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自分の趣味について書き散らかす雑記ブログ。

ファミコンバンド 14th Live!

2年半ぶりのFCBライブ!!!!もちろん今回も観に行きましたよ!過去、2年に1度のペースでライブが行われていたのに、13thの後音沙汰がなくなってしまったので、川崎の教育文化会館が使えなくなったことで本当に終わってしまったのだと思っていたのだけど…。

そんな中、昨年秋にこのツイート。

もちろんファンとしてはテンション爆上がりですよ!もうね、半年後が楽しみで楽しみで。

そして昨日、2年半ぶりのライブ当日。もうね、嬉しすぎる…。ライブの構成はいつもどおりの3面構成。予め発表されていた演目を観る限り、今回一番の楽しみは2面に集中してそうな感じだったのだけど、これが本当に素晴らしかった。楽しかった。以下、ざっと感想を残しておく。

1面はロックマンからのスタート。俺、昔からアクションゲームが苦手なので、ロックマンは全然遊んだことがなくて、なので音楽もほとんど知らないんだよね。でも、もちろんどんなゲームなのかは知ってるし、ネタになりそうなポイントもそれなりにわかっていたので寸劇は楽しめた。イエローデビルの再現、なるほどこうきたか…というFCB感満載で、ようやく観てる自分にもスイッチが入った感じ。

つづくコナミメドレイ。演奏はパロディウスとワイワイワールドがツボだった。寸劇のほうは、どういうゲームなのか知らなかったTOPGUNが秀逸だったなw あの演者、翌日筋肉痛になりそうだよな。

で、一旦休憩を挟んでの2面。いつも思うんだけど、あの少人数構成で演奏をしてる人たちは、少数精鋭の猛者って感じがするよな。おなじみの方々も多い気がするし。

最初のFCBのテーマは、きね子しかわからなかった。今回のクイズ対象だったのだが、演奏と寸劇でなんのゲームなのかすべて分かる人がいるというのが驚きだよな…。毎度のことながら、半端ない知識とゲーム愛を持った人の集まりなんだよなぁと実感する。

続いてのスポーツメドレイからの一連の流れが、今回のライブでは一番の見どころだった。ここの感想はTwitterでも書いてるんだけども。

キャプテン翼は、観る前から成功が約束されていたとうか、FCBとの相性が最高なのがわかりきっていたので楽しみにしていたのだけど、実際に腹を抱えて笑ってしまった。最高としか言いようがない。で、帰宅後に判明したのだけど、自分が初めてFCBライブを観に行ったときにもキャプ翼ネタをやってたんだよな。

全然記憶に残ってなかったのだけど、実はその印象が頭の片隅にこびりついていて、観る前から期待につながっていたのかもしれない。というか、8thでFCBの虜になった一因ってじつはこの寸劇だった可能性もあるよなw

スポーツメドレイでひとしきり笑い転げた後の麻雀もまた度肝を抜かれた。これは、自分の中で仮装大賞枠と呼んでる大人数寸劇で、過去に太鼓の達人や将棋でも驚かされた枠なんだけど、今年もその完成度たるや…!俺、麻雀をやらない人間なので、途中の過程をそこまで正確に理解できてない気がするのだけど、ラストの大三元で操作ミスをやらかしたというネタなのはわかった。ちゃんとオチをつける隙きのなさである。

ここまでですでに2面はお腹いっぱいになりつつあったのにこれでまだ半分。続くのはこれまたおなじみのコント枠。そう、12thで信長の野望ネタを持ってきた忌まわしき(?)コント枠である。今回のネタはバルーンファイト。先の展開がよめる親切設計なのに、ちゃんと笑いを取れるのがなにげに凄い。

