというのはなにげに貴重なジャンルな気もするなぁ。

モテキ(全4巻/レビュー数: 64件)

モテキ(1) (イブニングコミックス)

モテキ(1) (イブニングコミックス)

モテ期に憧れた人生だった…。いや、ノリで言ってみたかっただけだからね!所詮モテ期なんて都市伝説ですから…。

なんだか途中から(いや、最初からか…w)紹介文が適当な感じだけども、取り上げた漫画をオススメする気持ちに嘘はないです。お気に召すかどうかは人それぞれなのはどうしようもないけど、もし好みが近いようであれば少しでも参考にしてもらえると嬉しいです。

ちなみに、作品を20本に絞り込んだところまではだいぶ前に行ったのだけども…、やっぱり紹介する限りオススメポイントくらい一文は添えたいじゃないですか。でも、その文章を書くのに億劫になっているうちに2ヶ月経過してしまい。そして昨日。こんなまとめエントリーがホッテントリで人気に。

osusume-ranking.hateblo.jp

ぎゃー!ネタがもろかぶり!先を越された!なんて内心思いつつ、チョイスが自分とはあまりかぶっていないのを見て、ようやくこのエントリーを完成させる気になったのでした。こういうのってほんと、最初に勢いのあるうちに完成させないと、埃をかぶったままお蔵入りになりがちだからいかんのよね…。