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ふしぎの国のバード

表紙絵に惹かれて読んでみた。最初の1ページで、あぁこれはハルタ連載漫画だなとわかる、森薫フォロワーな絵柄で、話が面白くなくても雰囲気だけで楽しめるかな?というのが第一印象。だったのだが…これは話も面白いよ。どうやら新人さんらしいけど、そんな感じをまったく受けない完成度の高さ。

主人公はイザベラ・バードという冒険家。イザベラが通訳を伴って、北海道に向かって縦断するというのが話しのあらすじ。1巻では日光滞在で終わってしまうんだけど、時代考証もしっかりされているようで、読んでいてとても説得力がある。読了後、ちょっと気になったんで検索かけてみたところ、イザベラ・バードって実在した人物で、明治時代初頭に本当に日本縦断をしているんですね。この時代、外国人が日本を旅するってこと自体がとてもめずらしい上に、実際にアイヌの人々にも会って、旅行記を本に残しているとのこと。そういう人がいたなんてまったく知らなかったよ!

というわけで、絵が綺麗なだけじゃなくて、読み物としても面白いし、作品自体の雰囲気もとても良いし、続きが楽しみになってきました。ほぼ月刊誌での連載ということを考えると、続きがでるのは早くても半年後とかになるんだろうけど、楽しみに待ちたいなぁと思います。おすすめ。