今朝、目覚めてからスマホをみると、知人から「実家大丈夫?」とのメッセージが入ってた。はて?なんのことだろう。関西で大暴れした台風がそのまま北上して、北海道もえらいことになっているんだろうか?と思いながらネットを確認してみると。北海道で震度6の地震が、という文字が目に入ってくる*1。しかも、震源地が安平、厚真のあたりという。実家のそばじゃん!
急ぎ連絡を入れてみると、地震の揺れはひどかったけど、被害はそれほどでもないというレス。でも、地震のあと停電が続いているのが不便だと。そりゃそうだろう。ただ、安否の確認が取れて安心できたのでようやく会社に出社した。
出社後、改めて地震関連のニュースを確認していると、停電の影響が震源地付近だけじゃなくて、全道規模であることを知る。どうやら、震源地付近の苫東厚真の火力発電所が停止した影響が全道各地の発電所に波及して、機能不全になってしまったとのこと。そんなことも起こり得るのか…。
日中はもんもんとしながら仕事をしていた。地元には、実家だけでなく付き合いの長い知人だっているのだ。FacebookやLINEなんかでみんな無事だということは伝わってくるけど、停電の復旧はなかなか進まないらしく、夕方頃になってようやく何人かから電気がついた!という報告が入ってきた。ただ、今この時間になっても、停電のままの地域のほうが圧倒的に多いらしい。
自分自身の仕事に関係することで言えば、さくらインターネットの石狩IDCのことも心配だ。自分も開発に関わったWEBシステムもいくつか石狩リージョンを利用していたりする。さくらインターネットのアナウンスによると、48時間分の自家発電は可能らしい。さすがにそれだけの備えがあれば心配不要かなーなんて思っていたのだけど、停電復旧の見込みがなかなか明らかにされないので、じりじりと不安が高まっていく。東京IDCに一時退避することも考えたけれど、皆考えることは同じなわけで、東京IDCでの新規申し込みが一時停止してしまった…。場合によっては明日一日はとても忙しくなるかもしれない。まぁ、被災地の方々と比べると大したことじゃないわけなんだけどさ。
それにしても自然災害が続くなぁ…。地震、台風や大雨による水害、それに猛暑。今日、Twitterでこんなネタを目にしたけど、まさにてんこ盛り状態なわけで…。
爺「あれは平成最後の年の事じゃった…」
— てつるん (@tetsuya_winwin) 2018年9月6日
家族「(また始まった)」
爺「40度を超える圧倒的猛暑、200人超の死者が出た未曾有の豪雨、大阪での大地震、主人公金足農業、台風21号による関空沈没、北海道大地震…」
家族「(いくらなんでも盛りすぎでしょ)」
家族「(絶対あれ色々混ぜて覚えてるわよ)」
後年になって、平成最後の夏を思い出して、あの年は異常だったのぅ…で済めば良いんだけども。