いつものようにはてブをチェックしていたところ、こんな文章を目にした。11月上旬のことである。
ん?キリカの新刊?まぢで??
後日、杉井先生が自身のTwitterアカウントでもつぶやいていた。なんと2冊同時ですってよ!
ということで大変長らくお待たせしましたが『生徒会探偵キリカ』シリーズ、2冊同時発売で再開します。
— 杉井光 (@hikarus225) 2019年11月19日
すっかりツイートを目にする機会がなくなっていたので、ぼちぼちフォローを外しちゃおうかな…なんて思っていたところだったのだけど、こうやって新刊情報があるとツイートがあるみたいなので、うかつにアンフォローも出来ない。
さて、発売日は12月2日とのこと。先のツイートを目にした時点から2週間後のことだ。もうすぐではないか!?amazonで予約も始まっていたのでそのままポチってしまう勢いだったのだけど、今更紙の本にこだわる必要もないかと思い、Kindle版を予約購入することにした。
- 作者: 杉井光
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2019/11/28
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
天才美少女生徒会長が教える民主主義のぶっ壊し方 生徒会探偵キリカ 番外 (講談社ラノベ文庫)
- 作者: 天王寺狐徹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2019/11/28
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
そして本日。そろそろ寝るかーと思いながら、なんとなくGmailの新着メールをチェックしていると。Amazonからご注文の確認メールが届いていた。メールを開いてみると、生徒会探偵キリカS1のタイトルが記載されている。あれ、発売日って12月に入ってからじゃなかったっけ?Amazonで買い物をして、konozamaの刑をくらうことはあってもフライングは記憶にない。はて…と思いながらAmazonの商品ページを開いてみるも、やっぱり発売日は12月2日と書いてある*1。これはいったい…?念のためKindleアプリを確認してみると、そのままダウンロードが始まり、本を読むことも可能になった。
キリカがたまたまそうなのか、それとも他の本も同様なのか。気になったので同じレーベル(講談社ラノベ文庫)の他の本を確認してみると、発売日が12月2日になっている別の本も、Kindle版がすぐに購入できるようになっているようにみえる。
なので、事情がよくわからないのだけど、1冊だけたまたまフライング可能になっている運用事故というわけではなくて、同じレーベルの新刊が、Kindle版の先行発売をしているように思われる。これ、なにげに凄いのでは…?
今では読書の98%くらいをKindleに頼っている身にしてみれば、最近になって小説も紙とKindle版が同時発売されることが少しずつ増えてきた実感はあるのだけど*2。それでもKindle版が先行して発売されるケースは全然記憶になくて、今かなり驚きながらこの文章を書いている。
これが、今月だけたまたまなのか、実はこのレーベルでは結構前からそうなのか、業界的な流行りなのか、それともいつのまにかこういう動きが活発になりつつあるのか。そこまで調べる気力がないので実情がわからないのだけど、個人的には大歓迎である。まぁ、小説の電子書籍は漫画ほど売れてはいないようだし、それなのに電子書籍化を前倒しにするメリットがそれほどあるように思えないから、あまり期待はしていないんだけど…w