マラザン斃れし者の書
昨年末、新宿のブックファーストをふらふらしてたら、1冊の海外ファンタジー小説が目にとまった。
- 作者: スティーヴン・エリクスン,佐伯経多&新間大悟,中原尚哉
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/07/10
- メディア: 文庫
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カバーイラストが目を引いたというより、帯に書いていた一言「アメリカで、『氷と炎の歌』シリーズと双璧をなすファンタジー」(記憶曖昧だけど)が決定的で、そこまでいうならちょっと読んでみるかと購入してみたのでした。
で、第1巻を暇な時にちまちま読んでいたのだけども…、これがいまいち面白くならない。登場人物が多くて、さらに視点キャラ次々に切り替わるというのがいかにも「氷と炎の歌」風ではあるんだけど、こっちはその視点切り替えに必然性というか説得力を感じないんだよなぁ。日本語訳もいまいちこなれてないし。
でも、「氷と炎の歌」も初めて第1巻を読んでた頃は、いまいち面白いと思わなかったし、けれど読み続けてたら大傑作だったという前例があるので、もう少し読み続ければおもしろさの恩恵にあずかれるのかもしれない。
というわけで、1巻目を読み終わったところで、続きも読むべきか悩み中。どうっすかなー…。