シェフ大泉をNetflixで観る
Netflixで、水曜どうでしょうの配信エピソードが増えていたので早速観てみた。シェフ大泉シリーズの伝説回らしい。
www.netflix.com
最初は、半年くらい待って*1たった4話だけかよ!と少しがっかりしたのだけど、いざみはじめてみると内容がめちゃくちゃ濃くてゲラゲラ笑ってしまった。料理を作ると見せかけて、野菜づくりや陶芸を経由する企画って、いかにも鉄腕ダッシュ的だなー*2と思いつつ、時期を考えるとこっちが元祖なんだろうか、やっぱり。
陶芸は、自分も趣味で続けているので、いきなり電動ろくろ回しても上手く作れないでしょwと思いながら観ていたら、ミスターの作った器が上手で驚いた。普通は安田さんのようになると思う。いや、ろくろに合わせて腕も回す人はそうそういないかw
22分×4話ということで、1時間半くらいでさっくり観終わってしまったけれど、オチを含めて実に楽しかった。どうせならシェフ大泉のほかのエピソードも観たいと思った。けど、次の配信まではまた間が開きそうだし、今までの傾向からすると他の人気シリーズから厳選されたエピソードになりそうな気もする。
もうね、毎月新しいエピソードを配信してくれてもいいんですよ、Netflixさん。
道民なら思わずニヤリとしてしまうラノベ「道‐MEN」
俺、有楽町・銀座エリアに立ち寄る機会があると、ついついどさんこプラザに寄って買い求めたくなる食べ物があるんだけどさ。これ*1。
この写真、ソフトカツゲン、コアップガラナ、ビタミンカステーラ、そしてやきそば弁当が写っている。道産子ならフフってなる食べ物ばかりだと思われる。幼い頃から親しんできた、懐かしの味というやつですな。北海道であればすぐに入手できるのだけど、東京にいると売っている場所が限られるので、機会がないと食べることができない。そう考えると、どさんこプラザの品揃えの豊富さは素晴らしいと思う。たまにカツゲンが品切れになっててがっかりすることもあるんだけど。
この、道産子には当たり前でも、内地の人には馴染みが薄いと思われる食品たち。まさかこの全てが登場する小説があるとは…。ラノベなんだけどw
道‐MEN 北海道を喰いに来た乙女 (ダッシュエックス文庫DIGITAL)
- 作者: アサウラ,柴乃櫂人
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2017/07/25
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
あらすじにさ、
北海道メシ喰いまくりながらのアクション超大作、堂々始動!!
ってあるから、北海道各地の美味しい料理が出てくる話なのかなと思うじゃないですか。で、読み始めてみると、まずは新千歳空港が舞台で、そこで美味しそうな食べ物がでてくるわけ。俺、空港でお土産を買うことはあっても、空港で料理を口をしたことってほとんどないよなー…と思って、今度帰省するときの参考にしよう!とか思いながら読み進めていたわけですよ。北海道を離れてかれこれ16年くらい経つし、最近の北海道のはやりとかも知らないので、こりゃ意外なところで最新のネタを仕入れることができるかも…なんて思ったりしてさ。
雲行きが怪しくなってきたのは、北海道の美味しい食べ物を渇望するヒロインに対して、主人公が連れて行くお店がびっくりドンキーだったところから。そりゃ、チーズバーグディッシュもカレーバーグディッシュも美味しいさ!俺だって、無性に食べたくなって池袋店とか戸田店とか田無店に足を運んだりするしさ。でも!いまさらびっくりドンキーの料理を美味しそうに描写されても、それはもう俺だって知っている!最新のネタでもなんでもないじゃないか。
そこから登場する北海道グルメは、上述四天王*2に、きびだんごであったり*3、セイコーマートであったり、みよしのであったり…。自分が子供だった頃からおなじみのメニューばかりじゃねーか…。目新しさとはいったいなんだったのか。なんてことはない、北海道あるあるをネタにしたラノベに期待する方向性を勘違いしていたのは俺だったのだ。
