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自分の趣味について書き散らかす雑記ブログ。

2020年 BEST MOVIE!!

年末の恒例エントリー、鑑賞映画の年間ベストテン!…なのだけど、今年はコロナの影響でほんっとーに映画の鑑賞頻度が落ちてしまった。今年の鑑賞本数はなんと旧作込みでも19本、劇場鑑賞数にいたってはたったの11本である。まぁこの状況下で映画館に足を運ぼうという気にはなかなかならないし、自宅で映画を鑑賞する習慣がめっきりなくなってしまった現状、いたしかたのない状況ではあるんだけど…。

さて、鑑賞本数が少ないとはいえ、ベストテンは作れるくらい良い作品には出会っているのである!というわけど、まとめてみましたよ。どーん。

  1. フォードvsフェラーリ
  2. ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密
  3. ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー
  4. エクストリーム・ジョブ
  5. 栄光のマイヨジョーヌ
  6. 劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン
  7. ハーフ・オブ・イット 面白いのはこれから
  8. 1917 命をかけた伝令
  9. TENET テネット
  10. インサイダーズ 内部者たち

この数年ベストテンのチョイスは邦画やアニメが多めだったけれど、今年はほとんどがハリウッド映画。その多くはアカデミー賞関連楽で上半期(コロナ流行前)に観たものだけど、いずれもクオリティがとても高かった。以下、一言感想を。

フォードvsフェラーリ

いつまでたっても男の友情ものには弱いのです。ストーリーの良さは言わずもがな、車のエンジン音が聞こえてくるだけでわくわくしちゃうんだから、こればかりは仕方ないよね。

ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密

最近ミステリー映画を鑑賞して満足した記憶があんまりないのだけど、ナイブズ・アウトはとても良かった。これで脚本賞を取れなかったのは、相手が悪かったとしか言いようがないと思う。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー

なんというのかな…、高校生の青春ものに弱いのは日米問わずだったりして、こういうハリウッドの卒業パーティーを扱った作品についつい感情移入してしまうんだよね。主演の二人の凸凹コンビだけじゃなくて、脇を固める俳優たちもとても良かった。知らない俳優ばかりだったけど、数年後にはスーパーバッドみたいになってたりしてね。

エクストリーム・ジョブ

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口コミに惹かれて鑑賞してみたら、びっくりするくらい面白かった!韓国映画は、シリアスな映画よりも、こういう笑えて楽しめる映画のほうが自分には相性が良い気がする。脚本の良さに俳優陣も見事にこたえていて、本当に良い映画だった。

栄光のマイヨジョーヌ

栄光のマイヨジョーヌ Blu-ray版

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久々にロードレースのドキュメンタリー映画を観たのだけど、とても素晴らしかった。オリカ・グリーンエッジ(現ミッチェルトン・スコット)のチーム創立から、2016年のパリ~ルーベまでの間、どういう経緯でチームが立ち上がり軌道に乗っていったのかが描かれるドキュメンタリー。2016年のルーベ、ボーネンファンとしては、伏兵ヘイマンにまさかスプリントで敗れるとは思いもしなかったのが今でも印象的なレースだったのだけど、その裏側というか、オリカ視点でヘイマンがどういう過程でこのレースに挑み、そして勝利したのかがよくわかる内容になっていて、とても興味深い映画だった。ロードレースファンならぜひ。

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン

京アニにはこれからも良作を作り続けてもらいたいよなぁ…。

ハーフ・オブ・イット 面白いのはこれから

Netflixオリジナル作品ってあんまり相性が良くない気がしてるんだけど、ハーフ・オブ・イットはとても良かった。ブックスマートとかこの作品みたいな良作が作り続けられるところにアメリカ映画の懐の深さを感じてしまう。

1917 命をかけた伝令

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全編がワンカット風に撮影されたことで話題になった映画なわけだけど、まんまとその臨場感にしてやられました。

TENET テネット

ストーリーが難解すぎて、観ていて笑えてきちゃうくらいだったけど、それでも面白かったんだから尋常ではないよな。順行してる人と逆行してる人が同じ画面内でわちゃわちゃしてるインパクトといったらw そのうちもう一度じっくり鑑賞し直したい作品ではある。

今年鑑賞した映画を振り返りながら、やっぱり映画館に行かないと、映画に対する興味がどんどん薄れていくということがわかったので、また気軽に映画館に行けるようになってほしいなぁ…としみじみ思っている。じゃないと、映画鑑賞が趣味とは言えなくなってしまいそうな勢いである。こればかりはコロナ禍がどうなるか次第ではあるわけだけど、ほんと一日でも早く良い方向に向かってほしいよな。

過去の年間ベストテン記事はこちらから。