そしてそして、今回の目玉の一つ、かまいたちの夜。前回のオホーツクに消ゆ同様、シーンごとにセットを変えるような構成なのかな?と漠然と思っていたら、なんとすべての部屋が予め舞台上に用意されているという。そう、全体を俯瞰できるような構成になっている!そしてネタバレ問題はどうするだろうかという心配も、初っ端からネタバレ全開で、まぁそりゃそうかと。もちろん基本セリフ無しのサイレント寸劇(途中主人公の考えがナレーションとして入るけど)。そしてアクションがキレッキレになっていく美樹本w 笑いと感心が交互に押し寄せてきて、FCBの懐の深さに改めて驚いてしまった。それにしても、あれだけ大掛かりな構成で、曲も次々と切り替わっていくような内容、さぞかし構成を考えるほうも演者も奏者も大変だろうなぁと思ったら、どうやら本番まで成功するかどうかぎりぎりだったらしい。でも本当にいいもの観ることができたな。

で、2面のトリを飾るルート16ターヴォw そう、まだこいつが残っていたのである!しかも今回の元ネタは鉄板中の鉄板、マザーである。曲の素晴らしさはもちろんのこと、寸劇ネタ(斜め歩き、テレポーテーションの助走とか)も、あの暑苦しいボーカルも含めて、これぞFCBの集大成的な締め方。ここまでさすがとしか言いようがない。

最後の3面、FF7の演奏時には、すでに私はお腹いっぱいだったので、かるく流す程度に。

FF7の演奏に関しては、落ち着いた曲調の演奏は素晴らしかったのだけど、序盤のバトル曲に関してはちょっと音量が大きすぎた(特に金管全般)というか、いまいちシンフォニーっぽさが感じられなかったのが残念だったのだけど、これは座席が前列5列目だったのが逆によくなかったのかもしれない。ただ、ラストのほうのセフィロスの曲には鳥肌がたった。個人的にボーカル曲ってゲーム音楽ではあまり好きじゃないのだけど、ライブであそこまで迫力のあるボーカルを聴くと印象が一変するよね。本当に圧巻の一言だった。

締めのボーナスステージでは、ロシア民謡サクラ大戦、そしていつものスペランカースペランカーの入りがいつもと違ってあれ?と思ったけれど、終わり方はやっぱりいつものスペランカー

…と、今回も大満足の4時間半。いやー、毎度のことながらこれだけの持久戦を最後まで走り抜く中の人たちにはいくら感謝してもし足りないですよね。本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。2面途中のMCで「20回まではやりたいね」的な発言が飛び出して会場も盛り上がったけれど、まずは次の15thが開催されることを願ってやみませぬ。

そうそう、今回は前から5列目という、舞台にかなり近い場所を抑えることができたおかげで、臨場感が半端なかったんだけど、中の人たちがメイジソマシーンと呼んでいるらしい(?)効果音装置の存在をしっかり把握できたのも良かったな。

過去のライブでも、2面でそれらしい装置を叩いていたのはなんとなく見えていたんだけど、今回は1面でもその存在を確認できた。てっきりシンセかなにかで音を出しているもんだと思っていたんだけど、ヴィブラフォンを叩きながら例のマシーンで音を出していたんだな…。

最後に、いつものように次回へのリクエストをざっくりと。まぁ、毎回書いてる曲はおんなじなんだけどさ。どれかしら通るといいなぁ…、無理だとは思うんだけど。

ファミコンゲームの定番ネタはだいたいやりつくたのでは?というような気もしていて、案外中の人もマンネリにならないような選曲に苦戦しているのではないだろうか。自分も初めてFCBを観た後は、あれもこれも観てみたい!というファミコンのタイトルが結構あった気がするけど、その望みは過去のライブでだいたい叶ってしまったような気もする。だからといってSFCやPS、セガハードの曲をメインにしていくのもちょっと違う気もするしなぁ…。いや、私はそれでも構わないのだけどw

あと、アーカイブ動画をもうちょっと公開してほしいなぁとも思ったり。まぁ、気軽に公開できない事情があるのかもしれないけれど…、時間が経つとどうしてもこの興奮が失われていってしまうので、振り返られるものがあると嬉しいのだよな。