下ネタという概念が存在しない退屈な世界
2年ほど前にこんな文章を書いた。
その後もシリーズは続き、本屋で表紙絵をみるたびに今回もひどいなwなんて思いつつ、実際に手にとったことはなかったんだけども…。恐るべきことになんとアニメ化決定!
いよいよ今期になって放送が始まったので、怖いものみたさでついつい1話目を録画して観てみたところ、これが意外と面白いじゃないですか。ヒロインの下ネタレベルが想像以上にはっちゃけてて、よくこれラノベで書いたな…という内容で、さらによくアニメ化の企画が通ったよな…という内容でもあるんだけど、話のテンポがよいのと、登場キャラ達の個性がなかなかしっかりしてるとので、気がつけばニヤニヤしながら観てたりして。おかしい、こんなはずじゃなかったのにw
そして。最新の4話まで見届けて、これまで読んでみようと思わなかった原作本をとうとうKindleでぽちってしまったのであった…げにまっことおそろしきアニメの影響力なり。で、1巻を読んでみると、アニメはかなり原作を忠実に再現してるんだよね。下ネタを笑いのネタとして延々垂れ流すだけじゃなくて、ちゃんと読み物として楽しめる内容になっている(と思わない人もいそうだけど)。この下ネタで気楽に笑える人は、意外と面白いと思えるんじゃないかなー。少なくとも今までこういうネタを漫画ではなく小説(それがラノベであっても)という形で接する機会はなかったので、今のところかなり新鮮だったりする。
まぁ、読み手は選ぶと思うので、他人にオススメしようとは思わないけどなw
- 作者: 赤城大空
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