いや、道産子にはしっかり伝わるネタの数々に何度もニヤついてしまっている時点で、俺はこのラノベを気に入ってしまっているんだけどさw そしてこんな時間に、猛烈にカツゲンを飲みたくてうずうずしちゃっているんだけどな!あーもう週末に有楽町まで行くしかねーなぁ。以前は通勤途中に有楽町があったから便利だったんだけどなー…。
肝心の話が面白いと思うかどうかは個人差ありそうな作風ではあるんだけど、北海道に馴染みがあればあるほど楽しみが増えるネタ満載なんで、そういうのを求めている人には強くおすすめしたい。あ、逆に千葉県民や群馬県民は敵としてネタにされているので手を出さないほうが良いかも…w
ノーゲーム・ノーライフ ゼロを鑑賞した
とても良かった。原作ラノベのアニメ映画化としては最高の部類ではないだろうか。
ノーゲーム・ノーライフ 6 ゲーマー夫嫁は世界に挑んだそうです (MF文庫J)
- 作者: 榎宮祐
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / メディアファクトリー
- 発売日: 2014/05/25
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (3件) を見る
原作となったノーゲーム・ノーライフの6巻は、最初から映画化を想定していたかのようなストーリーで、本編とは異なり1巻で綺麗に話がまとまっていたので、もともと映画化しやすそうではあったけれど、それがクオリティにつながるかどうかは別の話だ。で、劇場版の制作スタッフは満額の回答を示してくれたように思った。
まー、そうは言っても、原作未読の人にはちょっと置いていかれる部分もありそうかなぁ…とも思った。あと、TVアニメシリーズでは、戦略ゲームがどう転がっていくかの頭脳戦と2chノリなギャグを楽しむ部分が多かったのに対して、劇場版では生き残りをかけたシリアスな話で、そこで描かれるのはどストレートな話ではあるので、TVアニメシリーズのノリを期待していた人はちょっと肩透かしをくらうかもしれない。
自分の場合、過去に原作を読んでいたので、あの話が劇場版アニメになったらさぞ映えるだろうなあぁという期待と、ビジュアルや世界観描写はTVシリーズでも洗練されていたと思っていたので、期待を裏切られることはないだろうと思いながらの鑑賞で、その完成度の高さに非常に満足したクチである。
原作ラノベもTVアニメ版も知らずに観た場合にどういう感想になるかはわからない。感動できる要素は多いと思うけれど、そもそもなぜあの二人が主人公なのかという点を理解しているかどうかで、感情移入の度合いも違いそうだし。それでもアニメとしてのクオリティが高いことにケチのつけようはないとは思うんだけど、どうだろうか。
なんとなく、原作やTVアニメを知らない人に向かって、すごく面白かったからオススメ!とは言いづらい作品ではあるんだよなー…。もったいないとは思うんだけども。なので、Twitterではなくこのブログでひっそりと絶賛しておくw
ツール・ド・フランス(2017年)雑感
今年も3週間にわたる熱い戦いが終わった。フルームが個人総合4勝目。今シーズンは大会前にほとんどリザルトを残していなかったこと、12ステージの激坂で他チームのエースから遅れをとったことから、今年のフルームには付け入る隙があるぞ…!?と思わせておきながら、その後の展開は盤石そのもの。特に、3週目に入ってからは、タイム差ほど危なっかしい印象のない勝ち方であった。最初と最後にタイムトライアルがあるというアドバンテージを最大限に活かした感じでしたね。それでも終盤まで1分以内に数名で争うという展開は、ツールでは珍しいので、最後まで楽しむことができたんじゃないでしょーか。
さて、個人総合争い以外でもいろいろ見どころはあったけれど、それをここでつらつら挙げたところで面白みはないので、例のごとく、贔屓チームであるクイックステップのファン視点で雑感を述べていきたい。
- なんと言っても、キッテルによるスプリント5勝というパフォーマンス。ミリ差のステージもあったけれど、ちょっとこれはどうやってもキッテルには勝てないんじゃないか…という圧倒的な勝ち方も多かった。トレインなんて必要なかったんや…!
