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自分の趣味について書き散らかす雑記ブログ。

2021年 BEST MOVIE!!

いやー、気がつけば、最後の更新から半年以上間が空いてしまいました。この間に、北海道移住を含めていろんなことがあったので、ブログのネタはけっこういろいろあったのだけど、数年おきにおとずれる長文を書くのが面倒くさい病が発症してしまい、今回はかなりのブランクに…。せっかく久々にブログを更新したので、これからはまたぼちぼち更新していきたいところ。

さて本題。毎年恒例の、鑑賞映画の年間ベストテン!といきたいところなんだけど…。なんと今年は、年間の映画鑑賞本数がついに10本を割ってしまいました*1去年も鑑賞本数が減ってしまったことを嘆いていたけど、今年はもうそれどころではないレベルである。映画鑑賞を趣味と言えるようなってから、ここまで映画鑑賞のモチベーションが上がらなかった年はなかったので、結構自分でもショックである。

なので、今年はベストテンではなく、ベストファイブという形でまとめたい。

  1. DUNE デューン 砂の惑星
  2. 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
  3. アイの歌声を聴かせて
  4. 最後の決闘裁判
  5. ミッチェル家とマシンの反乱
DUNE デューン 砂の惑星

圧倒的な映像力とSF世界観でぶん殴ってきた大作。デビッド・リンチ版は未見、原作小説も未読状態での鑑賞で、専門用語の理解にちょっと戸惑ってしまうところはあったけれど、あまり細かいことは気にせずに、SF映像の魅力に身を任せるだけで幸せな気持ちになれて、自分にはとても素晴らしい作品だった。しかし、ドゥニ・ビルヌーブは完全にSF映画専門家って感じになっちゃったな。個人的には大歓迎ではあるのだが…。

あとは、こういう作品の視聴にはスクリーンは大きければ大きいほうが良いと思うし、音響設備が整ってる環境が良いだろうことを思うと、やっぱりアイマックスであったり爆音上映とかで鑑賞したかったけれど、北海道に移住してそういう環境を望むのがとても難しくなってしまったのは、事前にわかっていたことではあるけど残念ではある。

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ

ロボット(ミリタリー)アニメとしての映像の完成度がとにかく素晴らしくて、鑑賞していて興奮しっぱなしの映画だった。特に市街戦とか、成層圏での戦闘とか、アニメでここまで臨場感を味わえるんだなぁ…とかなり驚いたのでした。久々にBDを買っちゃおうかなーとも思ったのだけど、比較的にすぐに配信が始まったこともあって、結局BDは買わず。家のTVで配信映像を視聴してみるとちょっと物足りない感じだったので、ここまでクオリティが高い映画はやっぱり映画館で観てなんぼだよなーとも思った。

アイの歌声を聴かせて

Twitterで、まったくクラスターがかぶらない人が3人ほどこの作品のことをべた褒めしていて、それで自分も鑑賞しにいったら、本当に良い映画だった。前半はけっこうベタな展開で、まーこんなもんなのかな?とか思っていたのに、終盤からの盛り上げ方が本当に素晴らしかった。惜しむらくは、口コミでもそこまで評判が広がらず、興収がそこまで伸びなかったことか。まぁ、自分も公開直後までこの作品のことを知らなかったし、宣伝が難しいタイプの映画だったのかもしれないけど…。

最後の決闘裁判

リドリー・スコット御大による時代劇。俗に言う羅生門スタイルの脚本をそつなく映画化。途中からなかなかヘビーな展開ではあったけど、ストーリー、演出、映像すべてとてもクオリティが高くて満足だった。

ちなみに、新千歳空港の映画館で観てきたのだけど、自分含めて客が二人しかいなくて(上映直前までは自分ひとりだった)、映画館事業で採算が取れているのかとても心配になったのであった…。自宅から近いという点でとても貴重な映画館なので、自分も少なからず売上に協力していきたい次第。

ミッチェル家とマシンの反乱

www.netflix.com

ほんの数日前に、映画好きの人と飲んだ時に教えてもらったアニメ作品。で、昨日観たばかりなのだけど、確かにとても良質な作品だった。物語はけっこうベタなファミリーものなのだけど、映像や演出が物語としっかり噛み合っていて完成度はかなり高かった。ただなー…、Netflixの宣伝方針の問題だと思うのだけど、日本ではさっぱり話題になっている感がないし、もちろん自分も人からオススメしてもらうまで知らなかったしで、こういう良作が埋もれてしまうのは本当にもったいない気はするよなぁ。

今年を振り返ってみると、映画館に行く頻度が落ちる→上映前の予告編映像を観る頻度も落ちる→興味を持つ映画が減る→映画館に行く頻度がさらに落ちる→…みたいなスパイラルに落ちていたこと、自宅でなかなか映画を観る気にならないという自分の問題も相まって、映画に対する興味が本当に低かった一年だった。もっと映画館に行かないと、というだけでなく、これだけ映画の配信がメジャーなった今、自宅でもっと映画を視聴できるよう、自分の意識をどうにか変えていきたい。来年はちゃんとベストテン選出に悩むくらいの映画は観たいです、うん。

*1:旧作込みで9本、劇場鑑賞数は4本