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自分の趣味について書き散らかす雑記ブログ。

ABZUを遊んでみた

このところずっとモンハンワールドばかり遊んでいたんだけど、歴戦キリンの討伐に成功したあたりで若干熱が冷めてきた。とはいえ、飽きたというほどでもないので、今も連日コツコツ装飾品集めに勤しんでいるわけだけども。

ただ、積みゲーが増える一方で未着手のままな状況もアレなので、最近になってようやく他のゲームも遊び始めている。手始めに、ABZUという海洋アドベンチャーっぽいインディーズゲームをPS4で遊んでみた。

どんなゲームなのかは、この紹介ページの動画がわかりやすいかな?
www.jp.playstation.com

わたしはてっきり、Wiiの名作「フォーエバーブルー」みないなゲームだと思って手を出してみたのだけど、遊んでみると全然違ったのであった。良くも悪くも「風ノ旅ビト」のようなな雰囲気ゲーム。そりゃそうだ、開発元がおんなじわけだし。セリフが一切存在しないし、そもそもストーリーらしいストーリーがない。いや、周回プレイをしながら世界観を深く考察することはできるのかもしれない。でも、自分にはそこまで深く、この世界に入り込むことはできなかったので、つまりこのゲームはいったい何をしたかったのか理解できなかった。

序盤の印象はとても良い。操作方法に慣れるのにちょっとだけ戸惑ったけれど、水中遊泳しながら魚たちを眺めるだけで癒やされるのは、上述フォーエバーブルー的だ。色彩豊かで美しいグラフィック。数百匹もの魚の群れが水中をぐるぐる泳いでいる中に割り込んでいくさまとかは圧巻でもある。神殿みたいなエリアの神秘性もまた、この先何が待っているんだろう…というワクワク感を期待させる。でもなー、それだけなんだよなぁ。

そして中盤以降で現れる謎の正四面体のマシン群。不用意に近寄ると、謎の吸引力で引き寄せられて電撃ダメージを受けることに。急にSFチックになっていく世界観。これは…いったいどういうことなんだ?そのまま意味がわからないままステージが進み、エンドロールまで見届けたけれど、あのマシン群の意味は最後までわからず。考えるな、感じろ!ということなんだろうか。

たぶん「フォーエバーブルー」のようなゲームを期待していたスタート地点が良くなかったんだろうなぁとは思っている。自分の場合、初めて遊んだ時の好印象がピークだったので、なんだか人におすすめしづらいゲームでもある。癒やしや雰囲気の良さをゲームに求める人には一見の価値ありかもしれないけど、ゲームにカタルシスを求めるような人には合わないだろうな、とも思う。

そんなわけで、任天堂ハードでもソニーハードでも構わないので、どこかフォーエバーブルーの正統進化ゲームを開発してくれないものだろうか、という思いだけが強くなったのであった。HD化でもいいし、VR化でもいいですよ!

フォーエバーブルー - Wii

フォーエバーブルー - Wii