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ラノベのテンプレ問題

※ このエントリー、10月中旬に一度書きかけて、そこから長いこと寝かせてしまった結果まったく鮮度のないネタになってしまった…のだけど、もったいないので今になって書き上げた次第。

10月に入って、こんなツイートがTLに流れてきた。

どうやら、今期のラノベ発のアニメの1話があまりにも似通っていて、テンプレもすぎるのでは?という流れの模様。

自分もそれなりにラノベ読みなので、3つくらいなら挙げられるのでは?と思ったのだけども、まっさきに思い浮かぶラノベシリーズはたいていどれかにひっかかる*1。ネタにしては良問だw

さて、読書メーターにて自分の読書履歴を遡ってみると、以下の作品がすべての条件を満たしていそうだ。その解釈はちょっとずるいのでは?というもありそうだけども、そこは気にしない。いずれも、個人的にとても評価しているラノベだったので簡単に紹介してみようと思う。

東京レイヴンズ

ゆえあって陰陽師を目指すことになった主人公が、仲間たちと切磋琢磨しているうちに、大きな運命と立ち向かうことになり…という王道アクション。アクション描写がキレッキレなだけじゃなくて、序盤から仕込まれていた伏線が一気に回収される1部の終盤とか、めちゃくちゃ面白い。アニメのクオリティも高し。

なれる!SE

新卒で入社した会社は実にブラックなIT企業。配属部署の上司(ヒロイン)もまたわけありそうで…。IT企業ならではの現実味あふれる難題が次々と襲い掛かってくるなか、問題解決に悪戦苦闘しながらエンジニア(?)として成長していく主人公を描く。例の設問では、「両親のどちらかが登場する」がかなり微妙だけど、たしか実家に帰省した時にモブキャラとして登場してたような…。

この恋と、その未来。

理不尽な3人の姉たちから逃げるように、実家から遠く離れた高校に入学した主人公。その高校の寮で同室になった相手は、性同一性障害を抱えた少女だった…というところから始まる恋と青春の物語。いちおう学園ものなのだけど、学校行事よりも、寮やバイト先、休日の出来事なんかが話のメインだったりするので、謎部活ハーレムや生徒会には(今のところ)ひっかからない。

WORLD END ECONOMiCA

軌道エレベーターが実用化され、月面都市に富が集まるようになった未来、その月面都市で、株取引によって成り上がることを夢見た主人公と数学の天才少女が、最初こそいがみ合いながらも、いつの間にか株取引で成功するようになってゆき…。実在に起きた金融危機をモチーフに、主人公の成長とボーイ・ミーツ・ガールを描く。「両親のどちらかが登場する」が微妙だけど、主人公が一度大きく挫折した時にモブキャラとして登場したはず。あと2部のヒロインが思いっきり財界人令嬢だけども、メインヒロインはハガナということでw

青春ブタ野郎シリーズ

「思春期症候群」と呼ばれる、思春期特有の謎の症状がまれに発生する世界。主人公もまた、この症候群に振り回された人生をを送っている。そんな中、なぜか図書館にバニーガール姿をした美少女が現れて…。1巻ごとにメインヒロインがかわり、描かれる症状もそれぞれなんだけど、みんな良い味だしててとても面白い。最新刊の5巻が特に秀逸で、思わず涙が止まらなくなったしな…。家庭の事情もあり主人公は部活動と無縁であり、かつ今のところ生徒会がらみのイベントもなし。

以下2作品も、ラノベというカテゴライズに含まれるのか微妙だけども、全ての条件を満たしているように思う。

大日本サムライガール

大日本サムライガール1 (星海社文庫)

大日本サムライガール1 (星海社文庫)

先の問題の条件を満たしている=テンプレ作品とは一味違うと言うことはできそうだけど、逆に上述ラノベで現時点でアニメ化されているのは1作品だけと考えると、テンプレからはずれることでメディアミックスされにくくなるという面も否定出来ないよな。つまり、テンプレ作品にはそうするだけの需要があるってことなのか…?

*1:学園もの、異世界もの、ハーレムものは軒並みアウトだよね