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自分の趣味について書き散らかす雑記ブログ。

最近読んだコミカライズのオススメ4作品

今年に入ってからこんなエントリーをまとめたことがある。
shaw.hatenablog.com

気がつけば原作もののコミカライズのクオリティが上がってるよねというところから、個人的なオススメ漫画をつらつら上げた内容になっている。

最近さらに、おぉ、これは原作のクオリティそのままだなぁ…と感心したコミカライズに何冊か出会ったので追加で紹介したい。

灰と幻想のグリムガル

灰と幻想のグリムガル 1巻 (デジタル版ガンガンコミックスJOKER)

灰と幻想のグリムガル 1巻 (デジタル版ガンガンコミックスJOKER)

このエントリーを書こうと思いついたのは、昨日この漫画を読んだからだったりする。原作は異世界転生なファンタジーラノベ。転生先の世界はウィザードリーをモチーフにしたかなりシビアな世界で、仲間が死ぬと生き返らないので、話の内容はなかなかシリアス。さえない主人公(シーフ)が、とあるイベントを経て、パーティーリーダーとして悩みつつ成長していくのだが…。おそらくアニメ化が決まったのと同じタイミングで、アニメのキャラ原画と合わせたコミカライズになってるんだろうなぁと思うんだけど、コミカライズ技術は文句なしで、1巻は素晴らしい出来だった。とりあえず年明けから始まるアニメも楽しみだし、コミカライズ版の続きも期待したい。

心が叫びたがっているんだ。

今年の夏にスマッシュヒットしたアニメ映画のコミカライズ。1巻では、映画では描かれなかった前日譚も描かれていて、ファンとしてはお得感のある内容になっている。キャラ絵もアニメと相違ないクオリティなので安心して読めると思う。オリジナルの映画は動画のクオリティ、ストーリー、そして声優の演技も含めてとても完成度が高かったので、それをあえて動きも声もない漫画で読むことにどれだけの意義があるの?という疑問もあるかもしれないけど、漫画は漫画で面白みがあるとは思うんだよなー。

掟上今日子の備忘録

ヒロインである忘却探偵のキャラ絵が僅かに原作のイメージと異なるんだけども、それが些細なことに思える程度にはコミカライズの出来は素晴らしいと思います。絵にクセがないので、原作のコミカライズに向いている漫画家さんなのかもしれないですね。

そういえば、原作を読むたびにヒロインの今日子さんは化物語の羽川と印象がかぶるなーなんて思っていたら、同一人物なのでは?と考えてる人も多いみたいですね。以下のサイトの考察が参考になる。

360.hatenadiary.jp

ネットCMで同じ声優まで使ってるとのことなので、いろいろ狙ってはいるんだろうけど。これがミスリードなのかどうか、西尾維新だからどっちとも言えないよなー…w

無職転生

原作はなろう小説の人気作で、書籍化も進行中。コミカライズに関しては若干絵にクセがあるのだけども、それも味に思える出来だと思う。原作はかなりの長編なので、コミカライズがどこまで続くのかはなんとも言えなけど、続巻がでる限りは読み続けたいなぁなんて思ってはいる。

その他にも、本屋で新刊チェックをするたびに、これもコミカライズなんだなーと思うことが多いくらいいろんなタイトルが登場している。その中から自分で手を出してみようと思うのは、原作が好きであり、さらに表紙絵でも惹かれるものがある場合に限られるので、すでにフィルタリングかかっているためか、最近はほんとうにハズレを引くことが少ない。たまには、原作を知らないものにも手を出してみようかなぁ…なんて思うのだけど、そういう色気を出した時にかぎってハズレを引くので、そこはなかなか冒険できないんだよなw

このコミカライズもクオリティ高いよ!というオススメがあれば、是非教えていただきたい所存。