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付喪堂骨董店

↑で触れた「大審問官」のくだりを読み終わった後、頭を休める意味合いも込めて昨日購入したラノベ付喪堂骨董店」を手に取ってみる。これ、油断してましたが面白いです。ラノベを侮ってはいかんですね…。

アンティーク(この本での「アンティーク」は単なる骨董品ではなくて、特殊な能力を秘めた道具です)にまつわる4つの短編集になっているんですが、使い方によっては良い力にも悪い力にもなりえるアンティークに振り回される人間の描き方がとても巧いです。表紙絵や挿絵はいかにもラノベなんですが、ストーリーの組み立て方や雰囲気はかなりしっかりしてると思います*1。多分、普通の絵師がまっとうに漫画として描くとかなり人気の出るはなしだと思うなぁ。

なんとなくラノベというジャンルにはオタク臭さがあって普段は手を出しにくいんですが、それで敬遠されちゃっているならもったいないなと思う良作だと思います*2。続きもあるようなので、早速手を出してみることにしようかと。

付喪堂骨董店―“不思議”取り扱います (電撃文庫)

付喪堂骨董店―“不思議”取り扱います (電撃文庫)

*1:4つ目のサイフの話はノリが他とは違うけど、これはこれで全然ありですw

*2:逆に、ラノベだということで人気がある程度あるのかもしれんけど。