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自分の趣味について書き散らかす雑記ブログ。

新人研修を思い出した

ホッテントリで、俗にいう貿易ゲームが話題になっていた。
togetter.com

これ、俺も前職の新人研修でやったなぁ…。前職といっても、転職してからもう15年くらい経っているし、当時のことはだいぶ忘れてしまったのだけど、新人研修のことはなんとなく覚えているのが不思議といえば不思議だ。

たしか新人研修前に、同じ部署の先輩方から「研修は思いっきり体育会系のノリだから大変だよ」というアドバイスがあったんだよね。疑似ボート漕ぎとか大声発声とか、そんなのをやらされると。でも、実際に研修が始まってみるとそんなノリではなくて、名刺交換とか電話応対とか、社会人向けのマナー研修としてはまっとうな内容だった*1。その締めくくりで貿易ゲームが実施されたのだけど、過去にこういうゲームをしたことがなかったのですんごく楽しかったんだよなぁ。だから今でも覚えているんだろう。

とはいえ。前職の同期はやたらと高学歴が多くて、こういうゲームでもその地頭の良さってのがはっきり現れるのにはまいった。基本的なゲーム内容は上述のまとめで触れられている通りなんだけど、途中で英会話以外禁止というシチュエーションになってさ。周りのメンバーはみんなエンジニア採用だったわけだけど、半数以上のメンバーが英会話というシチュエーションをそれほど苦にしていなくて、そんな中英語が苦手な自分はいったいどうしたらいいんだと。そもそも、英会話制限がなくても他チームとの交渉でたいしたこともできず、俺はあの場で何を考えることができて、何をチームにもたらしたのか、今思い返してもなにもできなかったような気がする。

で、やっぱり機転がきく人間ってのは必ずいるもので、1位2位のチームとそれ以下のチームでは最終的なスコアがずいぶん離れていたような記憶がある。その勝因がどんなものだったのかはさっぱり覚えていないけど。

自分はそれほど学歴フィルターといったものを持っていないほうだとは思うんだけど*2、自分に対してのコンプレックスはやっぱりあって、新人研修で受けた洗礼というか学歴コンプレックスは若干尾を引いたような気もする。まぁ、本職がプログラマーであり、文系出身者も多い部署だったこともあって、研修が終わってプロジェクトに配属されてからは学歴があまり関係なかったのは自分にとっては大変ありがたかった。そうは言っても新人として入社してから2年足らずで転職したのは、まわりに優秀な同期が多い中、肩身の狭さを感じてしまっていたのは少なからずあるんだろうな…。

なんてことをつらつら思い出して、ちょっとアンニュイな気持ちになったのであった。前職の同期たちとも接点がまったくなくなってしまったけど、みんな元気にやってるんかな。

*1:どうやら部のトップが外資出身の方に変わったおかげで、方針転換がされたおかげらしかった。

*2:職場の同僚の出身校とか全然覚えてないしな