マラザン斃れし者の書II
マラザン、第二部の「砂塵の魔門」も順調に読み進めて、ついに最新刊に追いついてしまった。こっから先は、1ヶ月毎の刊行スパンに合わせる必要があるのか…。この話、分かりにくい単語*1が多いので、間があくことでスムーズに読み進められる気があまりしないんだよな…。早川の本は、文庫を分冊化して出すときにいつも1ヶ月1冊ペースで刊行するけど、これはほんと勘弁してほしい。出版社側にも事情があるんだろうけど、読み手にはこれほど辛いことはないです。後でTwitterでリクエスト投げてみっかな。
で、肝心のお話についてまったく触れてないわけですがw 正直、退屈しないから読み続けてるけど、wktkするような展開でもなく、ほんとにこのまま読み続けて得るものがあるのだろうか…という半信半疑状態が続いてたりする。「砂塵の魔門」になって、1巻目は一気に読んだんだけども、2巻目はなー…。ただ、巻末のあとがきで、「ホニャララになるのはあの子です」という一文があり、「あの子」という表現が使われるキャラクタはそんなに多く無いし、ここまで何度かあった伏線的な内容を振り返るに、やっぱりあの子なんだろうか?とかね。次の巻では一気に話が進むんじゃないかと、少し期待を持っていたりする。逆に言うと、次の巻でもそんなに話が盛り上がらないようだと、第2部でこの小説とも縁を切ることも考えるかもしんないな。
というわけで、来月発売の次巻が個人的な試金石になりそう。さて。
- 作者: スティーヴン・エリクスン,佐伯経多&新間大悟,Steven Erikson,中原尚哉
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/12/10
- メディア: 文庫
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- 作者: スティーヴン・エリクスン,佐伯経多&新間大悟,中原尚哉
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2011/01/07
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*1:属とか族とかクランとか、グループ分けの単語がさっぱりアタマに入らない