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自分の趣味について書き散らかす雑記ブログ。

モンハンワールドをクリア(?)した

やっとこさエンドロールを観ることができた。

ここまでのプレイ時間は120時間くらい。発売してからちょうど1ヶ月経ったのだけど、よくもここまで時間を確保できたなぁ…と思わないでもない*1。週末は、陶芸と競馬以外の時間はずっとモンハンやってた感あるしなw

と、ここまでどっぷりこのゲームに浸かっているくらいなので、当然ゲームの完成度・没入感が半端ないことになっている。モンハンは過去にドス、P2G、トライ、P3G、4、クロスと遊んできたけれど、間違いなく今作の完成度が過去最高だと思う。散々言われていることだけど、面倒でしかなかったシリーズのお約束事がばっさり省略されて、細かいところまで手の届いたクオリティに仕上がっていることがものすごくでかい。そして、アクションゲームが下手くそな自分でも、途中で挫折せずに上位クエストまではこなせるような、絶妙な難易度調整。もう、ケチをつける要素が見当たらないくらいだ。

エンドロールを観たあとがこのゲームの本番と言う人もいるくらい、まだ遊ぶ要素は残っているのだけど、自分の性格を考えるとエンドコンテンツにはそこまでのめり込まないような気もしているので、一旦ここで感想をまとめてみようと思う。

ゲームシステムについて

  • PS4の大作ゲームに手を出すたびに、必ず最初にグラフィックの美しさに感動するのが様式美になっている気がするけど、モンハンワールドも例に漏れず、その世界の美しさ、雄大さにびびる。ポータブル機で手軽に遊べるのも魅力的ではあるけど、コンシューマ機でこのクオリティを目の当たりにしちゃうと、もうポータブル版には戻れないかもなー…。
  • フィールドがシームレスになって、これまでよりもマップを歩き回っている感がぐっと上がったのがとても良い。
  • ただ、高低差のあるフィールド(森、陸サンゴ)は、上に行ったり下に行ったりしているうちに迷子になりがち。特に、森は最初のマップにもかかわらず、構成を複雑にしすぎたのではないだろうか…。最初だから開発にも気合が入りすぎたのだろうか。
  • 痕跡探し、最初のうちは楽しかったけれど、終盤になるにつれて面倒になっていくのはいかんともしがたい。
  • いろいろとシステムが簡略化されて、面倒事が少なくなったのはとてもありがたい。それでも、狩りから戻ってきた時にすべきことは多くて(アイテム整理、お店での補充、鍛冶屋での装備作成・強化、バウンティの報告、生態調査の報告、栽培、オトモダチ派遣etc...)、毎回それをルーティンでこなさないといけない。その繰り返しを苦にする人は、やっぱりこのゲームには向かないんだろう。
  • 拠点マップ、食事を食べるところが一番遠いのだけは解せない。まぁ、その移動を面倒に思うのであれば、クエスト移動後に食事を取れば良いんだろうけど…。
  • マルチプレイが、知り合いじゃなくても手軽に遊べるようになっているが良かった。中盤あたりで、素材欲しさに救援信号に参戦することが多かったのだけど、4人そろうとこんなに簡単になるのか…というシチュエーション多し。逆に、慣れてない人がいて3乙することもままあるので、こればかりは運次第なんだけど。救援に向かって自分が乙るととてもいたたまれない気持ちになるので、そこはいまだにちょっと緊張したりするw
  • はじめてオンラインに繋いだ時に、いきなりボイスチャットが聴こえてきたのは、身構えるものがあったなぁ…。
  • ゲームとして欠点はあまりないけど、ロード時間が長めなのはどうしても気になってしまう。慣れの問題ではあるけどな。クエスト開始時や拠点に戻ってくる際のロード時間が長いのはしかたないと思うけど、拠点内でマイハウスの出入りにちょっと待たされるのは、もうちょっとどうにかしてほしかったかも。
  • 全般的にBGMはさほど印象に残らなかった。テオ戦の時に、おぉ…これぞモンハンだ!と思った以外では、バゼルギウスが乱入してくる時に切り替わる曲が印象的なくらい*2で、過去作ほどモンスターを連想できる曲はなかったかな?
  • 受付嬢の「相棒!」は未だに慣れない。もっと別のフレーズはなかったもんかのぅ。

