年末恒例、男の魂に火をつけろ!で開催されている映画ベストテン企画。今年のお題は「テン年代ベストテン」。ブログがさっぱり更新されなくなってたこともあって、今回のお題が発表されたときはちょっと安堵した。この企画を目にしないと、年末を迎えた気がしない(言い過ぎ)。
さて、そのテン年代ベストテン。いっときと比べると映画を観る本数が少なくなったとはいえ、自分の好みの作品はそれなりに抑えているつもりだし、毎年数本はお気に入り作品に出会うので、10本に絞り込むのはなかなか難しそうだ。実際に、自分がこの10年に鑑賞した作品リストを眺めながら、ベストテンを作成するのにはとても難儀した。悩んだ結果、こんなラインナップになりました。
- インセプション(2010年、アメリカ、クリストファー・ノーラン監督)
- ヒックとドラゴン(2010年、アメリカ、ディーン・デュボア/クリス・サンダース監督)
- 英国王のスピーチ(2010年、イギリス/オーストラリア、トム・フーパー監督)
- 桐島、部活やめるってよ(2012年、日本、吉田大八監督)
- 世界にひとつのプレイブック(2012年、アメリカ、デビッド・O・ラッセル監督)
- ラッシュ プライドと友情(2013年、アメリカ/ドイツ/イギリス、ロン・ハワード監督)
- 心が叫びたがってるんだ。(2015年、日本、長井龍雪監督)
- バーフバリ 王の凱旋(2017年、インド、S・S・ラージャマウリ監督)
- カメラを止めるな!(2017年、日本、上田慎一郎監督)
- スパイダーマン スパイダーバース(2018年、アメリカ、ボブ・ペルシケッティ/ピーター・ラムジー/ロドニー・ロスマン監督)
いつもベストテン企画に参加する際、無理にでも順位をつけていたんだけど、今回は順不同でお願いします。順位つけるの、無理!
インセプション
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- 発売日: 2015/11/03
- メディア: Blu-ray
ヒックとドラゴン
ヒックとドラゴン スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
- 発売日: 2018/02/02
- メディア: Blu-ray
人が人以外の生き物とコミュニケーションをとろうとする物語にもいろいろあるんだろうけど、ドラゴンという相手にある意味馬と同じようなアプローチで接することに成功するというアイデアが本当に好きです。特に、お互いが負ったハンデをお互いで補完し合うというのがとても良かった。なんかこの映画を観るたびに、無性にシービスケットも鑑賞したくなるんだよなw
英国王のスピーチ
- 出版社/メーカー: ギャガ
- 発売日: 2019/03/08
- メディア: Blu-ray
世界にひとつのプレイブック
- 出版社/メーカー: ギャガ
- 発売日: 2019/03/08
- メディア: Blu-ray
ラッシュ プライドと友情
スポーツ実話、ライバル物語、映像、キャスト、演出どれをとっても個人的なツボを突きまくりな、ほぼ完璧な作品。ロン・ハワード監督といえば、どんな作品もクオリティは高いけど、どこか無難にまとめちゃう印象があるんだけど、この作品の隙の無さは実に良い仕事だったと思うんだよな。心が叫びたがってるんだ。
シナリオ、キャラデザイン、アニメのクオリティ、そして声優の演技も含めて、ケチの付け所が全然なかった。どうやら自分は、ジュブナイルものがツボにくる傾向が高いらしい。そういえば、直近で遊んだ十三機兵防衛圏もそうだったしな。映画じゃないけど。バーフバリ 王の凱旋
- 出版社/メーカー: 株式会社ツイン
- 発売日: 2018/02/21
- メディア: Blu-ray
カメラを止めるな!
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2018/12/05
- メディア: Blu-ray
スパイダーマン スパイダーバース
スパイダーマン:スパイダーバース ブルーレイ&DVDセット(初回生産限定) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2019/08/07
- メディア: Blu-ray
以下、次点。悩みに悩んだ結果ベストテンから漏れた作品たち。
特にシン・ゴジラは最後まで悩んだのだけど、決め手になったのはBlu-rayで持ってるかどうかだったりする。ベストテンに残った作品って、みんな円盤で持ってる作品なんだよね。最近は映画を物理的に手元に残すことにあまり意味がなかったりするんだけど、それでも突き抜けて気に入った作品は、お金を出してでも*1手元に残したいという意識が働くらしい。
10年という期間で区切って、自分が鑑賞してきた作品を振り返ってみると、記憶に残る名作をたくさん観てきたんだなぁと改めて思った。それなりに長いこと映画鑑賞を趣味の一つとしてきて、最近は映画で心が揺り動かされることもなくなってきたかなー…なんて考えることもあるんだけど、振り返ってみるとまだまだそんなことないですね。また10年後、同じように10年間を振り返ってみて、いい映画とたくさん出会えて幸せだった!と思えるといいな。
*1:むしろ感謝の気持ちでお金を落としたいくらい