- そもそもにして、ゴール前のトレインをまともに組めたチームが殆どなかった混戦っぷりに、チーム間の実力の拮抗を思う。こうなるとエースによる決め手勝負で勝負は決まる。そして今大会一番強かったのはキッテルだったということなんだろう。
- まぁ、最序盤でサガンとカヴェンディッシュが退場してしまったことの影響もあったんだろうけど。正直、サガンが万全の態勢であるかぎり、スプリント賞をサガン以外の選手が獲得するのは無理ゲーな感じなので、キッテルにとって今年はすごいチャンスだったんだけどなぁ…。落車からのリタイアは本当に残念であった。
- そしてダニエル・マーティンが超頑張った!山岳アシストがほとんどいないチーム状況で、中盤までの粘り方は観ていて熱くなったよ。ちょっと2週目で頑張りすぎたせいか、3週目で踏ん張りきれなかった感もあるけどな。もしリッチー・ポートの落車に巻き込まれていなかったら、もうちょっと楽なレース運びができたんだろうか、とか考えちゃうしな。正直、キッテルシフトのメンバーで、マーティンがここまでリザルトを残せるとは思っていなかった。すまん。
- ただ、これより上(表彰台)を目指すには、山岳アシストの存在は絶対に必要だと思われる。アラフィリップが怪我をしてなかったら、どんな結果になっていただろうか。来年、改めて楽しみにしたい。
- Jスポによる実況でもたびたび名前が出てきたけど、平地でのヴェルモートの牽引力がすごかった。こういうルーラーの活躍って、レース中盤までしか見る機会が少なかったりするけど、スタートからゴールまでライブ実況があると、チームを支える縁の下の力持ちタイプの選手にも脚光が集まって良いことだと思った。なにげに3年連続出場って、クイックステップというチームではかなり凄いことだと思うけれど、間違いなくチームとして手放してはいけない選手だよね。
- ジルベール、スティバル、トレンティンといった、過去にツールでステージ優勝をしたことのある面々は、スプリンターには分が悪い丘陵コースで勝ちを狙いたかったんだろうけど、ほとんどチャンスがなかったですね。サガンがビンディングを外しながらも勝ってしまった第3ステージ、マシューズが勝利した第14ステージなんかは、ジルベールも相当狙っていたと思うけど、パンチャーはみんなここを狙っていたし、勝つのは簡単じゃなかったですな。
- 元クイックステップ勢としては、総合2位フィニッシュのウラン、スカイのアシスト勢として目立っていた選手の一人クヴィアトコウスキーの活躍が良かったですね。思わず応援しちゃった。ウランは、マーティン以上に山岳アシストがいなかったにもかかわらず、最後までミスらしいミスをせずに最上のリザルトを残したのではないだろうか。クイックステップ時代にジロで総合2位フィニッシュした時も同じような状況だったし、山岳アシストがいるチームだったらグランツール勝てちゃうのでは…?まぁ、ことはそんなに単純ではないわけなんだけどさ。
- 逆に、マルティンの存在感の薄さがちょっと気になってしまった。2度あったTTで上位には来ていたけれど勝利はできなかったし、その他の見せ場といえば第15ステージで単騎逃げになったシーンくらいか…。カチューシャはクリストフがスプリントで見せ場をつくれなかった影響か全体的にさえなかったし、そんなチーム状況のなかで得意のTTで勝てずに終わってしまうと、本人も悔いの残る大会になってしまったのでは…。まぁ、移籍1年目からリザルトを残すのは簡単なことじゃないしね。
2週目までは、実に見どころ満載で、クイックステップファンで良かったなぁ…としみじみ思いましたね。そして3週目でガタガタと崩れ落ちていくのもクイックステップらしくて、これはもう諦観の念としか…w
他チームについてはここでは特に触れない。雑にまとめるなら、総集編Blu-rayを購入しようと思うほどの思い入れは残らない大会ではあったけれど、贔屓チームの活躍が多かったお陰でゴール前で盛り上がることができてそれなりに楽しかった、といったところか。有力選手のリタイアが多くなっちゃうと、消化不良感が残っちゃうのは仕方あるまい…。
続きを読むはてなブックマークからの引退
先日、久々にはてブのお気に入りユーザーの棚卸し*1を行っていると、長いことお世話になっていたはてブユーザーの更新が途絶えていることに気がついた。どうやら、はてブの旧UIが完全に利用できなくなってから更新が止まっているようだった。そういえば、はてなから、はてブのリニューアルにて旧UIが利用できなくなる旨の報告があった際に、ぼちぼち潮時か…みたいなコメントを残していたような記憶もあり、有言実行だったようだ。
自分と自転車や競馬ネタでブックマークがかぶることが多くて、勝手に戦友のような意識を持っていたので、このはてブからの引退にはけっこうさびしい気持ちになった。まぁ、SNSなんて、顔は知らないけれどなんとなく身近に感じていた人がふとしたきっかけにいなくなる代物なわけだし、しゃーないことではあるんだけどさ。
