新刊の発売を首を長くして待っていた「竜との舞踏」、3冊分読了した。大雑把な感想はTwitterでつぶやいたとおり。
「竜との舞踏」読了。面白かったんだけども、原書の評判が極端に分かれてる理由もわかった気がする。新キャラが次々と登場するのはいいのだが、これだけ時間かけて物語がほとんど進んでいないじゃん!という不満はあるかもなー…。
2013-11-28 11:49:16 via web
そして終わり方が。まさかあのキャラがああなってしまうとは…的なストーリー展開は珍しくない話ではあるんだけど。それでも今までは主要キャラについてはそれなりに先が見える形で一区切り付けてたのに、今回はえらく中途半端なところで終わってしまった。
2013-11-28 11:51:41 via web
続きが1年後くらいに読めるならまぁまだ我慢ができるけど、おそらく新刊がでるまでまた5年くらい待たされるんだろうことを思うと、これはファンであればあるほど欲求不満になるよ…。
2013-11-28 11:53:17 via web
シリーズの一ファンとしては、やっぱり少々消化不良感の残る終わり方だったというか…。ジョンやデナーリスといった、シリーズのメインキャラがあんなことになったところで一区切りつけちゃうのはどうなのよ、と思うわけです。4部の時は、5部とセットということもあって多少中途半端でもしかたないなーと自分を納得させていたけど、今回の終わり方はよろしくないと思うのです。
ただ、終わり方への不満はあれど、話自体は面白かったし、前巻から長いこと待ったかいはあったと思う。4部では出番のなかったジョンやティリオンの活躍っぷりは当然として、新POVとなったサー・バリスタンやサー・コニントンのパートで新たに判明する狂王時代の話とか、物語の深まりはより大きくなったんじゃないかなぁと。まぁ、こういうサイドストーリー的な昔話のボリュームが増えた分、3冊消化しても物語がそれほど前進しなかった、という面もあるわけだが…。
壁や北部をめぐる状況のさらなる緊張感だったり、成長してきたドラゴンとデナーリスの今後だったり、もう一人のターガリエンの生き残りだったり、どこかに消えたジェイミーだったり…積み残しになった謎や展望の数々。当然話の続きが気になってたまらないわけだが、これまでの刊行ペースを考えると続きが読めるのはまた5年後とか考えるとなー…。マーティン先生にはぜひとも執筆を頑張っていただきたい次第。
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