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自分の趣味について書き散らかす雑記ブログ。

今日のお仕事

だいぶ前からセットアップをすすめていた、VMware playerを使った開発環境の構築にやっと目処がついた。長かった…。

VMware playerのインストールは簡単で、仮想OS(今回はFedora core 5)をインストールするのも簡単だったわけだが、苦労したのはそこから先のネットワーク関連の諸設定。自分への備忘録かねて、一応メモっておこう。

VMware playerの設定ファイル
たぶんデフォルトのままだとBrowser-Appliance.vmxになるはずだが、必要に応じて「generatedAddress」を書き換える必要があるかも。はっきりと覚えていないけど、インストールしたOSから見たイーサネットデバイスの情報*1とこの設定ファイルの情報が異なると、ネットワーク経由で仮想OSにアクセスできないかもしれない。嘘情報だったらスマン。

Fedora core 5でsambaを設定する
Windows上から、samba経由で仮想OSに接続できると、個人的に作業効率が非常に上がるので必須設定なのだが、Fodora core 5をインストールした後、いくらsambaの設定を追加しても、Windowsのexploreから接続できない…。これは、sambaの設定よりも、Fedore coreの4以降(だよね?)から標準で有効になっているSELinuxで引っかかってしまっている可能性が大。その場合は、セキュリティ関連の設定で、SELinuxのポリシーからsamba項目を見直しましょう。

Fedora core 5のRPMを使ってPostgreSQLを起動する
最後にぶち当たった壁が、RPMのPostgresの起動失敗。postgresql.confの設定を修正しないといけない可能性があるので、その辺を見直しましょう。まずはpgstartup.logをみて、何がエラーかを確認したうえで、必要に応じてpostgresql.confに手をいれる方向で。ちなみに私がつまずいた箇所は「listen_addresses」の部分でした。初期設定'localhost'だと「名前またはサービスが不明」と起こられてしまうので、IPアドレスを設定したら起動の問題はクリアできた。この辺は、VMwareや仮想OSのネットワーク設定との兼ね合いもありそうだけど、知識不足でどうもよくわからない…。あと、Postgresが起動してもDBへの接続ができない場合は、pg_hba.confの設定を見直すべし。

インストールする仮想OSの種類によって、発生する問題も変わるんだろうなぁ。Linux環境構築でしか私には使い道がないんですが、そのLinuxに対するスキルがまだまだ足りないから、違うディストリを使おうと思ったらまたいろいろ悩むに違いない…。でも、手軽にいろんなLinux環境を作ることができるというメリットは計り知れないし、良い勉強になると思うので、今後はがしがし使っていく予定。

*1:Fedore core 5の場合、ネットワーク設定→起動中デバイスの編集→ハードウェアのデバイスのマックアドレスを確認してみる。