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自分の趣味について書き散らかす雑記ブログ。

私を構成する9本のゲーム

ネタの鮮度でいうとすでに機を逸した感もあるけど…まとめてみたくなったので書いてみた。もちろんたんなる自分語りですよ、えぇ、えぇ。

ところで、「私を構成する」とはどういうふうに捉えるべきだろう。なんだかんだと30年ちかくテレビゲームと接してきて、びっくりするくらい面白かったゲームや感動したゲーム、新鮮な体験をしたゲーム、逆に記憶に残るクソゲーだとか、それなりに遊んできたわけだけど。「私を構成する」というくらいだから、そのゲームと出会ったことで自分がどういう影響を受けたか、血肉となったとまでいうと大げさだけども、なにかしら考え方だとか趣味だとかにつながっているゲームを選んでみましたよ。

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リストを作り始めた初期段階では、ゼルダ神々のトライフォース時のオカリナのどっちを残すかで悩んでいたけど、気がつけばどちらも選外に。単純に、自分にとってのオールタイムベスト10とかだと必ず最後まで残るとは思うのだけど、今回は切り口がちょっと違うのでね。

さて、なぜこれらのゲームが私を構成している9本なのか、触れてみたい。

ドラクエ2

言わずと知れた国民的知名度を誇るRPGシリーズの第2弾。私が初めて遊んだRPGですな。「装備」という概念を理解できずに、初期装備のままサマルトリアの王子を仲間するのにずいぶん苦労したり、しびれるような戦闘の難易度にヒーヒーいったり、口コミという攻略方法が全然ない中での謎解きに閉口したり*1ロンダルキアの洞窟→白い世界→ザラキで全滅のおなじみパターンをくらったり…。そしてなんといっても、あの糞長い復活の呪文。思い出すのは面白かった記憶よりも苦難の記憶ばかりなのだが、だからこそ今でも耳にすると鳥肌がたつエンディングテーマ「この道わが旅」。おそらくこのゲームをクリアできたという一つの自信が、その後好んでRPGばかり遊ぶようになっていった要因の一つだと思われる。

三国志2(or 信長の野望 戦国群雄伝

FC版の三国志2と戦国群雄伝、どちらを先に遊んだのか覚えていないのだけど。当時2歳上の姉の同級生が光栄の歴史ゲームファンで、どういうきっかけか忘れたけどもFC版のゲームを貸してもらって、そして猛烈にハマったのでした。もともと歴史というものにまったくが興味がなかったけど、これらのゲームが起点となって、当時光栄が出版してたガイドブック(攻略本)を熟読し、そこから歴史関連の小説やら資料本やらに手を出すようになって…。中学生当時の一番の趣味は歴史あさりだったような、そんな遠い思い出。最近は三国志シリーズも信長の野望シリーズも、新作が出るたびに面白そうだなーなんて思いながらもまったく手を出していないし、当時いろいろ読んだり調べたりしたこともほとんど忘れちゃったけど、歴史ネタの話題を目にするのは今でも楽しいです。

ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者

本にしろ映画にしろゲームにしろ、面白いと評判になるものにはジャンルを問わずに興味を持つことが多いのだけど…怖いものだけは苦手で、どれだけ面白そうでも「怖い」というキーワードが付随するものには手を出せませぬ。昔から怖がりな性格で、「あなたの知らない世界」なんぞを観てしまおうものなら夜に眠れなくなる人間が、なぜかこのゲームに手を出して、そしてトラウマへ。その後、GBA版でこのゲームへのトラウマは克服できたけど、ホラーというジャンルだとか、死と隣り合わせなミステリーとか、心臓に悪い刺激を求める人たちの心境が、わたしゃいまだに理解できません。

ダンジョンマスター

もともとウィザードリィメガテンなどの3Dダンジョンゲームで、マッピングしながらちまちま行動範囲を広げていく感覚が好きだった中。当時ファミ通でこのゲームの紹介記事を読んだ時の興奮と言ったら!リアルタイム!空腹!ファイアボール!そして巧妙な謎解き!なにもかもが斬新で面白そうなのに、PCでしか遊べない!どうしても遊んでみたくて、でもPCなんて手に入れられないし…。そこでとった行動は、自宅にPCのある友人をそそのかしてゲームを手に入れてもらい、そして入り浸って遊ぶという、今思うとなかなかにろくでもないことをしている*2のだけどwいやー、友人の父親がゲームに理解のある人で本当に良かったよ、はは。さすがにPC版を友人宅で最後まで遊ぶのは無理で、自分でこのゲームをクリアをしたのはSFC版の登場を待つことになるのだけども、このゲームに出会った時の衝撃はいまでも忘れられないのですよ。

A列車で行こう4

もうね、アートディンクという会社のゲームが好きで好きで。「ルナティックドーン」「栄冠を君に」「アトラス」シリーズ、そして「A列車で行こう」。どのゲームにしても、当時の家庭用ゲームでは考えられなかった自由な世界。決められたレールにそって遊ぶゲームも嫌いじゃなかったけど、ほぼ何もないところから、自分の好きなように世界を広げられるというコンセプトが本当に斬新で面白かった。幼いころレゴが好きで、その後プラモデルを作るのが好きになり、A列車シリーズのような箱庭ゲームが好きになった人間が、気がつけばプログラマーという職についてものづくりを生業にするというのは、ある意味わかりやすい人生なのではないだろうかw

伝説のオウガバトル

松野教へようこそ!

ダービースタリオン2

競馬に興味をもつきっかけとなったダビスタシリーズ。最初に遊んだのはFC版の全国版だけど、競馬のルールや血統をしっかり理解したうえで、全G1を制覇するところまでがっつり遊びこんだのは続編の2から。そして攻略本の読み物から、ゲームだけでなくレース中継も見るようになって…今に至ると。まさか20年も続く趣味になるとは思ってなかったよw

大合奏バンドブラザーズ

初代DSを発売日直後に購入したのは、ひとえにこのゲームが面白そうだったから。昔から自分で何かの楽器を演奏できるようになりたいと漠然と思いながら、根気もモチベーションも続かなかったところ、このゲームで自分で曲を演奏できる気分を味わえたのがよほど性に合ってたんだろう。続くデラックス、Pと今でも暇があれば遊んでしまう。手軽に音を鳴らせるって楽しいことなんですよ、やっぱり。

新生FF14

MMORPGの恐ろしさ、それは気がつけば数十時間どころか数百時間もそのゲーム中にログインしてしまう可能性があるところ。基本的に飽きっぽいわたしが、ゲームが正式リリースされてから1年半くらいの期間、ほぼ毎日のように同じゲームを遊び続けたという事実が今でも信じられないのですよ。さすがに今では休止しがちだけども、それでも最新パッチがリリースされるとふらふらとログインしてしまうし、PLLがあるとその放送日時に合わせてスケジュール調整しちゃうしw このつかず離れずの関係、ある意味生活の一部となっている感があるんだよね…。

以上9作品についてまとめてみた。思いの丈すべてを文章にしようとすると、1つの記事では収拾がつかなくなることがわかったので、なるべき簡潔にしようと心がけてみたけど…難しいですね。これから先どのくらいゲームと付き合っていくのかはわからないけど、この9本を上回る出会いがあればいいけどな。

以下、最後の最後まで悩んだ選外ゲームをタイトルだけ。

*1:ハイスコア誌の攻略記事がなければ絶対にクリアなんて出来なかったと思っている

*2:ちなみにその後、三国志4や大航海時代2、ソード・ワールド、後述A列車で行こう4などのPCゲームも同じ方法で遊んでいる…