自分にとっては、はてブ(のお気に入り機能)は今でも強力なキュレーションサービスだし、代替品として機能しそうなキュレーションサービスは今のところ見つかっていない。ずっと不満に思っていたはてブの新UIについても、なんだかんだ使っているうちに慣れてきた、気がする。もし、はてブが急にサービス停止になってしまうと、当分の間とても不便に感じられるとも思うし。
それでも、そのうちはてブというサービスに嫌気がさしたり、価値を見いだせなくなる日がくるんだろうか。そうなったら自分だってはてブから遠ざかっていくんだろうけど、それは自分の価値観が変わった時ではなく、普段お世話になっているお気に入りユーザーがはてブからどんどん去っていった時な気もする。
はてブって一度便利さに気がつくとなかなか離脱しないサービスだと思うし、自分がお気に入り登録してるユーザーも利用歴がそれなりに長い人が多いので、急に利用者が減るとは思えないけど、1年とか2年とかのスパンで振り返ってみると、いつの間にかユーザーの質が変わっていた…!なんてことは十分あり得るのかもしれない。そうはならないで欲しいけど、今回のUIの改悪みたいなことが続くと、今後どうなるかはわからないしなぁ。
ソーシャルブックマークというサービス形態は、すでに完成されている気もするわけだけど、完成されているがゆえの変化の無さというか停滞感というものが、ユーザーにどういう影響を及ぼすものなのか。はてながブックマークサービスの旧UIを完全に切り捨てたことに、どういう意味があったのか。古参のユーザーほど、この決定に良い印象を持っていない気もするし、たぶんはてなの中の人だってそれを承知の上での決定だったんだろう。それは、このはてブというサービスに変化をもたらしていきたい、という意思表明だったんだろうか。
使い慣れているサービスほど、大きな仕様変更に対して受け入れがたい気持ちが先行してしまうのは、自分の頭が固くなってしまっただけなのか、なんてことも考えてしまうしね。せっかく完成されているものに余計なことはしなくても良いのに…なんて思ってしまうのは、長い目で見ると停滞後の衰退を呼び込むだけなんだろうか…とかさ。そんなことをつらつらと思ってしまったのであった。
とりあえず、競馬関連のブックマークが薄くなってしまったので強化を図りたいのだけど、都合よく変わりの人が見つかったら苦労はしないんだよなー…。
*1:お気に入りに追加したもののいまいち自分に合わないユーザーや、長い間ブックマークをしていないユーザーの削除作業
アライアンス・アライブをクリアした
ちまちまと遊び続けていたアラアラをクリアした。
- 出版社/メーカー: フリュー
- 発売日: 2017/06/22
- メディア: Video Game
- この商品を含むブログ (2件) を見る
クリアまで37時間ちょっと。ちょうどよいボリューム感であった。ゲーム自体は、自分にとっての古き良き時代(SFCの頃)のRPGの手触りをうまいこと調整して、3DSらしいゲームに仕上げたらこうなりました、という印象。感想としてはざっとこんな感じ。
- 難易度は簡単すぎず難しすぎずで、ちょうど良かった。ボス戦や一部の雑魚戦でなんどか全滅したけど、リトライが苦になるような感じではなかった。
- でもラスボスの全体攻撃にはイライラした。パーティーメンバー全員が混乱しちゃってどうしろっていうんだよ…。
- UIがとてもこなれていた。この手触り感、どこかで…とずっと気になっていたのだけど、開発元のキャトルコールがどういう会社なのかを知って、妙に納得した。そう、DSリメイク版のメタルマックスを遊んでた時の感覚と似ていたんだよ!
アライアンス・アライブの開発元であるキャトルコールって旧デコの開発チームが独立した会社で、DS版のメタルマックスも開発してると知って、妙に腑に落ちたというか納得した。ものすごく丁寧に、手触りの良いゲームを作るんだよなぁ。
— shaw (@hashimukai) 2017年7月5日
- キャラデザがとても好みだった。元のイラストも良いんだけど、それをゲーム用に3Dレンダリングしたキャラもとても良い。目がかわいいんだよなー。
- 推しメン(=フィールドの表示キャラ)はアーシュラ→ティギー→ビビアン→ロビンス→ビビアン。女性キャラがみんな魅力的だったな。
- ラスボス戦時のパーティーは、盾にバルバローザ、アタッカーにガリル、レイチェル、マチルダ、ヒーラーにアーシュラ。ロビンス以外はまんべんなく育てるようにしていたけれど、はやいうちに便利な技を覚えてくれたキャラが、やっぱりボス戦時では重宝したかな。
- ギルドタワーとギルドレベルの割り振りにはかなり悩んだ。中盤から印術と戦術ギルドのレベルを上げを優先してみたけれど、もうちょと図書ギルドを優先してもよかったかもしれない。ギルドタワーに関しては、マスター不足が深刻で、土地はあれど塔は建てられず…な状況になってしまったが、遊び方次第では全ての塔を建てることも可能なのだろうか…?