狩りについて

  • 今回使っている武器は弓。クロスを遊んだときも弓使いだったのだけど、今作の弓のほうが操作しやすいと思う。チャージステップを使いこなせるようになるまで結構時間かかったけど、慣れると狩りの効率が一気にアップする。スキルも、当初ランナー&集中をメインにしていたのを、チャージステップの効率を上げるために体術メインにしてから、ずっと攻撃が続くようになって爽快感がたまらない。
  • モンスターがダウンしているときに、頭から尻尾に向かって竜の一矢が綺麗に決まった時の気持ちよさといったら!ズバババババババっ!
  • はじめて3乙した相手は下位のディアブロス。過去作で何度か戦っているはずなのに、突進攻撃をかわせるようになるまでちょっと時間がかかった。はじめてディアブロス相手に勝利した時は、残り時間2分きった状態での捕獲で、ほんとうにひやひやしたぜ…。
  • とりあえず下位クエストまではソロで乗り越えることができたけど、上位になってからはマルチプレイじゃないと俺にはしんどい難易度に。
  • ただ、マルチで一緒に遊べる、ハンターランクが同じくらいの仲間が二人いたので、上位になってからも気楽に楽しむことができたのがラッキーだった。ソロでシビアな戦いを続けるのも楽しいけど、2乙してから強いられる緊張感が苦手でなぁ…。
  • とは言え、マルチでも3乙するときは3乙するわけで。特に、装備の都合もあって、体力MAXな状態にもかかわらず一撃でやれらた時は心が挫けそうになった*3。それでも、仲間内で遊ぶかぎりはミスに対して遠慮したりされたりする必要もないので、はい次がんばろう!とすぐに心を切り替えられるのが助かった。
  • モンスター同士が縄張り争いで戦い始めるのを眺めるのは楽しいし、大ダメージで消耗しあってくれるのもありがたいのだけど、油断していると巻き添えを食らって自分が死んでしまう。そんな時は隠れ蓑の装衣の出番だ!装衣は使いこなすと便利だけど、状況に応じて装備を変更するのを忘れがちなのはどうにかしたい。
  • フィールドがシームレスになったことで、モンスターから逃げたくなった時に、逃げ切るのが大変になった。逃げ切るための手段はいくつか用意されているんだけど、モンスターから逃げたくなる時=窮地なわけで、心に余裕がないことが多いので、後ろから追われ続けているうちにテンパって逃げ切れずにぬっころされることがしばしば発生する。それもまたリアルっちゃぁリアルな体験ではあるんだけど。
  • 未だに苦手意識のある相手は、ウラガンキン、ディアブロス亜種、テオ・テスカトル、ゼノ・ジーヴァ。あとバゼルギウスは、こっちは弓使いなのでさほど苦手意識はないのだけど、上位フィールドだとどこからでも乱入してくる印象があって、その時は毎回毎回ふざけるな!って思う。
  • 現時点で狩りの対象となるモンスター種が30ちょっと。その多くが今作のオリジナルなので、全然飽きないだろうと思っていたのだけど、100時間あまり遊んできて、いったんエンドロールをみるところまで到達すると、ちょっと物足りなくなってきた感もある。どうやら今後のアップデートで増えていくらしいのだけど、いつどのくらいのモンスターが増えるのか…。飽きが来る前に増えていくといいのだけど、どうだろうかなぁ。
  • 俺はいつになったらネルギガンテの宝玉を入手できるんだ。

基本、モンスターを狩って、そのモンスターから剥ぎ取った素材を元に装備を強化して、さらに強いモンスターを狩って…の繰り返しであることは過去作と変わらない。クロスを遊んだ時に、いい加減このシリーズにも飽きたなぁ…と思ったので、今作を遊ぶかどうかは直前まで悩んでいたのだけど、いざ遊んでみるとこれだけ満足できたのだから、クオリティの高さはさすがの一言だと思う。すでに十分すぎるほど元は取ったとは思うし、ここまでの感想は大満足の一言である。

この先いつまで遊び続けられるかは、今後のアップデート次第というか、今一緒に遊んでる人たちがいつまでこのゲームを遊び続けるか次第な気もしなくもないが…。周りにもっとゲーム好きが多かったらなぁ。

*1:経験上、1ヶ月間にゲームに割ける時間は100時間くらいが上限で、これを超えると日常生活や他の趣味に支障をきたすようになる。

*2:どっちかというと嫌な思い出としての印象だけどw

*3:記憶に残っているのだと、上位アンジャナフのブレスを直撃したり、ネルギガンテのダイブ攻撃をくらったり…。