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自分の趣味について書き散らかす雑記ブログ。

どん兵衛の英語表記

つい先日、こんな話題が少しバズっていた。
www.donbei.jp

どん兵衛のうどん、お湯を注いだ後10分待つと違う食感になっておいしくなるらしい。普段はそば派の私は、どん兵衛でも滅多にうどんを食さないのだけど、こんな特設サイトまで作られるくらいなんだから試してみる価値はあるんでしょう。一度は自分でも試してみたいですね。

さて、本題はそこではなくて。上記サイトにアクセスした時、なぜか違和感が。なんだろう、この違和感と思ってしばし考えてみたところで、あぁ、ドメインだなぁと行き着く。そう、「どん兵衛」のドメインが「donbei.jp」なのですよ。どんべい。

そこはどんべえじゃないの?と思って、英語(というかローマ字)でどんべえってどう表記するのか考えてみる。「donbe」「donbee」「dombee」…。うん、どれが正しいのかもわからないし、いずれにしてもなんとなく締まりが悪い気がしなくもない。

もしかしたら「~兵衛」という名称は「…bei」と表記するのが一般的なのかもしれないし、もっと別の問題に起因するのかもしれない。別の問題として真っ先に思い浮かぶのはドメインが取得できなかった問題だ。さっそくwhoisを引いてみる。

http://whois.jprs.jp/?key=donbei.jp
登録者はもちろん日清で、登録年月日は2001年。とても息の長いドメインになっている。

http://whois.jprs.jp/?key=donbe.jp
現時点(2015/12/21)の登録者は「株式会社デジタルキューブ」で、まったく関係のなさそうな会社が保有している。Aレコードが設定されていないのでWEBサイトのホスティングには利用していないようだけど、MXレコードは設定されているので、メールアドレス目的で活用しているのかもしれない。

http://whois.jprs.jp/?key=donbee.jp
登録者は「酒菜屋 どんべえ」。山形の酒菜屋らしく、WEBサイトもある。ドメインの登録日は2013/02/22だけども、このドメインがそれまでまったく使われていなかったとは考えにくいので、前登録者が何かしらの理由で手放し、それを今の登録者が利用しているのでは?と想像できる。

http://whois.jprs.jp/?key=dombee.jp
登録は個人名義の模様。donbe.jpと同様、Aレコードは設定なしでMXレコードは設定されているので、メールアドレス目的の取得かな?

ここからわかること。

  • どん兵衛ブランド用のドメインとして現在利用しているdonbei.jp自体は15年にわたって利用している。
  • 他の類似ドメインを日清は保有していない。

WEB展開を検討した当初からdonbei表記で統一していたのかもしれないし、本当は類似ドメインを保有したかったけど、その時点で第三者がおさえていて泣く泣くこのドメインにした可能性も考えられる。ドメイン情報って、現時点の登録情報は誰でも確認できるけど、過去のある時点での情報って検索しようがないはずなので、真相はわからない。

と、結局結論らしい結論は特にないのだけども…w というか、beeで終わると蜂を連想してどんびーになっちゃうし、donbeだとどん兵衛という響きにいまいちつながらないから、消去法でdonbeiになったんでね?という説が濃厚な気がしなくもないなと、ここまで書きながら思った。

ただ、ちょっと思ったこととして。これまでドメインをブランドとして活用する場合、目的のドメインだけじゃなくて類似ドメインもまとめて取得することが多かったはずだ。しかし、最近WEBといえばブラウザからアクセスすることよりもスマホ経由でアプリからアクセスすることが多くなってきてるし、ドメインというものが直接目に見える形で使われることが減ってきているとも言えるので、以前ほどドメインを囲い込む必要性もなくなってきてるのかもなぁ…なんてこともちょっと思った。まぁ、どん兵衛ドメインはそれ以前の問題だとは思うんだけどさw

どん兵衛って海外展開する時、どういう表記になってるんかなぁ…。