- シナリオは、まぁ、普通かなぁ…。中盤の盛り上がりは良かったんだけど、ラストがちょっと弱かったかも。
- キャラ同士の掛け合いがとても楽しかった。でも、群像劇っていうほど群像劇な印象はなし。
- マップが狭い、というかこじんまりしていた感じはあるかなー…。広ければ良いってわけじゃないんだけど。はやいうちに乗り物が出てくるからか、余計世界が狭く感じられてしまって、それが壮大さの欠如につながっている気はする。壮大さを売りにしたゲームでもないんだろうけど…、こう、こじんまりとまとまってしまった印象があるんだよなぁ。
- BGMは本当に最高だった。サントラ発売待ち。早くサントラでヘビーローテしたいっす。
アライアンス・アライブ オリジナルサウンドトラック ー武力調停ー
- アーティスト: 浜渦正志
- 出版社/メーカー: MONOMUSIK
- 発売日: 2017/08/18
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
ゲームの遊びやすさとか、導入部でのわくわく感とか、技をひらめいた時の爽快感とか、ゲームを楽しむ要素は多かったけれど、あまりにも予定調和な物語に感じられてしまったからか、クリアしちゃうとよく出来た良作って感想になってしまった。何をどうすれば良作以上の評価になるのかはわからない。良く言えば、とても丁寧に作られているゲームだけど、悪く言えば目新しさがない古臭さの残るゲーム、とも言える。まー、自分は前者に惹かれてこのゲームを遊んでいて、そこに満足はしているんだけどさ。
今の時代にこういうゲームがどこまで求められているのか、と言えば、ちょっとニッチなのかもしれないし、売上がそれを物語っているのがもの悲しくなるってのはある。もうちょっと売れてほしかったけどなー。
amazonでの評価はとても高いようだし、これから先じわ売れしてほしいけれど。この売上をみると、フリューが同じ路線のゲームを制作するのはもう難しいかもな…。
PS4とFF12を購入した
ついに買っちゃいましたよ、PS4を。過去、何度も何度も本体を購入するかどうか悩んできたのだけど、これでその悩みともおさらばです。購入するにいたったきっかけはと言うと、FF12のHDリメイクですな。FF12ってPS2時代のゲームなので、初期型PS3を持っていないかぎり遊びなおす術がなかったんだよね、ずっと。
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2017/07/13
- メディア: Video Game
- この商品を含むブログ (1件) を見る
というわけで、さっそくFF12を少しずつ遊んでいる。このゲーム、世界観とかシステムはとても良くできているんだけど、主人公キャラのはずのヴァン*1にいまいち感情移入できないのがネックだったのを初っ端で思い出したよ…。キャラ設定の問題なのか、声優の問題なのか。
あとは、すぐに選択を迫られることになるジョブ設定。これってオリジナルにはなかった要素だよね?俺の記憶だとライセンスボードは固定だったような…。どのキャラにどのジョブを選ぶのが良いのか、いったん悩み始めると全然結論が出てこない。結局おすすめジョブを調べてみたら、公式おすすめ(?)の組み合わせというのが見つかったので、もうそれですすめることにした。たしかにキャラごとのイメージとマッチしているしな。
それと、BGMのクオリティが上がっている気がする。もともと崎元&岩田さんコンビのファンなので、FF12のサントラも長いこと聴いてきたんだけど、PS4というハードに合わせた絶妙なアレンジ*2がとても良い。ただ、これはサントラとして聴いて良さを実感するというよりは、ゲーム中で耳にすることによる心地よさってのはありそう。リメイク版のサントラがBlu-rayオーディオという形で発売されているみたいだけど、購入するかは一旦ペンディングかなぁ。
FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE Original Soundtrack 初回限定盤【映像付サントラ/Blu-ray Disc Music】
- アーティスト: ゲーム・ミュージック
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2017/07/19
- メディア: Blu-ray Audio
- この商品を含むブログを見る
まだまだガンビットをどう設定するかで悩むような段階ではないし、そもそも仲間が全員そろってもいない序盤の序盤なのだけど、無理せずのんびりペースですすめていこうと思う。
続きを読む